高画質なグラフィックや臨場感あふれるゲーム体験が楽しめるPlayStation 5(以下、PS5)。長時間プレイしていると、ふと「電気をどれくらい使っているの?」「電気代は高い?」と気になった人もいるでしょう。これから購入予定の人も、毎日のように遊びたいなら、月々のコストが気になってくるものです。
そんな疑問を解消すべく、この記事ではPS5の消費電力について解説。モデル別の電気代の目安やNintendo Switch 2など他ゲーム機との比較、節約術までわかりやすく解説します。
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PS5の消費電力はどのくらい?電気代は?モデル別に紹介
PS5は3つのモデルに大別できます。ディスクドライブを搭載した「通常モデル」、ディスクドライブ非搭載で価格を抑えた「デジタル・エディション」、そして映像の美しさや処理能力が向上した「Pro」で、それぞれ消費電力が異なります。
そんなPS5の電気代は「消費電力(W)÷ 1,000 × 1日の使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)」という式で算出可能。以下3モデルの電気代を見ていきましょう。
今回は、電力量料金単価は電力会社・電気料金プランによって異なるので、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)を用いて試算します。

編集部
カタログ記載の消費電力は「最大消費電力」であり、常にその電力で稼働しているわけではありません。実際には使用状況によって消費電力が変動します。今回の試算は、あくまでも参考程度にとどめてください。
通常モデルの消費電力と1時間/1日/1カ月の電気代
PS5は2023年11月に改良されています。現行の通常モデルである「CFI-2000A」は、基本性能や機能こそ旧型の「CFI-1200A」と変わりませんが、30%以上も小型。ディスクドライブも着脱可能な「Ultra-HD Blu-rayディスクドライブ」となりました。
しかし、現行モデルでも消費電力は変更されていません。
モデル | 消費電力 | 電気代 | ||
|---|---|---|---|---|
1時間 | 1日(3時間) | 1カ月(30日) | ||
350W | 10.85円 | 32.55円 | 976.5円 | |
1日は3時間、1カ月は30日で試算。
通常モデルの電気代は1時間あたり約10.85円、1日3時間のプレイで約32.55円。1カ月(30日)では約976.5円と、1000円以下に収まっています。
なお、PS5の型番はホーム画面から[設定]>[システム]>[システムソフトウェア]と選択することで確認できます。
デジタル・エディションの消費電力と1時間/1日/1カ月の電気代
PS5のデジタル・エディションは、ディスクドライブ非搭載の完全デジタル対応モデル。ソフトはすべて「PlayStation Store」で購入してダウンロードします。ただ、必要に応じて後から別売りのディスクドライブを装着することも可能です。
こちらも2023年11月に改良されており、旧型の「CFI-1200B」と現行の「CFI-2000B」に分かれます。さらに、2025年11月には日本市場向けに仕様をカスタマイズした日本語専用モデル「CFI-2200」が発売されました。この3つはじゃっかん消費電力が異なります。
モデル | 消費電力 | 電気代 | ||
|---|---|---|---|---|
1時間 | 1日(3時間) | 1カ月(30日) | ||
340W | 10.54円 | 31.62円 | 948.6円 | |
350W | 10.85円 | 32.55円 | 976.5円 | |
1日は3時間、1カ月は30日で試算。
旧型の消費電力は340W、スリム型と日本語専用モデルの消費電力はともに350Wです。通常モデルとディスクドライブの有無は異なりますが、電気代については大きな差はありません。
Proの消費電力と1時間/1日/1カ月の電気代
2024年11月に発売されたProは、映像美と高いフレームレート(1秒間の動画を構成するフレームの値)を両立させるハイエンドモデル。4Kテレビでシャープな映像を楽しめるほか、フレームレート最大120fpsの滑らかな動作をサポートします。
本体内部ストレージも通常モデルの1TBに比べて、Proは2TBと大容量です。以下、気になる消費電力を見てみましょう。
型番 | 消費電力 | 電気代 | ||
|---|---|---|---|---|
1時間 | 1日(3時間) | 1カ月(30日) | ||
390W | 12.09円 | 36.27円 | 1,088.1円 | |
1日は3時間、1カ月は30日で試算。
PS5の中では最高峰のモデルだけあり、消費電力もモデル内では最大の390W。電気代は1時間あたり12.09円で、1カ月となると約1,090円です。ただ、そうは言っても通常モデルと比較すると月に100円程度の差になります。

ENEOSでんきは、地域の電力会社と比較すると電力量料金単価が割安に設定されています。電気使用量が多い家庭ほどお得に利用できるプランです。いくらお得になるか電気料金シミュレーションで確認しましょう!
PS5と他のゲーム機の消費電力を比較
PS5は高性能なパーツを搭載していますが、旧世代機や競合機、ゲーミングPCと比べて電気代は高いのでしょうか? 通常モデル/デジタル・エディションの現行型であるCFI-2000と、ProのCFI-7100で比較してみました。
PS4の消費電力・電気代と比較
2013年11月に発売されたPlayStation 4(以下、PS4)は、高い描写力と処理性能で、家庭用ゲーム機として広く普及しました。PS5と同じく発売後に改良を受けており、小型・軽量化された「CUH-2000」型が登場しています。
以降もCUH-2200などが発売されましたが、2000番台の消費電力はすべて一緒。一方Proも改良型が登場していますが、初期の「CUH-7000」と改良型の「CUH-7200」で消費電力が異なります。
ゲーム機 | モデル | 消費電力 | 電気代(1時間) |
|---|---|---|---|
PS5 | 350W | 10.85円 | |
390W | 12.09円 | ||
PS4 | 165W | 5.12円 | |
300W | 9.3円 |
通常モデルのCUH-2200は消費電力が165Wで、1時間あたりの電気代は約5.12円。ProのCUH-7200は300Wで約9.3円です。
PS5と比較するとPS4の消費電力は控えめ。特に通常モデル同士で比べると倍近くも異なります。ProもPS5のほうが電気を使いますが、通常モデルほどの差はありません。
いずれにせよ、ロード時間の短縮やグラフィックの向上といった性能アップに伴って、どちらも必要となる電力が増えているのです。
Nintendo Switch 2の消費電力・電気代と比較
2025年6月に任天堂から発売されたNintendo Switch 2は、携帯機としての利便性を維持しつつ、7.9インチの大画面と高い処理性能を兼ね備えています。据え置き専用機であるPS5と比べると、その消費電力は驚くほどわずかです。
ゲーム機 | モデル | 消費電力 | 電気代(1時間) |
|---|---|---|---|
PS5 | 350W | 10.85円 | |
390W | 12.09円 | ||
Nintendo Switch 2 | 19W | 0.59円 |
TVモードでのプレイ時でも消費電力は約19Wに抑えられており、1時間あたりの電気代は0.59円程度。PS5の10.85円と比較すると、約18分の1という圧倒的な省エネ設計です。
本格的な映像美を追求するPS5と、効率性を重視するSwitch 2という、コンセプトの違いが消費電力にも表れています。

編集部
Nintendo Switch 2はゲームプレイ時の消費電力は約19Wですが、メニュー表示時は約8W、スリープ時は「有線インターネット接続の維持」のON/OFF設定により、約5W/約0.5Wに変動します。
Xboxの消費電力と電気代
Xboxはマイクロソフトの家庭用ゲーム機、現在は第4世代のSeries XとSeries Sが販売されています。
Series Xは高スペックで、ディスクドライブ搭載のフラッグシップ機。4K解像度やレイトレーシング技術を活用したゲームを楽しむことができます。一方、Series Sはコンパクトなデジタル専用のエントリー機という位置づけです。
ゲーム機 | モデル | 消費電力 | 電気代(1時間) |
|---|---|---|---|
PS5 | 350W | 10.85円 | |
390W | 12.09円 | ||
Xbox | 74W | 2.29円 | |
154W | 4.77円 |
Xboxはどちらも「アクティブなゲームプレイ」時。
アクティブなゲームプレイ時の消費電力は、Series Xが154W、Series Sが74W。カタログスペック値で見ると、電気代はPS5より低めとなります。
ただし、PS5側は最大消費電力を使った試算であり、測定条件が異なるため、あくまで参考比較としてください。
ゲーミングPCの消費電力と電気代
究極のグラフィックやカスタマイズ性を求めるならゲーミングPCが選択肢に入りますが、消費電力の面では最もコストがかかる可能性があります。
ゲーム機 | モデル | 消費電力 | 電気代(1時間) |
|---|---|---|---|
PS5 | 350W | 10.85円 | |
390W | 12.09円 | ||
ゲーミングPC | ハイスペッククラス | 750~800W | 23.25〜24.8円 |
ハイエンドクラス | 1,000W | 31円 |
高性能のCPUとGPUを搭載したハイスペッククラスのPCでは、消費電力が750~800Wに達することも珍しくありません。ハイエンドクラスは1000W級となり、中にはそれ以上のモデルも。
これらと比べるとPS5の電気代は1/2〜1/3程度。家庭用ゲーム機とは思えないクオリティでありながら、消費電力は効率的に抑えられていることがわかります。
ゲーミングPCの電気代について詳しく知りたいならこちらもチェック!
ゲーミングPCの電気代はいくら?スペックごとの電気代比較と節約方法を解説ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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PS5の消費電力が高くなる理由
PS5をプレイしていて「思っていたより電気代がかかっているかも」と感じる場合、いくつかの要因が考えられます。ハードウェアの設計だけでなく、ユーザーの設定や遊び方によっても消費電力は変動するので要注意です。
高負荷なゲームをプレイしている
要因の一つは、プレイしているゲーム自体の“負荷”です。4K解像度やレイトレーシング技術をフルに活用した最新のオープンワールドゲームなどは、本体のチップをフル回転させるため、消費電力が大きくなります。
また、設定でフレームレートを優先させる「パフォーマンス優先」を適用させている場合も、描画回数が増えるため負荷が増加。さらに長時間の連続プレイは高負荷な状態を維持するため、電気代を押し上げる原因となります。
レストモードの設定が最適でない
PS5には、電源を完全に切らずに待機させる「レストモード」があります。すぐにゲームを再開できたり、バックグラウンドでダウンロードを行えたりと便利ですが、設定次第では待機電力が膨らみます。
例えば、レストモード中に「USB端子に電源を供給する」を有効にしていたり、「インターネットに接続する」を有効にしてレストモード中にゲームのダウンロードを行ったりすると、通常よりも消費電力が上がります。
便利な機能ではありますが、使わない機能はオフにするなど、設定の最適化が必要です。
PS5で遊ぶ際の電気代を節約する方法
ゲーム体験の質を落とさずにコストを削減するには、いくつかの工夫が必要です。PS5のユーザーができる節約方法を紹介します。
- 電力会社・電気料金プランを乗り換える
- 省エネ機能を活用する
- 遊ばないときはプラグを抜く
- テレビの明るさや音量を落とす
- こまめに掃除する
電力会社・電気料金プランを乗り換える
「ゲームを遊ぶ際は電気代を気にしたくない」というのが多くのPS5ユーザーの本音ではないでしょうか。効果が大きく、かつ手間がかからない方法が電力会社・電気料金プランの乗り換えです。
電気の使用量に応じる「電力量料金」の単価が安くなれば、ゲーム機だけでなく家全体の電気代を無理なく抑えることができます。
ENEOSでんきは、電気使用量が多い人ほど地域の電力会社よりお得になりやすい料金設定が特徴。ゲームのプレイ時間を削ることなく、電気代を減らせる可能性があります。例えば、「FPS(1人称視点のシューティングゲーム)」や「MMORPG(大規模多人数型のオンラインRPG)」などを好んでプレイする方は大きな恩恵を得られるでしょう。
省エネ機能を活用する
PS5本体の設定を見直してみましょう。「省電力プレイ」を有効にすると、状況に応じて動作性能が自動で調整され、電力消費を抑えられます。
また、レストモードに切り替わる時間も設定しておくこと。PS5を一定時間操作しないまま設定した時間になると、自動的にレストモードに切り替わります。

編集部
レストモード中にコントローラーや周辺機器を充電しておきたいなら、USBへの給電を「常に」から「3時間」、あるいは自動調整の「適応」に設定しておきましょう。無駄な電力を抑えることができます。
遊ばないときはプラグを抜く
長期間旅行に出る際や、数日間プレイする予定がないときは、コンセントからプラグを抜いておきましょう。主電源を切っていても、わずかながら待機電力は消費されています。他の家電と合わせて実践してみてください。
ただし、PS5の場合は完全にシステムを終了してから抜かないとデータの破損に繋がる恐れがあります。必ずコントロールセンター(PSボタン)から「PS5の電源を切る」を選択し、終了させましょう。
テレビの明るさや音量を落とす
意外と盲点なのがテレビの消費電力です。50インチクラスの大型液晶テレビで輝度を最大にしていると、それだけで100W以上の電力を消費します。
画面の明るさは適切に設定すること。画面の明るさを1割程度下げるだけでも年間で約581円の節約になります。また、「明るさセンサー」など明るさの自動調整機能が付いているなら、積極的に利用しましょう。同様に音量も必要以上に大きくしないことが大切です。
こまめに掃除する
PS5本体のお手入れも節電に有効です。吸気口や排気口にホコリが溜まると、内部の熱を逃がしにくくなり、冷却ファンがフル稼働。ファンを回すのにも電力が使われるだけでなく、内部温度の上昇によって効率も低下し、結果的にムダな電力消費が増えます。
1週間に一度は表面のホコリを拭き取り、数カ月に一度はカバーを外して専用のダストキャッチャーを掃除するなど、風通しの良い状態を保ちましょう。
また、テレビも掃除を長期間しないままだと、機能に悪影響が出ます。特に画面は静電気でホコリを寄せ付けやすいので、明るさを維持するためにも定期的にホコリを拭き取ってください。
ニーズ別PS5の選び方
これからPS5を購入しようと考えている方は、消費電力だけでなく、本体価格やソフトの運用コストも含めたトータルバランスで選びましょう。自分のプレイスタイルに合わせて、最適な1台を見つけてください。
- コスト重視ならデジタル・エディション「日本語専用モデル」
- ソフト代を抑えたいなら通常モデル
- 画質にこだわるならPro
コスト重視ならデジタル・エディション「日本語専用モデル」
初期費用を最小限に抑えたいなら、デジタル・エディションの「日本語専用モデル」が最適です。利用言語が日本語に限定されますが、基本的なゲーム体験は他モデルと変わりません。
消費電力はスリム型と同等ですが、2026年5月時点のメーカー希望小売価格が55,000円(税込)と全モデルの中では最もリーズナブル。浮いたお金をゲームソフトや周辺機器に回すことができます。
ソフト代を抑えたいなら通常モデル
「出費を抑えながら多くのソフトをプレイしたい」という人には、ディスクドライブ搭載の通常モデルがおすすめです。パッケージ版であれば、遊び終わったソフトを中古ショップに売却したり、逆に中古ソフトを安く購入したりできます。
希望小売価格は97,980円(税込)とデジタル・エディションより高いですが、新作を次々と遊びたいユーザーにとっては節約につながるかもしれません。
画質にこだわるならPro
最新の技術を詰め込んだProは希望小売価格が137,980円(税込)で、かつ消費電力も高いモデルですが、費用に見合うゲーム体験を提供してくれます。
4K解像度かつ高フレームレートの安定した両立が期待できるのはProならではの強み。電気代よりも、没入感や視認性の向上を最優先したいコアゲーマーにおすすめです。
PS5の消費電力を抑えて賢くゲームを楽しもう
PS5は驚異的なグラフィックを実現するために相応の電力を必要としますが、モデル選びや設定次第で、コストを抑えながら遊ぶことが可能です。
もし長時間のプレイで電気代の増加が気になるのであれば、日々の節電と合わせて、電力会社・電気料金プランを見直すのがよいでしょう。ENEOSでんきの「Vプラン」は電気を多く使う方におすすめです。
実際に電気代が節約できるか、ぜひ電気料金シミュレーションで確かめてみてください。
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