ノンフライヤーの電気代は高いって本当?節約の方法やガスやオーブンとの差を徹底比較

油を使わずにサクッとした揚げ物が作れるノンフライヤーは、ヘルシー志向の方を中心に人気が高まっている調理家電です。しかし、「消費電力が1,000Wを超えるものが多いし、電気代は大丈夫?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、具体的な電気代の目安からガスコンロやオーブンレンジとのトータルコスト比較、さらには今日から実践できる5つの節約術までをわかりやすく解説します。

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ノンフライヤーの電気代の目安はいくら?

ノンフライヤーは、揚げ物だけでなく、焼き・蒸し・低温調理など幅広く使える調理家電です。

サイズはメーカーにより異なりますが、一般的な容量は4〜5Lです。人気のノンフライヤー「COSORI」であれば、2L(コンパクトで少量調理向け)、3.8L(1〜2人分の料理)、4.7L(3〜5人分の料理、まとめ調理)、6L(大きめ食材の調理、パーティー向け)と、さまざまなサイズあるため、ご家庭にあったものを選ぶとよいでしょう。

今回は、3〜5人分の料理づくりに最適な「COSORI PRO LE 4.7L ノンフライヤー」(消費電力1,230W)を例に電気代をお伝えします。

計算式は以下のとおりです。

消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)=電気代(円)

たとえば、15分間使用した場合の電気代は次のように求められます。

1,230(W)÷1,000×0.25(h)×31(円/kWh)=9.53円

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

以下では、さらに調理時間ごとの電気代を詳しく見ていきましょう。

調理時間別のノンフライヤーの電気代の目安

調理内容によって使用時間は変わります。調理時間別の電気代を以下の表にまとめました。いずれも、COSORI PRO LE 4.7L ノンフライヤー(消費電力1,230W)で算出しています。

使用時間

用途例

電気代の目安

5分

揚げ物の温め直し

3.18円

15分

メイン調理(唐揚げ、エビフライなど)

9.53円

30分

ロースト調理(ローストビーフ・チキンなど)

19.07円

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

唐揚げをつくった際の電気代目安は9.53円、じっくり30分のロースト調理を行っても電気代は約19円です。日常の唐揚げやエビフライといったメイン調理であれば15分程度で済むケースが多く、1回あたり約10円で調理できることがわかります。

毎日1回15分使ったとしても、1カ月(30日)の電気代は約286円(9.53円×30日)と家計への負担は限定的です。

ノンフライヤーの電気代が高いと言われがちな理由は?

「ノンフライヤーは電気代が高い」と感じてしまう背景には、消費電力の数値が関係しています。ノンフライヤーの多くは消費電力が1,000Wを超える設定になっており、ドライヤーやヒーターのような「電気を大量に消費する家電」と同じ印象を持ちやすいのです。

しかし、電気代は消費電力だけで決まるわけではなく、使用時間が大きく影響します。ノンフライヤーは庫内がコンパクトな上に熱風を高速で循環させる構造のため、短時間で食材にしっかりと火を通すことが可能です。

つまり、1,000Wを超える消費電力があっても使う時間が短く済むことから、結果的に電気代は抑えやすいという特長があります。記載されている消費電力量の数字だけで判断せず、1回あたりの使用時間を含めたトータルで考えることが大切です。

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ノンフライヤーとガス・オーブン調理のトータルコストを比較

ここでは、鶏の唐揚げ400gの調理を想定し、ノンフライヤー・ガスコンロ・電子レンジのオーブン機能の光熱費(電気代・ガス代)+油代を比較してみましょう。

調理法

電気代・ガス代の目安

油代の目安

トータルコスト

ノンフライヤー(15分)

電気代:9.53円

0円

9.53円

ガスコンロ(15分)

ガス代:8.51円

60円

68.51円

電子レンジのオーブン機能(30分)

電気代:17.83円

0円〜20円

17.83円〜37.83円

  • ノンフライヤーの電気代は、COSORI 4.7Lノンフライヤー(消費電力1,230W)で算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

  • ガスコンロはリンナイ「ザ ベーシック ビルトインガスコンロ」の13A都市ガスを参考に、中火2.10kW出力で算出。

  • ガス代は162円/m³で計算。平成29年版 ガス事業便覧 平成28年度実績 供給約款 料金平均(合計平均)を45MJに換算 小数点第一位を切り捨て(税込)。 

  • 油代はサラダ油約400円/1,000gで、鍋底から3cm程度(約450g)を3回再利用する想定。1回あたりの消費・劣化分150g×0.4円/g=約60円。

  • オーブンレンジの電気代は、シャープ RE-SD18C(消費電力1,150W)で算出。

ガスコンロのガス代だけを見ると安く感じますが、揚げ物に不可欠な油代を加算するとトータルコストは約68.51円になってしまいます。

ノンフライヤーとガスコンロの差は1回あたり約59円です。月に10回揚げ物を作る家庭であれば、ノンフライヤーを使うだけで月間約590円、年間では約7,000円の節約につながります。

このように、「電気代・ガス代+油代」のトータルで考えると、ノンフライヤーは最もコストパフォーマンスに優れた調理法であることがわかります。

ノンフライヤーを使うことのメリット

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ノンフライヤーの魅力は、電気代の安さだけにとどまりません。日々の調理をより快適にし、環境にもやさしいさまざまなメリットがあります。ここでは、代表的な3つのポイントを紹介します。

  • 油を使用しないため、掃除や片付けの手間が省ける
  • 廃油が出ないので環境にやさしい
  • ガスコンロと比較してキッチンの温度上昇を抑えて冷房効率が上がる

油を使用しないため、掃除や片付けの手間が省ける

ノンフライヤーの大きな利点のひとつが、調理後の片付けが格段にラクになることです。

通常のガスコンロでの揚げ物は、大量の油を使うためコンロ周りへの油はねや床のベタつきが避けられず、調理後に鍋や油の処理・キッチンの拭き掃除といった手間がかかります。

ノンフライヤーであれば油をほとんど使用しないため、こうした後片付けの負担を大幅に減らすことが可能です。使用後はバスケットや網を食器用洗剤で洗うだけで済むので、忙しい日でも手軽に揚げ物メニューを楽しめます。

廃油が出ないので環境にやさしい

揚げ物調理で使い終わった油の処理は、家庭における悩みのひとつです。廃油を排水口にそのまま流してしまうと、水質汚染の原因となるだけでなく、排水管の詰まりを引き起こすこともあります。

自治体のルールに従い、油を固めたり紙に吸わせたりしてから廃棄する必要があり、手間もゴミも増えてしまいます。

ノンフライヤーは油を使わない調理方法のため、廃油が一切発生しません。日常の料理を通して、無理なく環境への負荷を減らせる点は、サステナブルな暮らしを意識している方にとっても嬉しいポイントでしょう。

ガスコンロと比較してキッチンの温度上昇を抑えて冷房効率が上がる

夏場にガスコンロで揚げ物をすると、ガスの炎や高温の油によってキッチンの室温が一気に上がり、不快なだけでなくエアコンの冷房効率にも悪影響を及ぼします。

室温が上がるほどエアコンの負荷が大きくなり、余計な電気代がかかるという悪循環に陥りがちです。

ノンフライヤーは火を使わず、熱を本体内部に閉じ込めて調理するため、キッチンへの放熱を最小限に抑えられます。調理中の室温上昇が少なくなることで、夏場のエアコンの電気代を間接的に節約できるメリットも見逃せません。

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ノンフライヤーの電気代を節約する5つのコツ

ノンフライヤーの電気代はもともと高額ではありませんが、ちょっとした使い方の工夫でさらに節約効果を高めることが可能です。ここでは、今日からすぐに実践できる5つのコツを紹介します。

  • 食材の切り方を工夫する
  • こまめにメンテナンスを行う
  • 食材の詰め込みすぎは避ける
  • 市場連動型プランの場合は使用する時間帯を工夫する
  • 電力会社を見直す

食材の切り方を工夫する

ノンフライヤーで調理する際、食材のカット方法を少し工夫するだけで加熱時間を短縮でき、電気代の節約につながります。

具体的には、肉や野菜を小さめに切ったり、薄くスライスしたりすることがポイントです。が小さく薄いほど中心部まで熱が早く伝わるため、ノンフライヤーの稼働時間を短く設定しても十分に火が通ります。

こまめにメンテナンスを行う

ノンフライヤーの電気代を節約する上で見落としがちなのが、日頃のお手入れです。バスケットの網目やヒーター部分に油汚れや焦げ付きが蓄積すると、熱風の循環効率が低下し、食材に火が通りにくくなります。

その結果、調理時間が余計にかかり、電気代も上がるという悪循環に陥ってしまいます。使用後は毎回バスケットをきちんと洗い、ヒーター周辺に付着した汚れも定期的に拭き取って清潔に保ちましょう。

常に新品に近い状態をキープすることで、ノンフライヤー本来の熱効率を維持でき、無駄な電力消費を抑えられます。

食材の詰め込みすぎは避ける

一度に多く調理したいからと言って、バスケットに食材を詰め込みすぎるのは逆効果です。ノンフライヤーは高温の熱風を庫内で循環させて加熱する仕組みのため、食材同士が重なり合って隙間がなくなると、空気の通り道がふさがれて加熱ムラが生じます。

中まで火の通らない部分が出てくると、追加の加熱が必要になり、余計な電気代がかかってしまいます。

使用する時間帯を工夫する

電力会社の電気料金プランのなかには、時間帯で電力量料金単価が異なる「時間帯別プラン」、JEPXの市場価格に連動して30分ごとに単価が変動する「市場連動型プラン」を提供しているところがあります。

このような電気料金プランを契約している場合は、電力量料金単価が安くなる時間帯を狙ってノンフライヤーを使うことで、同じ調理時間でもよりお得に調理ができます。

タイマー機能が付いている機種であれば、単価が割安な時間帯にあわせて調理を予約しておくのもよいでしょう。

電力会社・電気料金プランを見直す

ノンフライヤーの使い方を工夫するだけでは節約に限界がありますが、電力会社や電気料金プランを自分のライフスタイルに合ったものに見直すと、電気代の削減につながります。

電気代が気になっている方は、まず現在の契約内容を確認し、自分に合った電気料金プランは何か比較・検討してみるのが良いでしょう。

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ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ノンフライヤーの電気代の仕組みを正しく理解して賢く節約しましょう

ノンフライヤーは消費電力が1,000Wを超える製品が多いため「電気代が高いのでは?」と不安に思われがちですが、調理時間が短い分、1回あたりの電気代は非常にリーズナブルです。

電気代・ガス代に油代を含めたトータルコストで見ると、ガスコンロやオーブンレンジよりも経済的な調理法でもあります。

ぜひこの記事を参考に、家計にやさしくヘルシーな食卓を楽しんでください。電気代が気になる場合は電力会社・電気料金プランの乗り換えを検討しましょう。ENEOSでんきに乗り換えるといくらお得になるのかシミュレーションができるので、ぜひ使ってみてくださいね。

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