電気自動車(EV)は自宅で充電できると安い?必要な設備や設置費用の目安なども解説

電気自動車(EV)を所有している、または購入を検討しているなら「自宅で充電するにはどうすればよい?」「費用はどれくらい?」「工事が必要?」と気になっている方も多いでしょう。

そこで今回は、電気自動車の自宅充電についてカーライフ専門家の綱島剛さんに教わりました。自宅充電の必要な設備からメリット、導入時の注意点、費用の目安、自宅充電の費用を抑える方法などをわかりやすく紹介します。

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本記事内アドバイザー 綱島剛さん
本記事内アドバイザー 綱島剛さん

カーライフ専門家。自動車ライター・編集者。某住宅情報誌の副編集長を務めながら、車や住宅、防災など生活に関わる記事を制作。最近ではキャンピングカーの情報発信も

電気自動車(EV)の自宅充電に必要な設備

電気自動車(EV)を自宅で充電するには、専用の充電設備が必要です。自宅用の充電器は大きく分けて「コンセントタイプ」「ケーブルタイプ」「スタンドタイプ」「V2H」の4種類。それぞれ得意・不得意があるため、駐車スペースの環境や予算、用途に合わせて選ぶことが大切です。

自宅用の充電設備の比較

項目

コンセントタイプ

ケーブルタイプ

スタンドタイプ

V2H

充電能力

コスト

給電機能

×

×

×

コンセントタイプ

コンセントタイプは、自宅の壁などに電気自動車用のコンセントを設置するタイプ。車載の充電ケーブルを利用するのが特徴です。 

構造がシンプルなので、4種類の中で最も導入費用が抑えられます。毎回ケーブルを付け外しする手間がかかるのが難点でしょう。

使用する電圧は交流200VAC200V)で、出力は3kWほどが一般的。100V用のコンセントもありますが、出力が0.61.2kW程度にとどまるため、充電に丸1日近くかかることも。実用面を考えれば200V対応モデルが無難です。

ケーブルタイプ

ケーブルタイプは、壁に取り付ける本体にケーブルが内蔵されているタイプ。「壁掛けタイプ」などと呼ばれることも。

本体からケーブルを伸ばして車に挿すだけで充電が始められる手軽さがメリット。一方で、導入費用はコンセントタイプより高くなるのがデメリットでしょう。

電圧はコンセントタイプと同じ交流200Vですが、出力は3kWに加えて6kWも選べます。当然6kWならコンセントタイプより充電時間を大幅に短縮できるのが利点です。

スタンドタイプ

スタンドタイプは、自立式のスタンドに充電器を設置するタイプ。壁から離れた場所にも設置できるので、自由にレイアウトできるのが特徴です。駐車スペースが住宅から離れている場合でも、充電設備を導入できます。

本体のデザインもバリエーションは比較的豊富で、住宅の外観に馴染むモデルを選びやすいのもポイント。ただし、基礎工事が必要な分、設置費用はケーブルタイプよりさらに高くなる傾向にあります。

使用する電圧および出力は、ケーブルタイプと同じく交流200V3kW 6kW。充電ケーブル一体型のモデルが多いため、使い勝手もケーブルタイプと同様です。

V2H

V2Hは「Vehicle to Home」の略で、電気自動車と自宅の双方向に電気をやり取りできるシステム。車を充電するだけでなく、車に貯めた電気を自宅に供給することもできるのが魅力です。

出力は310kWと幅広く、高出力モデルなら充電時間も他の設備より短縮できます。ただし、導入コストは4種類の中で最も高額。加えて、V2Hに対応した車種でないと機能を活かせないのもネックです。

導入費用が大きいので、「車と家の電気を一体で管理したい」「太陽光発電と連携させて蓄電池代わりに使いたい」など明確な目的がある方向けの選択肢と言えるでしょう。

綱島剛さん
綱島剛さん

国産の電気自動車はV2H対応車種が多いものの、海外メーカーでは対応するモデルはわずか。輸入車の電気自動車を所有、ないし購入を検討しているなら、事前に対応の有無を確認しましょう。

電気自動車(EV)を自宅で充電するメリット

自宅で電気自動車(EV)を充電するメリットは、コスト・利便性・安心感の3点に集約されます。具体的には次のとおりです。 

  • 充電費用を抑えられる
  • いつでも気軽に充電できる
  • V2Hなら災害対策になる

充電費用を抑えられる

自宅充電の主なメリットとして、充電費用を抑えられる点が挙げられます。

では、具体的にどれくらいコストが安くなるのか? 国産メーカーの電気自動車3車種を自宅で充電する場合と、東京電力グループが運営する充電スタンド「e-Mobility Power」を利用する場合で、1回あたりの充電費用を比較してみましょう。

今回は、計算をわかりやすくするため、バッテリー容量の0→100%で試算。自宅の充電費用は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価の31/kWhを使用し、外出先の料金はe-Mobility Powerの「急速・普通併用プラン」で急速充電を利用した場合の料金をもとに算出します。

自宅と充電スタンドにおける充電費用の比較

車種名

グレード・仕様

バッテリー容量

電気代

自宅での充電(6kW

外出先の充電(50kW)

ホンダ N-ONE e:

e:G
e:L

29.6kWh

917.6

ビジター:1,954
会員:977

トヨタ bZ4X

G

57.7kWh

1788.7

ビジター:3,808
会員:1,904

Z

74.7kWh

2315.7

ビジター:4,930
会員:2,465

日産 アリア

B6

66kWh

2,046

ビジター:4,356
会員:2,178

B9

91kWh

2,821

ビジター:6,006
会員:3,003

  • いずれも2026310日時点の現行モデルのバッテリー容量をもとに試算。

  • 外出先の充電費用は、50kWの急速充電器でバッテリーを0%から100%まで充電したと仮定して算出。

  • e-Mobility Powerは月額基本料金4,180円が別途必要。急速・普通併用プランは急速充電が27.5/分、普通充電が3.85/分で算出。

  • ビジター料金は急速50kW以下なら最初の15275円、その後55/分。50kW超なら最初の15385円、その後77/分。

いずれの車種でも、自宅充電のほうが充電スタンドより割安。ビジター料金の半分以下で済んでいます。会員料金と比べると大差ありませんが、会員プランには月額基本料金4,180円が別途かかるため、同条件なら年間コストでは少なくとも数万円は自宅充電のほうが安くなるでしょう。

契約している電力会社・電気料金プランや、利用している充電サービスによって費用感は変わってきますが、総合的に見れば自宅充電のほうが経済的といえます。

電気自動車向けの電気料金プランもある

自宅での充電費用をさらに抑えたいなら、電気自動車向けの電気料金プランへの切り替えも検討してみましょう。電気自動車の普通充電は夜間に行うのが一般的。電力会社によっては、夜間の電力量料金単価が割安に設定されたプランを用意していることも。こうしたプランを上手に活用すれば、充電にかかる電気代を節約できるかもしれません。

例えばENEOSでんきでは、電気自動車をお持ちの方向けに、夜間の電力量料金単価がお得な「EV夜とくプラン」を用意。また、電気代をENEOSカードで支払うとガソリン代が安くなる特典もあるため、充電量が少ないPHEVをお持ちの方にもメリットがあるでしょう。

充電の待ち時間が少なくなる

電気自動車のネックは充電時間の長さ。ガソリン車の給油は数分程度で済みますが、バッテリー容量が大きい電気自動車なら30分かけても満充電にはなりません。また、充電スタンドで充電する場合、順番待ちを含めると、2時間以上かかるケースもあります。

しかし、自宅に充電設備があれば就寝中に充電が可能。帰宅してケーブルを挿し、寝ている間に十分な電力を確保できるのです。都合の良いタイミングで充電を始められるうえ、充電スタンドに移動する手間がかからないのも利点でしょう。

V2Hなら災害対策になる

自宅充電設備としてV2Hを導入すれば、停電時に電気自動車を家庭用の蓄電池代わりに使えます。電気自動車のバッテリー容量は軽自動車でも20kWh前後、ミドルクラスSUVなら60kWh以上が一般的です。ラージサイズの輸入車になると、100kWhを超える車種も珍しくありません。

一般家庭の1日の電気使用量はおおよそ1015kWh程度と言われています。バッテリー残量が十分であれば、車種によっては数日分の電力をまかなうこともできるでしょう。電気自動車が移動手段としてだけでなく「非常用電源」としても活躍してくれます。

また、太陽光発電を併用すれば、日中に蓄えた電気を夜間に使うことも可能。電気自動車を「蓄電池」として使用することで、夜間の買電量を削減でき、電気代の節約効果も期待できます。

自家消費向けの電気料金プランで節約効果アップ

太陽光発電した電気を自家消費するなら、専用の電気料金プランに切り替えることで節約効果が高まるかもしれません。

多くの電力会社では、太陽光発電を導入しているご家庭向けの電気料金プランを提供。自家消費に有利な内容となっており、太陽光発電の導入の他、蓄電池やEV、エコキュートの所有などが加入条件です。

例えば、ENEOSでんきの「自家消費応援プラン」は地域の電力会社より割安な基本料金が特徴。水準を抑えた一律単価の電力量料金なので、電気を使う時間帯や天候を気にせずに済むのも魅力です。

  • 自家消費応援プランの供給エリアは北海道・東北・関東エリアのみです。

電気自動車(EV)を自宅で充電する際の注意点

電気自動車(EV)の自宅充電は便利な反面、押さえておきたい注意点もあります。次の3点を把握したうえ、導入するべきか慎重に検討しましょう。 

  • 設置場所を確保する必要がある
  • 急速充電できない
  • 契約アンペア数の変更が必要な場合がある 

設置場所を確保する必要がある

充電設備は、充電ケーブルが車の充電ポートに届く範囲に設置しなければなりません。また、壁面設置が前提となるコンセントタイプやケーブルタイプは、駐車場のそばに適切な壁があることが必須となります。

また、スタンドタイプの場合も外構工事が必要ですし、本体サイズの大きいV2Hではある程度のスペースを確保しなければなりません。場合によっては充電設備そのものを導入できないことも。設置スペースの確保は自宅充電のネックと言えるでしょう。

綱島剛さん
綱島剛さん

マンションや賃貸住宅の場合は、管理組合やオーナーの許可を得る必要があります。そのため、戸建てに比べて導入のハードルは高くなりがちです。

急速充電できない

電気自動車の充電方式には「普通充電」と「急速充電」がありますが、自宅で導入できるのは基本的には普通充電です。急速充電器は50kW以上の大出力が求められるため、一般家庭用の電気設備・電力契約ではまかなえきれません。

当然、普通充電は急速充電と比べて充電に時間がかかります。車種やバッテリー容量によっては、夜間だけではフル充電できないケースもあるでしょう。特に、帰宅から出発までの時間が短い場合は注意が必要です。

電気自動車を自宅で充電したいなら、設備の導入前に、日常の走行距離と1日に確保できる充電時間を考慮しましょう。 

契約アンペア数の変更が必要な場合がある

電気自動車の充電中に他の家電を使うと、契約アンペア数によってはブレーカーが落ちやすくなります。特に高出力な200V充電器では、使用する電流は3kWなら15A程度、6kWなら30A程度が目安。夜間に電気を多く使うなら、契約アンペア数の変更が必要となるかもしれません。

しかし、契約アンペア数を上げると電気代の基本料金が高くなるので要注意。電気自動車の充電時間と並行して使う家電を洗い出し、適切な契約アンペア数を見極めることが大切です。

以下に主な家電のアンペア数の目安をまとめたので、参考にしてみてください。

家電

アンペア数

照明

1A

テレビ

3A

こたつ

5A

エアコン(通常時:冷房)

6A

エアコン(通常時:暖房)

7A

電気カーペット

8A

掃除機

10A

電気ストーブ

10A

アイロン

14A

エアコン(起動時:冷房)

14A

エアコン(起動時:暖房)

20A

冷蔵庫(400L

4A

電気ケトル

11A

食器洗い乾燥機

13A

炊飯器

14A

IHクッキングヒーター

14A

電子レンジ

15A

洗濯機

3A

ドライヤー

12A

ドラム式洗濯乾燥機(乾燥時)

13A

  • 各家電のアンペア数は機種・運転モードによって異なります。

綱島剛さん
綱島剛さん

契約アンペア数は原則として年1回までしか変更できないため、手続きの前に十分検討しておきましょう。

「ENEOSでんき」は使用量が多い家庭ほどお得な料金設定
電気代の内訳と電力量料金の設定

denki_shikumi.png

ENEOSでんきは、地域の電力会社と比較すると電力量料金単価が割安に設定されています。電気使用量が多い家庭ほどお得に利用できるプランです。いくらお得になるか電気料金シミュレーションで確認しましょう!

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電気自動車(EV)充電設備の導入にかかる費用

電気自動車(EV)の充電設備を自宅に導入する費用は、設置する設備のモデルや自宅の状況などによって異なります。ただ、最も安価となるコンセントタイプでも、一般的には10万円程度と言われており、決して少なくない金額がかかります。

トヨタが提供する工事費シミュレーターを用いて、設備のタイプ別の本体代と設置工事費を具体的に見ていきましょう。

充電設備の本体代+設置工事費

種類

充電器と分電盤との距離

10m以内

1020m程度

2030m程度

コンセントタイプ(壁面)

12万円程度

15万円程度

18万円程度

ケーブルタイプ

40万円程度

43万円程度

46万円程度

スタンドタイプ

55万円程度

58万円程度

61万円程度

V2H

165万円

  • 2026年410時点における試算値。

  • 駐車スペースは青空車庫で、カーポートなど付属物はなしで試算しています。

  • ケーブルタイプとスタンドタイプは、トヨタ6kW充電器の本体代20万円程度を含んだ価格。

  • 分電盤が2階以上の場合、高所作業費が別途かかります。

最も高いのはV2H。他より100万円以上も高額です。スタンドタイプは55万〜61万円程度となっていますが、スタンドの土台埋設工事代は含まれていません。そのため、実際にはもう少し費用がかさむと考えておいたほうがよいでしょう。

ただ、選んだ充電設備や自宅の状況によっては、お手頃価格で導入できるケースもあります。今回の試算は、あくまでも参考程度に留めておいてください。 

電気自動車(EV)の自宅充電の費用を抑える方法

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電気自動車(EV)の自宅充電コストを抑える方法を4つ解説します。充電設備の導入費用だけでなく、その後の電気代を抑えるテクニックを紹介するので、ぜひ実践してみてください。

  • 適切な充電設備を選ぶ
  • 工事費の相見積もりをとる
  • 電力会社・電気料金プランを乗り換える
  • 補助金・助成金を活用する

適切な充電設備を選ぶ

基本的に高額な充電設備は高機能となります。だからといって高機能な設備が自分にベストとは限りません。ライフスタイルによってはオーバースペックになり、初期費用がかさむだけで十分なメリットを得られないケースもあります。

例えば、週末しか車に乗らないユーザーなら、最安のコンセントタイプでも十分。通勤で50km以上走って毎日充電するなら、6kW出力のケーブルタイプやスタンドタイプが快適でしょう。

自分の使い方を踏まえ、必要十分な設備を選ぶことが費用を抑えるポイントです。

工事費の相見積もりをとる

設置工事費は、業者によって数万円〜十数万円の差が出ることも。複数の業者から見積もりを取って比較することは、費用を抑えるうえで欠かせません。

比較する際は、金額だけでなく「何が含まれているか」にも注目しましょう。基本工事費が安くても、追加工事などによって高くつくケースがあります。見積書は、内訳をそろえて比較することが肝心です。

電力会社・電気料金プランを乗り換える

自宅充電を導入するなら、電気代の節約も検討したいところ。そのためには、電力会社・電気料金プランの乗り換えが効果的です。

例えばENEOSでんきでは、電気自動車向けに「EV夜とくプラン」を用意。深夜15時の電力量料金単価が割安に設定され、充電にかかる費用を抑えやすくなっています。さらに、ENEOSグループの充電サービス「ENEOS Charge Plus」とのセット割引も用意。自宅と外出先の両方の充電コストを抑えられるのが特徴です。

ただし、気をつけたいのは電気自動車向けプランが必ずしも経済的とは限らないこと。例えば、テレワークで日中の電気使用量が多い場合は、通常のプランのほうがお得なケースも。全体の電気の使い方や使用量を考慮し、トータルで電気代が安くなるプランを選びましょう。

補助金・助成金を活用する

国や自治体は、電気自動車の購入および充電設備の設置に対して補助金・助成金を用意しています。制度は年度によって、実施の有無や車種・設備などに適用条件は異なりますが、積極的に活用したいところでしょう。 

代表的な補助金は以下のとおりです。自治体によっては独自の制度を設けているケースもあります。WEBサイトで調べるのが手間なら、お世話になっている自動車ディーラーやハウスメーカーなどに聞いてみると良いでしょう。

電気自動車・充電設備に使える主な補助金

補助金名

実施主体

対象

補助金額の目安

主な条件

CEV補助金

EVPHEVなどの購入

乗用EVは最大130万円、軽EVは最大58万円

補助対象車両として登録された新車が対象

V2H充放電設備補助金

V2H設備の導入

上限65万円(個人の場合。購入費上限50万円+工事費上限15万円)

補助対象機器・補助対象工事が対象

ZEV車両購入補助金

東京都

EVPHEVなどの購入

EVは最大100万円、PHEVは最大85万円

補助対象車両として登録された新車が対象。再エネ・充放電設備などの導入で増額

  • 2026年410時点における情報です。

  • CEV補助金の補助金の目安は、「令和811日以降に新車として新規登録を受ける車両」に対してです。

  • 補助金の申請受付期間・予算には上限があります。

電気自動車(EV)の充電設備を自宅に導入する流れ・期間

電気自動車(EV)の充電設備の導入期間は、頼から設置完了までおおむね1〜2カ月程度が目安。ここでは、一般的な流れを5つのステップで解説します。

Step1)施工業者に調査依頼を申し込む

まずは充電設備の施工業者を探します。WEBで検索するほか、自動車ディーラーやハウスメーカーに紹介してもらう方法も。複数社にコンタクトを取り、対応スピードや説明のわかりやすさも含めて比較しましょう。

Step2)現地調査を受ける

業者が自宅に訪問して、充電器の設置場所や分電盤からの配線ルート、必要な工事内容などを確認します。現在の契約アンペア数で足りるかどうかも忘れずに相談しておきましょう。

Step3)見積もりを確認・比較する

現地調査の結果をもとに、正式な見積書が出てきます。金額だけでなく、工事内容の範囲や追加費用の条件までチェック。複数社から相見積もりをとれば、相場感がつかめ、お得な業者を選ぶこともできます。

Step4)契約と工事内容・日程の打ち合わせ

発注する業者が決まったら契約を締結。工事内容と施行日を確定します。補助金を申請するなら、このタイミングで依頼しなければなりません。事前に定めた要件で補助金の審査を受け、交付決定後に施行しないと、補助を受けられない仕組みだからです。

Step5)工事の実施・引き渡し

工事はコンセントタイプやケーブルタイプなら半日〜1日、V2Hなどの大掛かりな工事でも12日で完了するのが一般的。施工が終わったら、使い方の説明を受け、動作確認をしたら引き渡しとなります。

綱島剛さん
綱島剛さん

電気自動車の納車に合わせて使い始めたいなら、併せて動き出しておくと余裕を持って間に合わせられるでしょう。

ENEOSでんきがおすすめな方

ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんな方におすすめ!
  • 自分に合った電気料金プランをお探しの方
  • 電気の使用量が多い方
  • Vポイントを貯めている方
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電気自動車(EV)の自宅充電に関するよくある質問

最後に、電気自動車(EV)の自宅充電に関するよくある質問にお答えします。

Q.電気自動車(EV)を自宅で充電する手順は?

基本の手順は「ケーブルを車の充電ポートに挿す→充電が始まる→終わったらケーブルを抜く」とシンプルです。充電の手順および細かな仕様は車種・メーカーによって異なるため、必ず事前にマニュアルを確認してください。

Step1)充電ケーブルのプラグを挿入

コンセントタイプなら、充電ケーブルの電源プラグを充電器のコンセントに接続します。他のタイプなら、この手順は必要ありません。

Step2)コネクターを接続して充電

車の充電ポートに充電ケーブルのコネクターを接続。正しく接続されると充電が自動的に開始されます。車体の充電ポート付近にあるインジケーターが点灯していたら充電中で、消灯したら充電完了です。

Step3)充電ケーブルのプラグを抜く

コネクターにはロック機能が備わっており、車のドアを解錠するとアンロックされます。コネクターを車体から取り外しましょう。コンセントタイプの場合のみ、最後にコンセントから充電ケーブルの電源プラグを抜きます。

Q.自宅での電気自動車(EV)の充電時間は?

充電時間は、充電器の出力とバッテリー容量の組み合わせで決まります。自宅充電で主流の6kW設備なら、満充電まで数時間〜十数時間かかるのが一般的です。

自宅での電気自動車の充電時間(6kW)

車種名

グレード・仕様

バッテリー容量

充電時間(6kW

ホンダ N-ONE e:

e:G
e:L

29.6kWh

4.5時間

トヨタ bZ4X

G

57.7kWh

10時間

Z

74.7kWh

13時間

日産 アリア

B6

66kWh

12時間

B9

91kWh

16.5時間

  • いずれも2026410時点における現行モデルにおけるカタログ値。

  • 充電時間はバッテリー容量が残10%の状態から計測。バッテリー残量が10%の状態から満充電までの目安時間です。

  • 車種・グレードによって充電時間は異なります。気温や充電状況によっても変動します。

バッテリー容量が大きめの日産 アリアB9では、満充電まで16時間以上かかります。ただ、電気自動車は毎日満充電にする必要はありません。「毎日250km以上走る」なら別ですが、一般的な通勤・通学や買い物程度なら問題ないでしょう。

Q.自宅の充電設備があれば外部充電しないで済む?

基本的には自宅充電だけで日常の利用はカバーできます。しかし、旅行やロングドライブの際は外部充電が必要となるケースもあるでしょう。

例えば軽・コンパクトクラスの電気自動車の場合、車種によってはフル充電でも東京−名古屋間(片道350km超)を往復できないことも。また、充電し忘れていたり、真冬などで電気を通常より多く使ったりして、外出中に充電が必要になるケースもあります。

電気自動車の充電には時間がかかるので、計画的に外部充電を利用することが電気自動車のドライブを楽しむうえでは重要です。

電気自動車(EV)の自宅充電は便利でお得!

電気自動車の自宅充電は充電スタンドよりも費用を抑えられるうえ、いつでも気軽に充電できます。設備の導入には初期費用がかかりますが、補助金を活用したり、適切な設備を選んだりすることで負担は軽減できるでしょう。

ただ、自宅で充電する分、電気使用量は増加します。だからこそ、電力会社・電気料金プランを見直しておくことが大切です。

ENEOSでんきは、電気を多く使う方にぴったりの料金体系が特徴。さらに、電気自動車向けの「EV夜とくプラン」や太陽光発電設備を持っている方向けの「自家消費応援プラン」も用意しています。自分に合った電気料金プランを選ぶことで、自宅充電のコストを抑えられるかもしれません。電気自動車を経済的に楽しみたいなら、ぜひ検討してみてください。

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