消費電力とは?家電の消費電力の目安や電気代の計算方法、節約術も紹介

家電のカタログなどで使われる「消費電力」。しかし、「定格消費電力」や「消費電力量」など似たような用語もあり、混同してしまう人も少なくないでしょう。

そこで、今回は消費電力について解説。混同しやすい用語との違い、関連する単位、家電の消費電力の目安、電気代の計算方法などを説明します。合わせて、電気代の節約術も紹介するので要チェックです。

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消費電力とは?

消費電力とは、家電などを動かすために消費する電力のこと。単位は「W(ワット)」で表されます。例えば、100Wの白熱電球は60Wの白熱電球よりも強く光を放ち、その分だけ多くの電力を使っているのです。

家電を使用するうえで知っておきたいのは、消費電力は常に一定ではないということ。エアコンであれば、部屋を冷やし始めるときや温めるときに最大級のパワーを出力。設定した温度に近づくと出力を下げ、安定運転に入ります。

消費電力と定格消費電力との違い

家電のカタログなどに記載されている定格消費電力とは、国家規格であるJIS規格(日本産業規格)が定めた条件下で、そのモデルが安定して稼働した場合の消費電力のこと。消費電力は実際に使用される電力であるのに対し、定格消費電力は特定の環境下における電力を指しているのが違いです。

定格消費電力は、一定条件下における最大消費電力に近い値を示すことも少なくありません。JIS規定は家電によってさまざまですが、エアコンの冷暖房のように、最大負荷に近い条件が設定されていることがあるためです。

ただし、JIS規格に近い条件下でも、常に定格消費電力で動作するわけではありません。実際の運転では出力調整や温度制御などが行われるため、実際の消費電力はそれより小さくなる場合があります。

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消費電力と消費電力量との違い

消費電力が家電を動かす際の電力であるのに対し、消費電力量は消費電力をどれくらいの時間使い続けたかという「合計の量」を指します。蛇口から出る水の勢いが消費電力であれば、バケツに溜まった水の総量が消費電力量と考えればわかりやすいでしょう。

消費電力量は消費電力(W)×使用時間(h)=消費電力量(Wh)という式で求めることが可能。電気代は消費電力量(電気使用量)に基づいて計算されるのも覚えておきたいポイントです。

消費電力と年間消費電力量との違い

冷蔵庫やテレビ、洗濯機などのように、1年を通じて使われる家電の目安となる指標が年間消費電力量です。

例えば冷蔵庫なら、24時間365日動かし続けた際の合計電力量(kWh/年)が示されます。冷蔵庫は扉の開閉や周囲の温度などで消費電力が細かく変動するので、瞬間的な電力値で電気代を算出するのは困難です。そのため、電気代の比較や試算には年間消費電力量が適しています。

消費電力と期間消費電力量との違い

期間消費電力量は、エアコンのように季節によって負荷が大きく変わる家電で主に使われる指標です。外気温や使用時間など使用実態を考慮したJIS規格の基づいた消費電力量を示します。

年間消費電力量よりも現実に近い測定値であり、ランニングコストを把握するのに役立つでしょう。

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消費電力に関係する電気の単位

電気で用いられる単位は多様で、それぞれ表す内容が異なります。そこで、電気の中でも消費電力に関係する単位に絞って解説します。覚えておくと理解がスムーズになるでしょう。

W(ワット)/kW(キロワット)

W(ワット)は、前述のとおり、家電を動かす電力の単位です。そして、その数値が大きくなった際に使われるのが「kW(キロワット)」です。kとは1,000倍を表す単位なので、1kW=1,000Wとなります。

家電の消費電力は1,000Wを超えるものもありますが、それ以下のものも珍しくありません。2,000W以上の電力を発揮する家電は少数派なので、カタログなどでは基本的にkWでなく通常のWが用いられます。

Wh(ワットアワー)/kWh(キロワットアワー)

Wh(ワットアワー)とkWh(キロワットアワー)は消費電力量の単位です。使用した消費電力(W)に時間(h)を掛けて求められるため、数値が大きくなりやすく、kWh1,000Wh)を用いることが多くなっています。

具体的には年間消費電力量や期間消費電力量の他、電気代の計算にも使用。一般的な電気料金プランでは、毎月の電気代は「基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で計算されます。このうち基本料金を除く3つの料金には単価が設けられており、消費電力量(電気使用量)を掛けて算出されます。

ENEOS Power 編集部
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編集部

WhkWhは消費電力の「総量」です。「1時間あたりの電力量」と勘違いされがちですが、2,000W×0.5時間でも1kWhとなります。混同しやすいように注意しましょう。

V(ボルト)

V(ボルト)は電気を押し出す力である「電圧」の単位です。電圧が高いと、同じ電力でも流れる電流が小さくなるため、電気を効率よく送ることができます。

日本の一般家庭のコンセントは100Vが主流でしたが、最近では200Vコンセントを導入する家庭も増加。200V電源が備わっていれば、高出力エアコンやIHクッキングヒーターなども利用できるようになります。

A(アンペア)

A(アンペア)は電気が流れる量である「電流」の単位です。Aは電気が流れる量を表します。

Aは電力会社との契約容量として使用。契約するアンペア数が大きいほど多くの家電を同時に使えますが、電気代の基本料金が高くなる仕組みとなっています。

ENEOS Power 編集部
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編集部

電力は、電圧と電流から算出できます。「W(電力)=V(電圧)×A(電流)」という計算式が成り立っており、100V電源に10Aの電流を流すことで1,000Wの家電を使うことができるのです。

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主な家電の消費電力はどれくらい?

身の回りにある家電がどれくらい電気を消費しているのかも気になるところでしょう。家電の消費電力は製品やサイズによって異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。

家電の消費電力の目安

消費電力量

家電

消費電力

IHクッキングヒーター(1口)

3,000W

電子レンジ

1,400W

アイロン

1,400W

ジャー炊飯器(電気炊飯器)

1,300W

浴室乾燥機(電気式)

1,290W

温水洗浄便座(瞬間式・使用時)

1,200W

ハロゲンヒーター

1,200W

洗濯乾燥機(乾燥時)

1,100W

ドライヤー

1,000W

オーブントースター

1,000W

掃除機

1,000W

電気ヒーター

800~1,000W

電気カーペット

760~1,000W

エアコン(1015畳)

750~1,100W

食器洗い乾燥機

900W

電気ポット(沸騰時)

800W

温水洗浄便座(貯湯式・使用時)

500W

エアコン(6畳用)

450W

洗濯機

400W

オイルヒーター

360~1,500W

冷蔵庫

200~300W

蛍光灯照明

100W

液晶テレビ

50W

パソコン

45W

扇風機

34W

電球形蛍光ランプ

12W

LED電球

8W

消費電力が大きいのはIHクッキングヒーターや電子レンジ、アイロンなど熱を作り出す家電。洗濯乾燥機や掃除機といった強力なモーターを回すものも、消費電力が大きくなる傾向にあります。これらは当然A(電流)も大きいので、同時に使うとブレーカーが落ちやすくなるので注意が必要です。

一方、LED電球やテレビ、パソコンなどは消費電力が少なめ。長時間使っても電気代への影響は比較的緩やかであることが分かります。

消費電力から家電の電気代を計算する方法

家電の電気代は「電気使用量(W÷1,000×h)×電力量料金単価(円/kWh)」という式で求められます。

前述した消費電力の目安からエアコンと冷蔵庫、ドライヤーを挙げて、電気代を計算してみましょう。なお、電力量料金単価は電気料金プランによって異なりますが、今回は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31/kWh(税込)を使用します。

消費電力からエアコンの電気代を試算

10~15畳用エアコンの消費電力は7501,100W。仮に1時間使った場合の電気代は以下のように計算できます。

エアコンの電気代の計算例
  • 750W÷1,000×1h×31/kWh=23.25
  • 1,100W÷1,000×1h×31/kWh=34.1

750Wと消費電力が小さい運転時には約23円程度。1,100Wと消費電力が大きいときは約34円程度です。ただ、エアコンは外気温や室温によって消費電力が変化します。設定温度に達した後は消費電力が少なくなるので、実際の電気代はこの金額よりも安くなるでしょう。

消費電力から冷蔵庫の電気代を試算

冷蔵庫の消費電力は200300Wでした。1日あたりの電気代を計算する場合は次のようになります。

冷蔵庫の電気代の計算例
  • 200W÷1,000×24h×31円/kWh=8
  • 300W÷1,000×24h×31円/kWh=2

冷蔵庫はコンプレッサーのオン・オフが激しいため、この試算と実際の電気代は異なります。エアコン同様、もう少し控えめでしょう。

消費電力からドライヤーの電気代を試算

ドライヤーの消費電力は1,000W。長時間使うケースは少ないと思うので、今回は1分間の電気代を試算してみます。

ドライヤーの電気代の計算例
  • 1,000W÷1,000×(1÷60h×31/kWh=0.52

1分あたり約0.5円なので、10分間しっかり乾かすと約5円かかる計算になります。ただ、ドライヤーも「弱」や「冷風」などの運転モードを使えば消費電力が抑えられ、電気代も試算より安くなるでしょう。

年間消費電力量や期間消費電力量で計算した電気代のほうが現実的

エアコンや冷蔵庫など、稼動状況によって消費電力が変化する家電は、消費電力または定格消費電力による計算は適していません。消費電力の変化を考慮した年間消費電力量や期間消費電力量で計算するほうが現実に近い電気代を算出できます

例えば、日立の冷蔵庫「R-HZC54Y」の年間消費電力量は252kWh/年です。1年間の電気代は「252kWh×31/kWh」で7,812円。1日あたりの電気代は約21.4円です。家電のカタログに年間消費電力量や期間消費電力量が記載されていたら、こちらを用いて試算するのがベターでしょう。

家電の消費電力が大きくなる要因

家電の消費電力は使い方によって変動しますが、場合によっては効率が悪くなることも。ここでは、家電の消費電力が大きくなる主な要因を解説します。

  • 電気を浪費する使い方をしている
  • 家電の手入れを怠っている
  • 古くなって稼働効率が低下している

電気を浪費する使い方をしている

家電の出力を大きくしたり、余計な負荷をかけたりすると、消費電力が増大します。例えばエアコンなら部屋を短時間で涼しくしようと、冷房の設定温度を低くしすぎると、かえってフルパワーでの運転時間が長引きます。

また、冷凍された食材を解凍せず電子レンジでいきなり強加熱したり、熱々の料理をそのまま冷蔵庫に入れたりするのも、電気を無駄に浪費する原因になるので注意しましょう。

家電の手入れを怠っている

汚れやホコリは家電の天敵です。エアコンや空気清浄機のフィルターが目詰まりしていると、空気を吸い込むために余計な電力が必要になります。

また、掃除機の紙パックがパンパンだったり、冷蔵庫の背面にホコリが溜まって熱を逃がせなくなっていたりすると、稼働効率が著しく低下。消費電力が増えてしまいます。

古くなって稼働効率が低下している

長年使い続けた家電は、購入時よりも稼働効率が落ちていることがあります。家電は機械の集合体です。一見トラブルが起きていなくても、内部の部品が経年劣化していたというケースが考えられます。

例えばエアコンなら、モーターの性能低下や冷媒ガスの減少などが原因となって効率が悪化。冷暖房の効きが悪くなり、電気代も高くなりがちです。

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家電の消費電力を抑えるテクニック

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消費電力を抑えるためには、稼働効率を高め、ムダな消費電力を削減することが重要です。その具体的なテクニックを紹介します。

家電の使い方を見直す

まずは、家電の使い方を見直してみましょう。特に、エアコンや電子レンジ、冷蔵庫といった消費電力の高い家電は優先して取り組むと、電気使用量を大きく削減できるかもしれません。

エアコン

設定温度は冷房なら28℃、暖房なら20℃に。加えて、サーキュレーターを併用して空気を循環させたり、カーテンで外気を遮断したりすると、稼働効率が上がります。フィルター掃除を月12回行うことも忘れずに。

電子レンジ

冷凍した食材は、自然解凍と併用すること。レンジの稼働時間を短縮できます。庫内に食材を置くときはターンテーブル型なら外側、フラット型なら中央に置きましょう。大量の食材を温めるのは、十分に加熱できない可能性があるのでNG。小分けにして温めたほうが、むしろ効率的となります。

冷蔵庫

冷蔵室の食品は7割程度に抑え、空気の循環を良くしましょう。逆に、冷凍室は隙間なく詰めて、互いを冷やし合うようにすると効果的です。他にも「扉の開閉時間を最短にする」「壁との隙間を適切に空けて放熱を助ける」といった工夫をしてみましょう。

省エネなモデルに買い替える

古い家電を使っていて稼働効率が著しく悪化していたり、調子が悪かったりするなら、省エネ性能の高い家電への買い替えも検討すべきでしょう。特にエアコンや冷蔵庫などは10年前と比べて省エネ性能が進化しており、消費電力をグッと抑えることができます。

購入時にはメーカーのカタログやWEBサイトをチェックしましょう。家電量販店なら「統一省エネラベル」を見比べるのも手。エアコンや冷蔵庫など9種の家電が対象ですが、省エネ性能を41段階で評価しており、直感的に比較検討できます。

ENEOS Powe 編集部
ENEOS Powe
編集部

家電の買い替えは、相応の初期コストがかかります。節約目的での買い替えは、かえって高くつく可能性もあり、おすすめしません。しかし、もともと家電の買い替えを検討しているなら、省エネモデルを選ぶことで、無理せず節電できるはずです。

待機電力を削減する

使っていないときでも消費される「待機電力」は、家庭の消費電力量の5〜6%を占めると言われています。

使わない家電の主電源を切る、あるいはスイッチ付きの電源タップを活用してこまめに遮断するだけでも、十分な節約効果を得ることができるでしょう。

他にもある!電気代の節約術

消費電力を抑える工夫だけでなく、電気料金そのものの仕組みを利用した節約術も併せて実践しましょう。

電力会社・電気料金プランを乗り換える

電気代の節約なら、イチオシとなるのは電力会社・電気料金プランの乗り換えです。電気代の多くを占めるのは電力量料金であり、その単価を抑えることができれば、毎月の請求額も一気に安くなります

ただ、電力量料金単価は重要ですが、基本料金などに目を向けることも大切。料金設定の全体を確認し、自分の電気の使い方や使用量に合った電力会社・プランを選びましょう。

ENEOSでんきでは、電気を多く使うほどお得になりやすい料金設定を採用。他にも、ENEOS都市ガスとのセット割や、提携サービスのポイント還元率が高くなる特典なども用意しています。今のプランがライフスタイルに合っているか、一度見直してみてください。

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家電の使用頻度を減らす

家電を「できるだけ使わない」という選択も節約には有効です。使わなければ、消費電力を意識する必要もありません。

大切なのは、無理のない範囲で家電への依存を減らすこと。「冬場は厚着をしてエアコンの設定温度を下げる」「晴れた日は外干しで乾燥機を使わない」「少量のお湯はガスコンロで沸かす」といった工夫を、日常に取り入れてみましょう。

家電の消費電力を把握して電気代節約に繋げよう

消費電力を知ることは、家計の無駄を見直す第一歩。どの家電がどれくらいのパワーを使い、どう使えば効率的なのかを理解すれば、効率的に電気代を抑えることができるでしょう。 

そのうえで電気代をさらに節約したいなら、電力会社・電気料金プランの乗り換えも検討してみましょう。電気使用量が多いなら、ENEOSでんきは有力な選択肢のひとつとなるはず。「電気代が高い」とお悩みなら、まずは料金シミュレーションで、どれくらい節約できるか試算してみてください。

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