100Wの電気代はいくら?電化製品ごとの電気代や節約方法を解説!

消費電力が100Wの家電には、身近で生活に欠かせないものが多くあります。しかし「100Wの電気代はどのくらいかかるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。

この記事では、100Wの電気代について解説します。具体的な電気代や代表的な家電、節約方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

消費電力100Wの電気代はいくら?

家電の電気代は「電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)」の式で算出できます。

消費電力が100Wの家電を使用した場合、電気代は次のようになります。

使用時間

電気代

1時間

3.1円

1日(24時間)

74.4円

1カ月

2,232円

1年

27,156円

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

一般的に家電のカタログなどに記載された消費電力は「定格消費電力」です。定格消費電力とは、JIS規格に沿った条件で測定された数値で、家電の最大消費電力を示しています。

そのため、消費電力が100Wと記載された家電を使う場合、上記よりも電気代が安くなるケースがほとんどです。

消費電力100Wの家電の代表例

消費電力100Wの家電には、どのようなものがあるのでしょうか。代表的な家電は次の通りです。

  • デスクトップパソコン/ノートパソコン
  • 照明器具
  • 液晶テレビ
  • 炊飯器
  • マッサージチェア
  • 電気毛布

100Wの家電には、私たちの暮らしや仕事に欠かせないものが多くあります。熱を生むためには大きな電力が必要となりますが、電子回路を使ったこれらの家電であれば100W程度の小さな電力でも動かせます。

もちろん、これらのカテゴリに属するすべての商品の消費電力が100W前後というわけではありません。特に炊飯器は消費電力が大きい製品も多くあります。消費電力が気になる場合には、必ず製品の公式サイトや取扱説明書を確認してください。

消費電力100W前後の家電の電気代

ここからは、消費電力が100W前後の家電の電気代をみていきましょう。それぞれ、代表的なメーカーのモデルを例に挙げて紹介します。

デスクトップパソコン

デスクトップパソコンは、消費電力の最大値が100W前後のものが多くあります。最大値が出るのは、3Dゲームや動画編集をしている場合、大量のアプリを同時処理している場合など、パソコンがフル稼働している場合です。

デスクトップパソコンを使用した場合にかかる電気代の目安は以下のとおりです。

商品名消費電力(最大時)1日あたりの電気代1カ月あたりの電気代1年あたりの電気代
富士通 FMV F77-K1約117W29.01円870.48円10,590.84円
NEC LAVIE A27 約90W22.32円669.6円8,146.8円
HP All-in-One 27-cr 90W22.32円669.6円8,146.8円
  • 1日の使用時間は8時間、1カ月を30日、1年を365日と仮定。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

正確には、使う人数や使い方、ディスプレイの大きさによっても電気代は変動します。そのため、上記の数値はあくまでも目安と考えてください。

照明器具

照明器具は、20畳用などの非常に大きなものであれば、100W程度の電力を使うものもあります。

現状では白熱電球や蛍光灯ではなくLEDが主流となりつつあるため、照明器具の消費電力は非常に小さいものも少なくありません。照明器具にかかる電気代の目安は以下のとおりです。

商品名消費電力(最大時)1日あたりの電気代1カ月あたりの電気代1年あたりの電気代
Panasonic LGC82121 69.9W34.67円1,040.11円12,654.7円
吉井電気株式会社 ALC-S20 63.3W31.4円941.9円11,459.83円
  • 使用する照明器具は1個と仮定。

  • 1日の使用時間は8時間、1カ月を30日、1年を365日と仮定。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

正確な電気代は白熱灯・蛍光灯・LEDなど、どの種類の照明を使っているかによって異なります。また、照明の個数によっても異なるため、あくまでも目安として考えてください。

液晶テレビ

液晶テレビは、画面の明るさや映像処理機能の多さ、画面サイズの大きさによって、テレビの消費電力が高くなる傾向があります。

消費電力が100Wと表示されている機種でも、明るさを最大にしたりゲーム機など外部機器を接続したりすると、定格に近い消費になる可能性があります。

なお、総務省の調査によると、平日1日あたりのテレビ視聴時間は平均3時間45分です。Panasonicが販売する最新テレビの年間消費電力は、1日あたり5.1時間の視聴を基準に計算されています。本記事では、この5.1時間を基準として電気代を算出します。

液晶テレビにかかる電気代は、以下のとおりです。

商品名消費電力(最大時)1日あたりの電気代1カ月あたりの電気代1年あたりの電気代
SONY BRAVIA KJ-43X75WL 136W21.5円645.05円7,848.08円
REGZA V3 series 40V35N 83W13.12円393.67円4,789.64円
SHARP AQUOS 2T-C43GF2 72W11.38円341.5円4,154.87円
  • 1日の使用時間は5.1時間、1カ月を30日、1年を365日と仮定。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

テレビの電気代は、液晶テレビ・有機ELテレビ・プラズマテレビといった種類によっても異なります。そのため、上記はあくまで目安とし、正確な消費電力が気になる場合には公式サイトやカタログなどで確認してください。

炊飯器

炊飯器の電気代は、本体の大きさや保温機能の有無、炊飯の頻度によって異なります。また、炊飯にかかる時間によっても変わる場合があります。

商品名消費電力量1日あたりの電気代1カ月あたりの電気代1年あたりの電気代
日立 RZ-G10EM 145Wh4.5円134.85円1,640.68円
三菱電機 NJ-AWB10-W 161.6Wh5.01円150.29円1,828.5円
  • 1日1回炊飯モードを使用、1カ月を30日、1年を365日と仮定。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

炊飯器は、最大消費電力が1000Wを超えるものが大半ですが、1回の炊飯にかかる電気代は5円程度、1カ月間毎日ご飯を炊いても150円程度です。

ただし、保温機能などの使用により電気代は変わってくるため、上記は目安と考え、公式サイトなどで製品ごとの消費電力を確認してください。

電気毛布

電気毛布は、最大消費電力が100Wを下回る製品も少なくありません。そのため、電気代も100Wの電気毛布に比べて安くなることが多くあります。

電気毛布を使用した場合の電気代は、以下のとおりです。

商品名消費電力(最大時)1日あたりの電気代1カ月あたりの電気代1シーズンあたりの電気代
Panasonic DB-BM1L 75W18.6円558円2,232円
YAMAZEN YMK-FK45 50W12.4円372円1,488円
KOIZUMI KDK-60251 60W14.88円446.4円1785.6円
  • 1日の使用時間は8時間と仮定。1カ月を30日、1年で11月から2月までの120日間使用すると仮定。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

電気毛布の電気代は、毛布のサイズや発熱線の密度、最高温度設定や温度調整の幅によって異なります。そのため、上記はあくまでも目安と考え、正確な情報は製品の公式サイトなどで確認してください。

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消費電力100Wの家電の節電方法

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家電は使い方を工夫することで使用する電力量を減らせます。ここでは、消費電力100Wの家電の節電方法を紹介します。

デスクトップパソコンにかかる電気代の節約法

デスクトップパソコンにかかる電気代を節約するには、次のような方法があります。

  • 画面の明るさを下げる
  • 省電力モードを使用する
  • 電源オプションを見直す
  • 使わない時は電源を切る

テレビと同様に、画面の明るさを下げると消費電力は少なくなります。製品によっては省電力モードが搭載されている場合もあるため、上手に活用してみましょう。

パソコンの場合には電源オプションの見直しも重要です。電源ボタンを押した時の動作を「モニタの電源をオフ」から「システムスタンバイ」にした場合、年間で約390円の節約になります。一時的な中断で電源オプションを利用することが多い場合には、特に効果的だと言えるでしょう。

また、使わない時には電源を切ることでさらに消費電力を減らせます。夜寝る前など、長時間使わない時には電源を切っておくとよいでしょう。デスクトップパソコンの使用時間を1日1時間短縮すると、年間で約980円節約できます。

照明器具にかかる電気代の節約法

照明器具の電気代は、次のような方法で節約できます。

  • LEDランプを使用する
  • 電気をこまめに消す
  • 就寝前に寝室の明るさを下げる
  • 人感センサーを使用する
  • 調光機能付き照明を使用する
  • 照明器具をこまめに清掃する

電球型蛍光ランプから電球型LEDランプに交換した場合には年間約279円、白熱電球から電球型LEDランプに交換した場合には年間約2,883円の節約が可能です。

また、こまめに電気を消すことも重要です。34WのLED照明器具の利用時間を1日1時間短くした場合、年間で約385円節約できます。

人感センサー付き照明や明るさを調整できる調光機能付き照明を使用するのもよいでしょう。場所に合わせて明るさを調整することで、快適に過ごしながら電気代の節約にもつながります。

液晶テレビにかかる電気代の節約法

液晶テレビにかかる電気代を節約するには、次のような方法があります。

  • 省エネモードを利用する
  • 画面をこまめに掃除する
  • 映像モードを見直す
  • 外部機器接続後の電源オフを習慣化する
  • 使わない時は主電源もオフにする

製品によっては、省エネモードが搭載されているものもあります。省エネモードが搭載されている場合には、積極的に活用してみましょう。

また、画面をこまめに掃除することで、明るさの設定を上げなくても映像が鮮明に見えるようになります。50V型テレビの場合、画面の輝度を1割下げると年間で約581円の節約になります。

映像モードを見直すことも重要です。ダイナミックモードなど、映像を鮮明に見せるモードでは、消費電力が大きくなりがちです。リビングモードや標準モードなどを使用すると、電気代を節約できます。

ゲーム等の外部機器を接続した場合には、使用後の消し忘れにも注意してください。外部機器の電源を切ると画面は暗くなるため、消し忘れが起きやすくなります。

テレビがついていない時でもリモコンの操作を受け付けるための待機電力を使っているため、主電源を切ると電気代を節約できます。

炊飯器にかかる電気代の節約法

炊飯器にかかる電気代を節約するには、次のような方法があります。

  • 保温時間を短くする
  • 必要がないときはコンセントを抜く

炊飯器の保温時間を短くすることで、消費電力を削減できます。ご飯を炊くときには、食事のタイミングで炊き上がるようタイマー機能などを利用するとよいでしょう。

保温時間が4時間を超える場合には、炊飯器で保温するよりも電子レンジで温めた方が消費電力は少なくなります。保温するかどうか迷った場合には、4時間を目安に考えてみてください。

1回の炊飯で2食分を炊いて7〜8時間保温しておくよりも、2回炊飯した方が消費電力は少なくなります。一度に複数食分炊いて保温している場合には、使い方を見直してみましょう。

また、必要がないときはコンセントを抜いておくことも節電につながります。保温したまま忘れてしまうことも防げるため、使用後はコンセントを抜くよう心がけてみてください。

電気毛布にかかる電気代の節約法

電気毛布にかかる電気代は、次のような方法で節約できます。

  • 用途に合う大きさのものを選ぶ
  • 必要に応じて温度調整する
  • 電気毛布の上から布団をかける

電気毛布はサイズが大きくなればなるほど消費電力が増える傾向にあります。用途に合う大きさのものを選ぶことで、ムダな電力消費を避けられます。

また、温度調整ができる製品を使用している場合は、十分に温まったら弱にするなど、必要に応じてこまめに温度調整をしましょう。寝る時に使う場合には、電気毛布の上から掛け布団をかけることで温かさが逃げにくくなります。

電力会社・料金プランを見直すのも節約になる!

電気代は電力会社やプランによって異なります。たとえばENEOSでんきは、電気を多く使う人ほどお得になる料金設定です。家族が多い人や、自宅にいる時間が長い人には特に適した電力会社だと言えるでしょう。

電気代を節約したいのであれば、自分に合った電力会社やプランを選ぶことは欠かせません。しかし、今契約している電力会社やプランが自分たちの生活に合っているのかどうか、よくわからないというケースもあるでしょう。そんな方には、一度電気代のシミュレーションをおすすめします。

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100Wの電化製品を節約しながら快適に使おう!

100Wの電気料金は、1時間で3.1円、年間では27,156円です。それほど大きな電気消費量ではありませんが、それでも積み重なると大きな出費になると言えるでしょう。

液晶テレビや照明器具、電気毛布など、100Wの電化製品は多くが身近で生活に欠かせないものです。そのため、上手に活用すれば快適に使用しながらも電気代を節約できます。

この記事を参考に、できることから無理のない節約を始めてみてください。

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