全般的なご質問

電力自由化とは何ですか?

電力自由化とは、従来地域ごとに旧一般電気事業者が独占的に供給していた電気事業への参入を多様な企業に広げるための法改正や制度改革のことを指します。1995年の電気事業法改正により、日本における電力自由化は始まり、2000年「特別高圧」が自由化され、2004年から「高圧」まで拡大。2016年に一般家庭を含む「低圧」まで拡大され、全面自由化されました。 お客さまの電力会社や料金プランの選択を自由化することで、競争が促進され、料金プランやサービスが多様化するとともに、料金の低下、再生可能エネルギーの普及等が期待されています。

初期費用はどれくらい必要ですか?

特別な工事が発生しない限り、通常、費用は発生しません。

特別高圧・高圧電気に関するご質問

供給エリアはどこですか?

沖縄・離島を除く全国です。

供給開始までにどれくらいの時間がかかりますか?

目安としては、特別高圧・高圧ともに2〜3ヶ月程度となります。

契約の更新はどのように行いますか?

契約の更新は自動的に行われますが、更新の30日前に通知が届きます。

電気料金の支払いにクレジットカードを利用できますか?

電気料金は次のいずれかの方法にてお支払いいただけます。

  • お客さまが指定する口座から当社口座への振り替え
  • お客さまがご指定された金融機関を通しての支払い込み
  • クレジットカードによるお支払い

※デビットカード・プリペイドカードにはご利用いただけません。

クレジットカードの限度額が足りない場合はどうしたらよいですか?

お客さまにてカード会社へご連絡の上、限度額を引き上げていただく必要があります。

法人での契約の場合、電気料金のお支払いでVポイントは貯まりますか?

法人利用(特別高圧・高圧電気)の場合、Vポイントは貯まりません。

工事は必要ですか?切り替え時に停電等は発生しますか?

計量機(メーター)交換が発生する場合がありますが、工事は送配電会社が行います。
なお、計量機を交換する場合、一時的に停電の可能性があります。その際は、あらかじめ日時を調整したうえで行います。

故障・災害時など突発停電時の対応はどうなりますか?

地域の送配電会社へご連絡いただければ、調査および復旧等の対応が行われます。
なお、お客さまの設備に起因する停電の場合は、従来通りお客さまにて電気主任技術者にお問い合わせください。

一般送配電事業者とは何ですか?

発電所で発生した電気をお客さまが電気を使用する地点まで、送電線、配電線などで送り届ける事業者のことです。日本全国は10の供給区域に分割されており、供給区域ごとに1事業者が存在します。
例えば、関東は東京電力パワーグリッド、関西は関西電力送配電株式会社が該当します。

CO₂排出係数・電源構成はどうなっていますか?

当社の電源構成・非化石証書使用状況・CO₂排出係数は こちら をご覧ください。

ENEOSグループの発電設備が止まっても停電しないのですか?

万一、当社の発電設備が停止しても地域の電力会社(送配電部門)から即座にバックアップを受けるため、電気の供給に支障はありません。電気の品質や供給の安定性は、従来と全く変わりません。

燃料費等調整額とは何ですか?

燃料費等調整額とは、火力発電の燃料である原油・LNG・石炭の価格や電力市場価格の変動に応じて、調整している金額です。
例:1か月ごとの平均燃料価格が、現行料金の前提となった基準燃料価格を上回る場合はプラス調整を、下回る場合はマイナス調整されます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは何ですか?

再生可能エネルギーを国が定めた価格で買い取るための費用を、電気を使うすべての利用者が分担して負担する仕組みです。電力会社に関わらず一律に賦課されています。詳しくは こちら をご覧ください。

再生可能エネルギー由来の電力メニューに関するご質問

再生可能エネルギー由来の電力メニューの供給エリアはどこですか?

沖縄・離島を除く全国にて供給可能です。

再生可能エネルギー由来の電力メニューはどのような施設でも供給を受けられますか?

再生可能エネルギー電気および環境価値の供給量には限りがございますので、お客さまの施設の規模によってはご提案いたしかねる場合がございます。 詳しくはこちらからお問い合わせください。

「再エネ電力メニュー」・「CO₂フリー電力メニューライト/プラス」の違いは?

「再エネ電力メニュー」は、非FITの再生可能エネルギー電源からの電力を供給するメニューです。「CO₂フリー電力メニューライト/プラス」は、火力発電等の電源に非化石証書を使用して、実質的に再生可能エネルギー由来の電力を供給するメニューです。
※ FIT(固定価格買取制度:国が定めた価格で、一定期間、電力会社が再エネ電力を買い取る制度)を利用しない再生可能エネルギー電源

CO₂排出係数はゼロになりますか?

いずれかの再エネメニューも100%導入した場合、CO₂排出係数はゼロとなります。一部導入した場合は、一般電力の排出係数との加重平均値となります。

半分は再生可能エネルギー由来電気、半分は一般の電気といった供給を受けることはできますか?

いずれの再エネメニューもお客さまの希望する導入割合で供給することが可能です。お客さまが目指すCO₂排出量削減にあわせてカスタマイズしたご提案を差し上げます。

再生可能エネルギー由来電力が供給中に不足したり、証書が不足したりすることはありませんか?

電源トラブル等により計画通りの供給が行えない場合は、非化石証書または他の再生可能エネルギー電源からの電力等を充当して調整させていただく場合がございます。

CDPの報告に使用できますか?

可能です。全てのメニューが「GHG Scope2 Guidance」に準拠しております。(2025年12月時点)

RE100の基準に対応しているメニューはありますか?

CO₂フリー電力メニュープラスと再エネ電力メニューが対応可能です。(2025年12月時点)

東京都の環境確保条例の報告に使用できますか?

可能です。(2025年12月時点)。東京都の報告において使用するメニュー別の再生可能エネルギー利用率等は東京都にお問い合わせください。

電源を指定して再生可能エネルギー由来電力メニューを購入することはできますか?

各メニューにおいて弊社が調達を行う電源からの供給となります。
お客さまが電源種別や電源所在地等を指定してご購入することはできません。

ビルに入居するテナントに限定して再生可能エネルギー由来電気の供給を受けることはできますか?

当社メニューは建物全体への供給となります。建物内の一部のみに供給することはできません。

低圧(従量電灯、低圧電力)で受電しています。再生可能エネルギー由来電力の供給を受けることはできますか?

低圧のお客さま向けにはオプションとして「カーボンフリー特約」をご用意しております。
詳しくはこちらをご覧ください。

CO₂見える化サービスに関するご質問

CO₂見える化サービスについて知りたい。

CO₂排出量を可視化し、管理するためのクラウドサービスです。CO₂の排出量見える化から削減策の実行、各種報告対応までワンストップでサポートいたします。

CO₂見える化サービスを導入する具体的なメリットを知りたい。

電気料金・ガソリンの請求書等の画像をアップロードするだけでAIが判断し、CO₂排出量を自動計算するなど、お客さまのデータ収集や計算に係る業務負担を軽減しつつ、正確なCO₂排出量の算定・可視化が可能となります。

「CO₂見える化サービス(powered by ASUENE)」はどこの会社のサービスですか?

CO₂見える化サービスの提供はアスエネ社にて行います。

CO₂見える化サービス料金の具体的な金額を知りたい。

お客さまのご要望に応じ、個別見積での金額提示となります。

オフサイトPPAサービスに関するご質問

オフサイトPPAとは何ですか?

電力需要地とは異なる場所にある再生可能エネルギー発電設備で発電された電気を、送配電網を介して電気と環境価値を合わせてお客さまへ供給する契約形態です。
初期費用不要で再エネ電力を長期かつ安定的に調達することが可能です。

ENEOSの提供するオフサイトPPAの特長を知りたい。

お客さまのご要望に応じて、オフサイトPPAサービスによる再エネ電力で賄えない分についても再エネメニューによる供給が可能です。さらに、お客さまの電源選定に関するご要望等にも柔軟に対応しております。

オフサイトPPAについて詳細の説明や具体的な提案がほしい。

当社の再エネ電源の調達状況やお客さまの施設規模等を踏まえて検討させていただきます。
詳しくはこちらからお問い合わせください。

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