生活費の平均は?一人暮らしなど世帯人数・年齢別に紹介!節約術も解説

毎月の支出を見直す中で「生活費が高いかも」「平均はどれくらい?」と感じたことがある人は少なくないでしょう。

そこで今回は、1カ月あたりの生活費の平均を解説。一人暮らしから5人家族までの世帯人数別をはじめ、過去5年間の推移や年齢・地域・年収別も紹介します。さらに生活費の見直したい項目や、具体的な節約術など、役立つ情報が盛りだくさん。生活費が高いとお悩みなら、要チェックです!

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【世帯人数別】1カ月の生活費の平均・内訳

「生活費」と一口に言っても生活にかかる費用は人それぞれです。ただ、総務省による「家計調査」では、日常生活を営む上で必要な費用を「消費支出=生活費」と定義しています。消費支出の項目は以下の通りです。

総務省「家計調査」の消費支出一覧

項目

主な費目

食料

穀類/菓子類/酒類/外食/賄い費 など

住居

家賃地代/設備修繕・維持

水道光熱費

電気代/ガス代/他の光熱/上下水道料

家具・家事用品

家庭用耐久財/寝具類/家事雑貨/家事サービス など

被服及び履物

洋服/生地・糸類/履物類/被服関連サービス など

保健医療

医薬品/健康保持用摂取品/保健医療サービス など

交通・通信

交通/自動車等関係費/通信

教育

教育

教育娯楽

教養娯楽用品/書籍・他の印刷物/教養娯楽サービス など

その他の消費支出

諸雑費/交際費/仕送り金 など

日々の食事にかかる食料費や、住まいを維持するための住居費を筆頭に、消費支出の項目は多岐にわたります。このように生活費の項目や、その支払額を把握することは、とても大切。自身の暮らしがどこに比重を置いているかわかり、節約にもつなげやすくなります。

一人暮らしの生活費の平均・内訳

一人暮らしの場合、自分一人の判断で支出をコントロールできる反面、すべての固定費を一人で負担しなければならないという側面があります。

なお、水道光熱費は世帯人数に応じた標準的な使用量を想定しやすく、他者との比較がしやすいという特徴があります。そのため、電気代・ガス代・水道代・他の光熱に分け、細かく見ていきましょう。

一人暮らしの生活費の平均・内訳

項目

1カ月の平均

食料

43,941円

住居

23,372円

水道光熱費

電気代

6,756円

ガス代

3,056円

他の光熱

721円

上下水道料

2,282円

家具・家事用品

5,822円

被服及び履物

4,881円

保健医療

8,394円

交通・通信

20,418円

教育

9円

教育娯楽

19,519円

その他の消費支出

30,375円

消費支出の合計

169,546円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

2024年の統計によると、単身世帯の消費支出合計月額は平均で約16.9万円。内訳を見ると、食料費が約4.4万円と大きな割合を占め、交通・通信費が約2万円、教育娯楽費が約2万円と続きます。

水道光熱費の合計は約1.3万円。電気代がその半分以上の約6,700円を占めています。

二人暮らしの生活費の平均・内訳

夫婦やパートナーとの二人暮らしになると、全体の生活費は上昇します。ただ、一人暮らしと比較して支出は増えますが、単純に2倍になるわけではありません。住居費や光熱費などの固定費は分担できるため、一人あたりの負担は軽くなることもあります。

二人暮らしの生活費の平均・内訳

項目

1カ月の平均

食料

75,374円

住居

19,385円

水道光熱費

電気代

10,878円

ガス代

4,497円

他の光熱

1,497円

上下水道料

4,248円

家具・家事用品

11,885円

被服及び履物

7,366円

保健医療

15,893円

交通・通信

35,314円

教育

571円

教育娯楽

26,776円

その他の消費支出

55,070円

消費支出の合計

268,754円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

二人暮らしの生活費の合計は平均で約26.9万円。水道光熱費の合計は約2.1万円で、内訳は電気代が約1.1万円、ガス代が約4,500円です。一人暮らしと比べて水道代や光熱費の伸びが緩やかなのは、お風呂の共有や冷暖房の共有による効果が大きいためだと考えられます。

3人暮らしの生活費の平均・内訳

子どもが一人いる世帯や親と同居している3人暮らしは、二人暮らしと比べて、食料費や交通・通信費などが増加。特に食料費は子供の成長によって、外食の頻度や内容が変化することもあるため、増えやすい傾向にあります。

3人家族の生活費の平均・内訳

項目

1カ月の平均

食料

87,876円

住居

19,278円

水道光熱費

電気代

12,651円

ガス代

5,121円

他の光熱

1,211円

上下水道料

5,358円

家具・家事用品

13,302円

被服及び履物

9,970円

保健医療

15,604円

交通・通信

42,780円

教育

12,216円

教育娯楽

28,045円

その他の消費支出

56,684円

消費支出の合計

310,096円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

3人暮らしの生活費の合計は平均で約31万円です。3人世帯からは「教育費」が平均で1.2万円ほど計上されるようになります。これは学齢期の子どもがいる家庭の影響によるものでしょう。

水道光熱費の合計は約2.4万円で、電気代は約1.3万円まで上昇。洗濯の回数が増えたり、個室で過ごす時間が増えたりすることで、電気や水の消費量が増えたと推察されます。

4人暮らしの生活費の平均・内訳

4人暮らしの生活費の中で、注目したいのは「教育費」です。月平均で約3万円と、なんと3人世帯の2倍以上に。兄弟姉妹の受験・進学が重なるタイミングなどは、負担が大きくなる可能性があります。

4人家族の生活費の平均・内訳

項目

1カ月の平均

食料

96,328円

住居

15,120円

水道光熱費

電気代

12,805円

ガス代

5,015円

他の光熱

747円

上下水道料

6,026円

家具・家事用品

13,029円

被服及び履物

13,093円

保健医療

14,022円

交通・通信

51,087円

教育

30,030円

教育娯楽

33,980円

その他の消費支出

50,116円

消費支出の合計

341,398円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

4人暮らしの生活費の合計は平均で約34.1万円です。食料費も約9.6万円と、ついに10万円の大台が見えてくる金額になっています。水道光熱費の合計は約2.5万円。電気代は約1.3万円と高止まりしているのも見逃せません。

一方で、住居費が1.5万円程度と低め。4人暮らしでは、住宅ローンを利用している世帯は少なくないでしょう。しかし、家計調査の「住居費」には住宅ローン返済額が含まれないため、住居費が低額になったと考えられます。

5人暮らしの生活費の平均・内訳

当たり前ですが、世帯人数が増えるほど支出は増大。5人暮らしの生活費の合計は平均で約36万円でした。

5人家族の生活費の平均・内訳

項目

1カ月の平均

食料

105,480円

住居

12,804円

水道光熱費

電気代

14,413円

ガス代

4,284円

他の光熱

1,204円

上下水道料

6,846円

家具・家事用品

13,831円

被服及び履物

13,769円

保健医療

13,605円

交通・通信

54,027円

教育

34,283円

教育娯楽

35,179円

その他の消費支出

50,192円

消費支出の合計

359,917円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

5人暮らしの世帯で目を向けたいのは食料費。約10.5万円と、家計の3割近くを占めるようになります。大家族では、食料のまとめ買いや特売での購入など工夫をしないと、食費が膨らんでしまいがちです。教育費も約3.4万円と高く、交通・通信費も約5.4万円と大きな負担になっています。

水道光熱費の合計は約2.7万円。電気代は、平均1.4万円を超えます。5人が同じ家に住むと、生活リズムのズレなどから照明や空調を稼働させる時間が長くなるのが要因の一つでしょう。

過去5年間における生活費の平均の推移

20202024年の過去5年間における生活費の推移も見てみましょう。総務省の家計調査によると、名目上わずかに増加していることがわかります。

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一人暮らしの場合、2020年の約15万円から2024年には約17万円まで増加。2人以上の世帯全体を見ても、多くの世帯人数で数万円単位の支出増となっています。

この背景には、世界的な原材料費の高騰や、円安による物価上昇、そしてエネルギー価格の変動が影響していると考えられます。インフレにより同じ生活水準を維持するだけでも、より多くの生活費が必要になっているのでしょう。

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【年齢別】1カ月の生活費の平均・内訳

年齢別の支出データをチェックすると、人生のステージごとに必要な支出が変化していることがわかります。「何歳頃は、何にお金がかかるか」という視点で見ていきましょう。

以下は総務省の家計調査のデータで、世帯主の年齢階級の生活費の平均・内訳です。

【年齢別】1カ月の生活費の平均・内訳

項目

29歳以下

30代

40代

50代

60代

70代以上

食料

40,728円

66,342円

82,817円

77,373円

75,238円

63,547円

住居

34,832円

30,340円

21,006円

19,218円

20,057円

14,713円

水道光熱費

電気代

4,927円

8,560円

10,695円

10,678円

11,189円

10,125円

ガス代

2,419円

3,653円

4,251円

4,411円

4,305円

4,208円

他の光熱

45円

331円

533円

840円

1,359円

1,594円

上下水道料

1,779円

3,592円

4,708円

4,467円

4,407円

3,869円

家具・家事用品

5,768円

9,681円

11,168円

10,387円

11,530円

9,552円

被服及び履物

6,685円

10,142円

11,745円

9,729円

8,067円

4,867円

保健医療

8,288円

10,832円

11,526円

11,520円

14,810円

13,917円

交通・通信

20,197円

36,933円

43,115円

44,090円

40,987円

22,611円

教育

207円

4,732円

22,037円

18,541円

2,606円

217円

教育娯楽

24,113円

28,766円

32,507円

28,130円

27,526円

19,999円

その他の消費支出

24,795円

32,996円

46,535円

58,433円

52,162円

41,299円

消費支出の合計

174,783円

246,900円

302,643円

297,817円

274,243円

210,518円

  • 「消費支出の合計」は各項目の値から再計算しています。

29歳以下の若い世代は、住居費が約3.5万円と全世代で最も高く、賃貸住宅での生活が大きな負担となっていることが読み取れます。家族が増える30代・40代になると、支出の中心は食料費と教育費へと変化。特に40代は消費支出の合計が約30.3万円とピークを迎え、教育費も約2.2万円と最高額になっています。

50代になると教育費負担はやや減るものの、交際費など他の支出が増加して、支出総額は高い水準を維持。その後60代から70代以上のシニア世代に入ると、教育費や交通費は大きく減少しますが、代わって保健医療費の負担が重くなっています。

【地域別】1カ月の生活費の平均

生活費は住んでいる地域によっても差があり、基本的には都市部ほど生活費が高い傾向にあります。これは、家賃相場が高く、外食やレジャーの機会も多いことなどが理由でしょう。

【地域別】1カ月の平均生活費

地域

生活費(消費支出)

北海道地方

228,975円

東北地方

240,084円

関東地方

265,914円

北陸地方

241,135円

東海地方

257,829円

近畿地方

247,721円

中国地方

247,115円

四国地方

218,081円

九州地方

230,449円

沖縄地方

192,262円

2024年の地域別データでは、関東地方が265,914円と最も高、東海地方の257,829円が続きます。一方で最も支出が低いのは沖縄地方の192,262円、2番目に低額なのは四国地方の218,081円。関東と比較すると、月間で約5万~7万円もの差がありました。

沖縄や四国などは家賃相場が低く、また、比較的温暖であるため、光熱費などの負担が抑えられることが要因かもしれません。

【年収別】1カ月の生活費の平均

年収と生活費の関係を見ると、年収が上がるにつれて消費支出も増加する傾向が見てとれます。

【年収別】1カ月の平均生活費

区分

生活費(消費支出)

年収172万円以下

119,946円

年収172235万円

161,391円

年収235300万円

186,992円

年収300360万円

213,897円

年収360434万円

228,047円

年収434523万円

252,113円

年収523624万円

268,141円

年収624768万円

297,159円

年収768982万円

337,991円

年収982万円以上

443,615円

年収172万円以下の層では月平均の支出は約12万円ですが、年収982万円以上の層では約44.4万円。4倍近い差が開いています。

一般的には、年収が上がるにつれて教養娯楽や交際費など「生活の質を高めるための支出」の割合が増えていくと言われています。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

高所得層になるほど収める税金が高くなり、支出の絶対額も大きくなるので、意外と手元にお金が残っていないという人も少なくありません。生活費を削れば、貯蓄や資産形成に回せるお金も増えるので、収入に関わらず節約を心がけるのがベターです。

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生活費の見直したい項目

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生活費を見直す際、まず頭に入れておきたいのが「固定費」と「変動費」の違いです。固定費とは、家賃や通信費のように、毎月一定額が発生する費用のこと。一方、変動費は食費や交際費のように、行動次第で金額が変わる費用のことを指します。

固定費は一度削減できれば、その後も節約効果が持続するのが特徴。そのため、家計を改善したいなら固定費の削減を優先し、次に変動費の節約に取り組むと効率的です。固定費と変動費といってもさまざまな費用がありますが、中でも見直したい費用は次のとおりです。

特に見直したい固定費と変動費

固定費

家賃/水道光熱費/通信費/保険料/サブスクリプション料金

変動費

食費/交通費/交際費/医療費

固定費の節約術

節約を成功させる秘訣は「努力を継続しなくてもいい仕組み」を作ること。固定費は一度の手続きで支出を長期的に下げられるため、手間が少ないのもポイントです。 

住居費の節約術

住居費は多くの世帯にとって、最大の固定費であることがほとんど。一度決まると変更が難しいイメージがありますが、実は見直しのチャンスはいくつかあります。 

その最たる方法が「お部屋探し」。引越しする際は家賃を抑えることで、住居費を大きく節約できます。さらに、住宅ローンの場合は「借り換え」を検討することで、月々の返済額を減らせる可能性があります。

お部屋探しの節約ポイント

利便性と家賃のバランスを見直し、自分に合った物件を検討しましょう。例えば、部屋の質を重視する場合でも、急行が止まらない駅や駅から少し離れた住宅街、古いがリノベーションされている物件などを選ぶと、家賃を抑えることが可能です。もちろん、敷金・礼金など初期費用を考慮することが大切です。

借り換えの節約ポイント

住宅ローンの金利をチェックし、より低金利なプランへ借り換えることで、住居費を下げることができます。ただし、事務手数料や保証金など費用が発生するので、長期的に得となる試算することが大切です。

その他の節約ポイント

実家への引越しや、ルームシェアで家賃を分担することも、住居費の負担を減らすことに直結します。

水道光熱費の節約術

生活に欠かせないインフラでありながら、水道光熱費は家計に占める割合が大きい項目の一つです。日々の節水・節電も重要ですが、イチオシなのは「電気・ガス会社の見直し」です。

2016年の電力自由化、2017年のガス自由化により、さまざまな電力・ガス会社が登場。各社が独自のメニューを提供しており、自分に合った会社・プランを選ぶことで、光熱費を抑えられます。また、特に電力・ガスのセット割や、各サービスのポイント還元率が高まる特典もあって、生活費の削減に有効です。

ENEOSでんき・都市ガスは、電気・ガスを多く使う人に適した料金プランを用意。WEBで簡単に乗り換え後の料金をシミュレーションできます。まずは、どれくらい安くなるかチェックしてみてください。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

通信費の節約術

通信費は現代社会において必須の支出ですが、節約に取り組みやすい項目でもあります。長年同じキャリアで契約し続けているのであれば、まず「格安SIMMVNO)」やキャリアの「データ通信専用プラン」への移行を検討しましょう。これだけで月々の支払いが5,000円以上安くなることも珍しくありません。

Wi-Fi利用などで、契約容量よりデータ使用量を抑えられているなら、料金プランの変更も手。自分のデータ使用量をマイページで確認し、最適なプランに変更するだけで、無駄な支払いをカットできます。

また、自宅の光回線とスマホをセットにすることで適用される「セット割」の活用や、不要なオプション契約の解約も効果的。月額数百円のオプションでも、複数解約すれば出費をスリムにできます。

保険料の節約術

保険料は安心して生活するための支出ですが、将来への不安から、ついつい過剰に契約してしまうことも。ただ、日本には本には公的医療保険制度があり、高額療養費制度など手厚い保障が用意されているため、民間の保険でカバーすべき範囲は意外と限られています。まずは現在加入している保険の内容を書き出し、保障内容の重複がないか確認しましょう。

定期的な見直しも欠かせません。ライフステージの変化に合わせて、必要な保障額は変わります。結婚や出産、子どもの独立を機に保障内容が適切かチェックしてください。

また、ネット型の保険への切り替えも検討したいアイデアのひとつ。ネット型は人件費や店舗維持費がかからないため、同等の保障内容でも保険料を大幅に抑えられるかもしれません。また、月払いを「年払い」に変更して、トータルの支払い額を安くするのも一案です。

サブスクリプション料金の節約術

動画配信サービスや音楽、クラウドストレージなど、月額制のサブスクリプションサービスは便利ですが、塵も積もれば山となる典型的な支出。一つひとつは数百円から数千円と少額なので、利用頻度が低くても、契約したまま放置してしまいがちです。

まずはクレジットカードの明細やスマホの決済履歴をチェックし、現在契約中のサービスを洗い出しましょう。数カ月間使っていないサービスがあれば、すぐに解約することをおすすめします。

「また使うかもしれない」と思っても、サブスクは再契約が簡単なものが多いため、必要になった時に再度加入する方が合理的です。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

試しに加入したサブスクリプションサービスは、必ず無料期間が終了するタイミングをカレンダーにメモ。期日がきたら、要不要を判断すると良いでしょう。また、家族で共有できるファミリープランに切り替え、1人あたりの単価を下げるのも節約術の一つです。

変動費の節約術

固定費の見直しの次は、日々の生活の中で発生する「変動費」に注目しましょう。変動費の節約は、固定費のように一度で終わるものではなく、日々の意識が結果に直結します。だからといって無理な我慢はストレスを生み、かえって浪費の原因にもなりかねません。

大切なのは、「いくら使ったか」を可視化することそして、自分にとって満足度の高いお金の使い方を身につけることです。ここでは、食費や交通費など、膨らんでしまいがちな変動費を抑えるコツを解説します。

食費の節約術

食費は、変動費の中で最も大きな割合を占め、かつ最も削りやすい項目です。節約の王道は「自炊」ですが、完璧にこなそうとすると挫折しやすくなります。肝心なのは、無理のないルール作りです。

例えば、買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認して、「買うものリスト」を作ることで、不要な「ついで買い」を防止。安い時に肉や野菜をまとめ買いして冷凍保存するのも賢い方法です。

また、コンビニの利用を控えることも、ムダな買い物を減らす手段。マイボトルの持参も飲み物代の削減につながります。外食をする際は、ランチタイムを活用したり、クーポンやポイント還元を徹底利用したりすることも、食費節約のポイントです。

交通費の節約術

交通費は通勤・通学だけでなく、レジャーや買い物でも発生する費用。公共交通機関を利用する際は、ポイント還元のあるクレジットカードでICカードにチャージしたり、1回あたりの運賃が安くなる回数券を活用したりするのがおすすめです。

また、短距離であれば、歩いたり、自転車を使ったりするのも一興でしょう。交通費がゼロになるだけでなく、健康維持の効果もあります。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

車移動ならエコドライブを心がけましょう。週末しか乗らないのであれば、車の所有自体を見直してみるのもアリ。カーシェアリングやレンタカーに切り替えることで、駐車場代や保険など維持費がなくなり、年間で数十万円単位の節約になることもあります。

交際費の節約術

交際費は「人とのつながり」に関わる費用であるため、単に削ればいいというものではありません。自分にとって本当に価値のある付き合いに絞り、「なんとなく」で参加している飲み会や付き合いの支出を減らしてみてください。

例えば、飲み会を夜ではなくランチ会に切り替える、あるいはホームパーティー形式にするだけで、支出を大きく削減可能。また、「今月は交際費に〇〇円まで」と予算内で行動するようにすれば、誘いを断る判断基準ができ、交際費の節約につながるでしょう。

医療費の節約術

医療費を節約する上で大切なのは「病気になる前に予防する」こと。定期的な健康診断や歯科検診を受けることは、短期的には費用がかかりますが、病気の早期発見・早期治療につながり、将来的な高額な医療費や入院費を抑えることになります。

また、薬を受け取る際は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を希望することで、薬代を大幅に安く抑えることが可能。制度面では、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に受けられる「医療費控除」の申請も忘れずに。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

自治体によっては子どもや特定の疾患に対する助成制度も充実しているため、自身や家族が利用できる制度を一度チェックしておきましょう。

生活費を賢く管理するテクニック

節約術を実践するのと並行して行いたいのが、生活費そのものを管理することです。収支が把握できていなければ、どこを削るべきか分かりません。ここでは、賢くお金を管理するためのテクニックを紹介します。

家計簿で収支を定期的に確認する

自分の支出のクセを知るためには、家計簿をつけるのが最も効果的です。家計簿アプリでクレジットカードや銀行口座、電子マネーなどを連携させれば、支払いが自動的に記録・分類。手間なく「何にいくら使ったか」を把握できるでしょう。

週または月に一度だけでもアプリで「今月は外食が多かった」「電気代が予想より高い」と振り返る時間を持つだけで、自然と節約意識が高まります。

家計簿について詳しく知りたいならこちらもチェック!

家計簿のおすすめ項目一覧!シンプルな分類でざっくり支出を管理。節約術も紹介

生活費と貯蓄で口座を使い分ける

一つの口座で生活費の支払いと貯蓄を一緒に行っていると、細かい管理が難しくなります。賢く管理するには、口座を使い分けるのがセオリーです。

そのうえで「先取り貯蓄」を徹底すること。給料が入ったら、貯蓄分を専用口座に移動させ、残ったお金で生活を回す仕組みを作りましょう。生活費口座には「今月使っていいお金」しか入っていない状態にすることで、予算オーバーを防ぎやすくなります。

節約や貯蓄などの目標額を設定する

家計管理を成功させるには、節約する目的を明確にし、具体的な金額を設定すること。「1年後に10万円貯めて家族旅行に行く」「将来のために毎月3万円は必ず投資に回す」といった目標があれば、節約へのモチベーションを維持できます。

家族がいるなら、目的と目標額を共有しましょう。一緒に取り組むことで大きな成果を得られるはずです。

生活費を見直して、賢く節約しよう!

生活費の平均は世帯人数や年齢、地域によってさまざまですが、物価上昇の影響を受けて全体的に上昇傾向にあります。もし自身の支出が平均より高いと感じたら、まずは「固定費」の見直しから始めてみましょう。

中でも、水道光熱費の節約は、生活の質を落とさずに取り組める効果的です。料金設定がお得な電力・ガス会社を乗り換えて、節約の近道と言えるでしょう。

ENEOSでんき・都市ガスでは、電気・ガスの使用量が多い方に向いた料金設定を採用。光熱費が高いとお悩みなら、まずは料金シミュレーションをお試しください。乗り換えで、電気・ガス代を節約できるかもしれません。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

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