ゲーミングPCの電気代はいくら?スペックごとの電気代比較と節約方法を解説

「ゲーミングPCで快適にゲームを楽しみたいけれど、電気代が高くなるのでは?」と心配している方も多いのではないでしょうか。

ゲーミングPCは高性能な分、一般的なPCよりも消費電力が大きくなります。

この記事では、ゲーミングPCの電気代がなぜ高くなるのか、スペック別にどのくらいの電気代がかかるのかを詳しく比較します。

電気代の節約方法もあわせて解説しますので、コストを抑えながらゲームを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

ゲーミングPCの電気代はどのくらいかかる?高くなる原因は?

ゲーミングPCは、一般的なオフィスPCと比べて高性能なパーツを搭載しているため、消費電力が大きく、電気代が高くなります。

ミドルレンジクラスのゲーミングPCを1日に4時間使用した場合、1カ月の電気代は約1,860円にもなります。

ここでは、ゲーミングPCの電気代が高くなる具体的な原因を以下の項目で解説します。

  • CPUとGPUの消費電力の影響
  • プレイ時間とゲームの種類の影響
  • 電源ユニットの影響
  • モニターや周辺機器の影響

CPUとGPUの消費電力の影響

ゲーミングPCの電気代が高くなりやすい最大の理由は、ゲームの動作に直結するCPU(Central Processing Unit)とGPU(Graphics Processing Unit)が多くの電力を必要とするためです。

これらのパーツは、高画質な映像や複雑な処理を高速で行うために高い性能が求められ、それに伴って消費電力も大きくなります。

特にGPUは3D映像を処理するために多くの電力を使う部品で、最新の高性能モデルでは300〜500W程度を必要とするものもあります。

たとえば「NVIDIA GeForce RTX 4090」は、合計ボード電力(TGP)が約450Wとされています。

  • CPU:PC全体の計算処理と制御を行う中枢部品

  • GPU:画像・映像の描画処理を高速化する専用部品

  • TGP:GPUが動作する際に必要となる電力の目安(グラフィックカード全体の想定消費電力)

プレイ時間とゲームの種類の影響

ゲーミングPCを使用する時間によって、また、プレイするゲームの種類によっても消費電力は変動します。当然ながら、長時間のプレイは電気代が高くなるでしょう。

また、美しい3Dグラフィックスを多用するオープンワールド系のゲームや、一瞬の動作が勝敗を分けるFPSなどは、GPUやCPUに高い処理能力を要求します。

これらのゲームをプレイする際は、PCがフルパワーに近い状態で稼働するため、電気代が高くなってしまうのです。

電源ユニットの影響

ゲーミングPCの電気代は、「電源ユニット」と呼ばれる部品の質によっても大きく変わります。

電源ユニットは、コンセントから届く電気をPCの中で使える形に変換する役割を持っていますが、この時にどうしても電力のムダが生まれます。

効率の悪い電源ユニットを使っているとこのムダが大きくなり、PCが必要とする以上の電気を使うため、その分電気代も高くなってしまうのです。

電気代を少しでも抑えたい場合は、変換効率の高い電源ユニットを選ぶことが大切です。目安になるのが「80 PLUS認証」と呼ばれる規格で、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumとランクが上がるほど効率がよく、無駄な電力を減らせます。

長く使うPCほどこうした差が家計にも影響しやすいため、初期費用だけでなく“効率の良さ”もチェックしておくと安心です。

モニターや周辺機器の影響

ゲーミングPC本体だけでなく、モニターや周辺機器も電気代に影響します。特に、高解像度や高リフレッシュレートのゲーミングモニターは、一般的なモニターより消費電力が大きめです。

さらに、RGBライティング(LED)、追加の冷却ファン、ゲーミングマウスやキーボードなども少しずつ電力を使うため、合計すると電気代に関わってきます。

【スペック別】ゲーミングPCの電気代はいくら?

ゲーミングPCの電気代は、搭載されているパーツ、特に電源ユニットの容量によって大きく変動します。

たとえば、エントリークラスのゲーミングPCで、消費電力を300W(0.3kW)と仮定し、1日4時間使用した場合の電気代を計算してみましょう。

電気代の計算式は以下のとおりです。

ゲーミングPCの電気代(円)=1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)

300WクラスのゲーミングPCにかかる電気代(目安)
  • 1日(4時間)の電気代:9.3円/h×4h=37.2円
  • 1カ月(30日)の電気代:37.2円/日×30日=1,116円
  • 1年(365日)の電気代:37.2円/日×365日=13,578円
  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

ただし、これは常に最大消費電力で稼働し続けた場合であり、実際にはゲーム中の負荷や設定によって消費電力は変動します。

ゲーミングPC(ミドルレンジクラスまで)の電気代

多くの人気ゲームを快適にプレイできるミドルレンジクラスのゲーミングPCでは、電源ユニット500W~600Wクラスが一般的です。

500~600WクラスのゲーミングPCにかかる電気代(目安)

使用時間

電気代(500W)

電気代(600W)

1時間

15.5円

18.6円

1日(4時間)

62円

74.4円

1カ月(30日)

1,860円

2,232円

1年(365日)

22,630円

27,156円

  • 1カ月は30日(1日4時間)、1年は365日(1日4時間)として算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

ただし、PCは常にフルパワーで稼働しているわけではなく、実際にはプレイするゲームや作業内容によって電気代は変動します。平均すると、この表の半分程度の電力で稼働していることも多いと言われています。

ゲーミングPC(ハイスペッククラス)の電気代

より高画質・高フレームレートでゲームを楽しみたい場合や、動画配信も行う場合は、電源ユニット750W~800WクラスのハイスペックなゲーミングPCが選択肢となります。

750~800WクラスのゲーミングPCにかかる電気代(目安)

使用時間

電気代(750W)

電気代(800W)

1時間

23.25円

24.8円

1日(4時間)

93円

99.2円

1カ月(30日)

2,790円

2,976円

1年(365日)

33,945円

36,208円

  • 1カ月は30日(1日4時間)、1年は365日(1日4時間)として算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

ゲーミングPC(ハイエンドクラス)の電気代

最新のAAAタイトルを最高設定や4K解像度でプレイしたり、高度な動画編集を行ったりするハイエンドクラスのPCでは、電源ユニット1,000Wクラスが搭載されることもあります。

このクラスのPCで、常に最大消費電力で稼働し続けたと仮定した場合の電気代の目安を計算しました。

1,000WクラスのゲーミングPCにかかる電気代(目安)

使用時間

電気代(1,000W)

1時間

31円

1日(4時間)

124円

1カ月(30日)

3,720円

1年(365日)

45,260円

  • 1カ月は30日(1日4時間)、1年は365日(1日4時間)として算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

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ゲーミングPCの電気代を節約する方法は?

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ゲーミングPCの電気代はスペックや使用時間によって高額になる可能性がありますが、日々の使い方や設定を見直すことで節約が可能です。

以下の節約方法を実践してみましょう。

  • スリープとシャットダウンを使い分ける
  • 電源ユニットは「80 PLUS認証」や「ETA認証」を選ぶ
  • モニターの明るさ(輝度)を調節する
  • ヘッドホンやイヤホンを使う
  • 発熱を抑えるよう工夫する
  • LEDライティングをオフにする
  • 電力会社・料金プランを見直す

スリープとシャットダウンを使い分ける

ゲーミングPCの電気代を節約するためには、PCを使っていない時間の電力消費をいかに抑えるかが鍵となります。そのために重要なのが「スリープ」と「シャットダウン」の使い分けです。

PCを起動したままの状態(アイドル状態)やスリープモードも完全に電源が切れているわけではなく、メモリなどに電力を供給し続けるため、待機電力が発生します。

また一般的に、PCの起動時に比較的大きな電力を消費します。非常に短い時間(数分程度)の離席であれば、そのままの状態にしておくほうが、スリープやシャットダウンをおこなうよりもトータルの消費電力が少なくなるのです。

節約の目安としてよく言われるのが「90分」の壁です。PCを操作しない時間が90分以内であればスリープモードにし、90分以上操作しない場合はシャットダウンするほうが、消費電力を抑えられるとされています。

ゲームの合間に軽い休憩を取るならスリープ、食事に行くならシャットダウンなど、PCから離れる時間に応じて賢く使い分けることで、無駄な電力消費を削減できます。

毎回シャットダウンするのが面倒だと感じている方も、この「90分ルール」を目安にしてみてはいかがでしょうか。

電源ユニットは「80 PLUS認証」や「ETA認証」を選ぶ

ゲーミングPCの電気代節約において、電源ユニットの電力変換効率は非常に重要です。電源ユニットの効率を示す認証規格「80 PLUS認証」は、最も普及している認証で、電力変換効率が80%以上であることを保証しています。

たとえば、500Wの電力をPCパーツが必要とする場合、効率80%の電源ユニットは約625Wの電力をコンセントから消費しますが、効率90%の電源ユニットなら約556Wの消費で済むのです。

さらに、近年では「ETA認証(Cybenetics)」という新しい認証規格も登場しています。これは80 PLUS認証よりもさらに厳しい基準で、低負荷時から高負荷時までにおける変換効率や、待機電力の効率なども評価対象です。

PCを新規に購入・自作する場合や電源ユニットを交換する際には、これらの認証を受けた高効率モデルの選択により、長期的な電気代の節約が可能です。

モニターの明るさ(輝度)を調節する

ゲーミングPC本体だけでなく、モニターの明るさも電気代に影響します。特に液晶モニターは、画面の明るさ(輝度)を上げるほど消費電力が大きくなります。

多くのゲーミングモニターは、購入時の設定で明るさが最大、あるいはかなり明るめに設定されていることがあります。もちろん、明るい画面はゲームの迫力を増しますが、必要以上に明るく設定している場合は電力を消費しすぎているかもしれません。

モニターの明るさを少し下げるだけでも、消費電力を抑えられます。適切な明るさに調整することで、節電効果だけでなく、長時間のゲームプレイにおける目の負担軽減にもつながるでしょう。

ヘッドホンやイヤホンを使う

ゲームの音響は、没入感を高めるのに大きな役割を果たします。多くのゲーマーが高性能なスピーカーやヘッドセットを使用していますが、ここにも節電のヒントがあります。

一般的に、アンプを内蔵したような外部スピーカーは、ヘッドホンやイヤホンに比べて消費電力が大きい傾向にあります。

もし、普段から大音量でスピーカーを使用している場合は、ヘッドホンやイヤホンに切り替えることを検討してみましょう。音質や没入感を損なうことなく、スピーカー分の消費電力を削減できます。

発熱を抑えるよう工夫する

ゲーミングPCは高性能な分、CPUやGPUが発する熱も大きくなります。PC内部の温度が高くなると、冷却ファンがより高速で回転する必要があり、消費電力も増加してしまいます。

発熱を抑えて効率的に冷却することは、PCのパフォーマンスを維持するだけでなく、節電の鍵となるのです。

まず、PC内部のホコリを定期的に掃除しましょう。ファンやヒートシンクにホコリが溜まると冷却効率が著しく低下します。

PCを壁際にぴったりつけたり、棚の中など通気性の悪い場所に置いたりすると、排熱がうまくいかず内部に熱がこもってしまうため、離して設置しましょう。

これらの対策により、冷却ファンの無駄な稼働を抑え、消費電力を削減することが期待できます。

LEDライティングをオフにする

近年のゲーミングPCや周辺機器は、RGBライティング(LED)でカラフルに光るものが主流です。見た目の格好良さやゲームへの没入感を高める演出として人気ですが、これらのLEDも当然ながら電力を消費しています。

一つひとつのLEDの消費電力はわずかですが、多くの機器が同時に光る場合、その合計は無視できないレベルになることもあります。

もし、電気代を少しでも節約したいのであれば、これらのLEDライティングをオフにすることを検討しましょう。

多くのゲーミングPCやマザーボードには、ライティングを制御するための専用ソフトウェアが付属しています。これらの設定を変更し、ライティングを消灯するだけで、手軽に消費電力を削減できます。

電力会社・料金プランを見直す

ゲーミングPCの電気代を根本的に節約する方法として、契約している電力会社や料金プランの見直しも非常に有効です。

2016年の電力自由化以降、私たちはライフスタイルに合った電力会社やプランを自由に選べるようになりました。

電気料金プランは電力会社によって異なり、電気使用量が多い人向けのプランや、夜間の電気代が安くなるプランなど、さまざまな特色があります。

ゲーミングPCの使用時間が長い人、つまり「電気を多く使う人」は、電力会社を見直すことで大きな節約効果が期待できるのです。

たとえば、「ENEOSでんき」は、電気を多く使う人ほどおトクになる料金設定のプランを用意しています。

ゲーミングPC以外にも、エアコンやほかの家電で電気を多く使うご家庭は、ENEOSでんきに乗り換えることで、電気代を大きく節約できる可能性があります。

ご家庭の電気の使用状況が「ENEOSでんき」に適しているか、まずはシミュレーションで確認してみてはいかがでしょうか。

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コストを抑えながら快適にゲームを楽しもう

ゲーミングPCは高性能なため、一般的なPCよりも電気代が高くなりがちです。その原因は高性能なCPUやGPU、長時間のプレイ、そして電源ユニットの効率などにあります。しかし、日々の使い方を少し工夫するだけで、電気代は確実に節約できます。

この記事で紹介した「スリープとシャットダウンの使い分け」や「モニター輝度の調整」、そして「電力会社の見直し」などを実践し、電気代を賢く抑えながら快適なゲーミングライフを思い切り楽しんでください。

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