3人家族の生活費はどれくらい?平均や内訳、節約方法なども紹介

育児・子育てなどで生活費が高くなりがちな3人家族。将来に備えて貯金をするため、生活費を節約したい方も多いでしょう。

そこで今回は、3人家族の生活費を紹介。平均や内訳、理想的な生活費のシミュレーション、生活費の節約方法なども解説します。ご自身の生活費を見直し、節約のヒントとして活用ください。

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3人家族の生活費の平均は?内訳も紹介

3人家族が生活するうえで、1カ月にどれくらいの費用がかかるのか知ることは家計改善のヒントになります。

実際の生活費はライフスタイルや住んでいる地域によって異なりますが、まずは総務省による家計調査の消費支出を参考に、3人家族における生活費の平均を見ていきましょう。

3人家族の生活費の平均・内訳

項目

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

食料

87,876円

85,557円

80,554円

77,578円

78,155円

住居

19,278円

20,120円

20,040円

18,993円

17,645円

水道光熱費

24,340円

25,082円

25,657円

22,503円

22,614円

家具・家事用品

13,302円

13,448円

12,837円

11,974円

13,107円

被服及び履物

9,970円

9,705円

9,343円

8,800円

8,904円

保健医療

15,604円

14,834円

15,099円

14,635円

14,375円

交通・通信

42,780円

48,596円

44,465円

41,110円

41,316円

教育

12,216円

11,199円

10,750円

11,403円

8,934円

教養娯楽

28,045円

28,526円

26,428円

24,346円

23,500円

その他の消費支出

56,684円

55,500円

59,167円

53,413円

55,785円

消費支出合計

310,095円

312,567円

304,340円

284,755円

284,335円

  • 消費支出の合計は抽出した金額を元に再計算しています。

2024年における3人家族の消費支出の合計は約31万円でした。内訳を見てみると、食料費が支出の約4分の1を占めています。外食の頻度や自炊の内容によって変動しやすい項目であるものの、近年の物価高騰の影響もあってか増加傾向にあるようです。

交通・通信費や教養娯楽費も、スマートフォンの普及や余暇の過ごし方の多様化により、家計において無視できない割合を占めています。

一方、住居費が約2万円と低めに出るのは「統計に住宅ローンの返済額が含まれていない」から。持ち家世帯が多いほど家賃の支払いがない(または小さい)世帯が増えるため、平均の住居費が低めに出やすくなります。3人家族ともなると住宅ローンを利用している世帯が多いため、統計上の住居費が低くなっている点は留意ください。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

平均より自身の生活費が高いなら、まず不要な支出がないか見直してください。ムダ遣いが目立つようであれば、家計の改善を意識するべきでしょう。

共働き世帯と片働き世帯の生活費の平均・内訳

同じ3人家族であっても、共働き世帯と片働き世帯でも生活費は異なります。それぞれの世帯における、生活費の平均と内訳を見てみましょう。

【共働き・片働き別】3人家族の生活費の平均・内訳

項目

共働き

片働き

食料

87,156円

83,446円

住居

18,966円

22,955円

水道光熱費

21,439円

23,163円

家具・家事用品

13,558円

14,926円

被服及び履物

12,584円

10,944円

保健医療

14,145円

13,124円

交通・通信

51,351円

42,491円

教育

26,393円

16,786円

教養娯楽

32,166円

28,220円

その他の消費支出

60,411円

49,671円

消費支出合計

338,169円

305,726円

  • 消費支出の合計は抽出した金額を元に再計算しています。

共働き世帯の合計支出は約33.8万円で片働き世帯の約30.5万円を上回っています。各項目の中でも、特に顕著なのが食料費と教育費。共働き世帯は仕事で忙しい日は外食や惣菜を利用する機会も増えるためか、食料費は高くなりがちです。一方で世帯年収は高くなる傾向にあるので、子どもを塾や習い事に通わせる余裕が出てきます。

対する片働き世帯は、水道光熱費が共働き世帯よりやや高め。これは、在宅時間が長くなることで光熱費がかさむことなどが反映されていると推察できます。

1カ月の生活費の平均・内訳を深掘り

3人家族の平均支出を確認したところで、さらに視点を広げて「年齢」「地域」「年収」といった異なる角度から深掘りしていきましょう。

次に紹介するデータは3人家族に限定したものではありませんが、世帯の居住地や経済状況が支出に与える影響を知ることができます。

【年齢別】1カ月の生活費の平均・内訳

世帯主の年齢によって、家計の優先順位も変わるはず。若年層から高齢層まで、ライフステージごとに支出のボリュームゾーンが移動していく様子がデータからもわかります。

【年齢別】1カ月の生活費の平均・内訳

項目

29歳以下

30代

40代

50代

60代

70代以上

食料

40,728円

66,342円

82,817円

77,373円

75,238円

63,547円

住居

34,832円

30,340円

21,006円

19,218円

20,057円

14,713円

水道光熱費

9,170円

16,136円

20,187円

20,396円

21,260円

19,796円

家具・家事用品

5,768円

9,681円

11,168円

10,387円

11,530円

9,552円

被服及び履物

6,685円

10,142円

11,745円

9,729円

8,067円

4,867円

保健医療

8,288円

10,832円

11,526円

11,520円

14,810円

13,917円

交通・通信

20,197円

36,933円

43,115円

44,090円

40,987円

22,611円

教育

207円

4,732円

22,037円

18,541円

2,606円

217円

教養娯楽

24,113円

28,766円

32,507円

28,130円

27,526円

19,999円

その他の消費支出

24,795円

32,996円

46,535円

58,433円

52,162円

41,299円

消費支出の合計

174,783円

246,900円

302,643円

297,817円

274,243円

210,518円

  • 消費支出の合計は抽出した金額を元に再計算しています。

29歳以下は、住居費の割合が高くなる傾向にありました。賃貸住宅を利用しているケースが多いことが要因でしょう。一方で、40代から50代にかけては、子どもの教育費の比重が高め。子どもが育ち盛りのためか、食費も高くなっています。

60代以降になると教育費の負担はほぼなくなりますが、代わりに保健医療費の割合が増加。このように一生を通じて生活費は一定ではなく、常に変動し続けます

【地域別】1カ月の生活費の平均

住んでいる地域によっても、生活費には差が生じます。物価の違いだけでなく、気候や交通インフラの違いなどが支出に影響を与えるからです。

【地域別】1カ月の平均生活費

地域

生活費(消費支出)

北海道地方

228,975円

東北地方

240,084円

関東地方

265,914円

北陸地方

241,135円

東海地方

257,829円

近畿地方

247,721円

中国地方

247,115円

四国地方

218,081円

九州地方

230,449円

沖縄地方

192,262円

最も支出が高いのは関東地方で、約26.6万円。次いで東海地方や近畿地方など、都市部を抱えるエリアが上位にランクインしています。

北海道地方や北陸地方は、全体的な生活費は抑えられているものの、冬場の暖房代といった水道光熱費が他の地域よりも高くなる傾向があります。また、九州地方や沖縄地方は比較的支出が控えめです。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

公共交通機関が限られる地域では、自家用車の維持費などが発生し、各費用の比重は都市部と異なります。

【年収別】1カ月の生活費の平均

世帯年収と支出は密接に関係しています。収入が増えれば生活にゆとりが生まれますが、それと同時に生活水準も上がりやすいため、注意が必要です。

【年収別】1カ月の平均生活費

区分

生活費(消費支出)

年収172万円以下

119,946円

年収172235万円

161,391円

年収235300万円

186,992円

年収300360万円

213,897円

年収360434万円

228,047円

年収434523万円

252,113円

年収523624万円

268,141円

年収624768万円

297,159円

年収768982万円

337,991円

年収982万円以上

443,615円

年収が上がるにつれて、支出額も段階的に上昇しています。年収300万円台の世帯の生活費は約21.4万円ですが、年収982万円以上の世帯になると約44.4万円。2倍以上の開きがあります。

注目したいのは、年収が上がると食費や光熱費といった暮らしに欠かせない支出よりも、趣味や娯楽、交際費など生活を豊かにするための支出が増える傾向にある点。年収に対して支出が多すぎるなら、このバランスを意識することが重要です。

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3人家族の理想的な生活費を手取り額別にシミュレーション

家計管理の世界でよく知られる指標に、かつてハーバード大学などで教鞭をとった、アメリカ上院議員のエリザベス・ウォーレン氏による「503020の法則」があります。この法則は、世帯収入を「必要なもの50:欲しいもの30:貯蓄・投資20」に分けるという考え方。この比率が家計における黄金比だとウォーレン氏は提唱しました。

ただ、子育てにお金がかかる日本の3人家族には、ウォーレン氏の黄金比を元にした生活費6:予備費2:貯蓄・投資2」という比率が適しているが推奨されます。この比率をもとに、手取り額別のシミュレーションを見てみましょう。

【手取り額別】理想的な生活費シミュレーション

手取り額

生活費

予備費

貯蓄・投資

手取り15万円

90,000円

30,000円

30,000円

手取り20万円

120,000円

40,000円

40,000円

手取り25万円

150,000円

50,000円

50,000円

手取り30万円

180,000円

60,000円

60,000円

手取り35万円

210,000円

70,000円

70,000円

手取り40万円

240,000円

80,000円

80,000円

手取り45万円

270,000円

90,000円

90,000円

手取り50万円

300,000円

100,000円

100,000円

手取り55万円

330,000円

110,000円

110,000円

例えば手取り額が30万円なら、生活費は18万円に抑え、予備費と貯蓄にそれぞれ6万円ずつ回すのが理想的です。

現在の生活費がこの基準を超えている場合、固定費の見直しが必要かもしれません。逆に、生活費が抑えられているなら、その分を教育資金としての貯蓄に上乗せすることで、将来の安心感を高められるでしょう。

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3人家族の生活費は子どもの成長に合わせて変動する

3人家族の家計管理において意識すべきなのは、支出が「一定ではない」ということ。子どもの成長というライフステージの変化に合わせて、中心となる支出の項目は入れ替わります。子どもの3つの時期における支出の傾向をあらかじめ把握しておきましょう。

出産・乳児

出産費用は自治体の助成金でカバーできることもありますが、ベビーベッドやベビーカー、衣類など、まとまった費用が必要。日々の生活では、おむつ代や粉ミルク代、離乳食などの消耗品費が加算されます。家の中で過ごす時間が長くなるため、空調管理による水道光熱費の増加も避けられません

未就学児

保育園や幼稚園の利用に伴う費用が発生しますが、現在は幼児教育・保育の無償化制度が進んでいるため、かつてほど大きな負担にはならないケースも。ただし、給食費や通園バッグなどの備品代、習い事を始めるなら月謝なども必要です。また、公園遊びやレジャーなどで外出機会が増えるため、レジャー費や衣服代などは増加傾向にあります。

児童・学生

小学校、中学校、そして高校へと進むにつれて生活費は高くなります。顕著なのは食費でしょう。特に子どもが食べ盛りを迎えると、食料品の購入頻度や量も増加。さらに、学習塾の月謝や夏期講習の費用、部活動の遠征費や用具代など、学校外での活動にかかるコストによって、支出が増える可能性が高くなります。

3人家族の生活費を節約する方法

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生活費を見直す際、イメージされやすいのは「食費の切り詰め」ですが、食事の質や量を落とすのはストレスが溜まりやすく、あまり長続きはしません。特に食べ盛りの子どもがいる3人家族では現実的ではないでしょう。

生活費を賢く抑えるコツは、節約効果が続く「固定費」を見直したり、楽しみながら家族みんなで「ポイ活」に取り組んだりすること。ここからは、3人家族が実践しやすい具体的な節約アイデアを紹介します。

電力・ガス会社を乗り換える

光熱費は家族が増えるほど高くなりやすいものの、一方で手軽に節約できるポイントでもあります。電力やガスの自由化以降、自由に契約先を選べるようになりました。現在契約している電力・ガス会社を乗り換えるだけで、毎月の支払額を下げられる可能性があります。

例えば、ENEOSでんき・都市ガスでは、電気使用量が多い世帯ほどお得になりやすい料金設定が特徴。日中の在宅時間が長かったり、家電を多く使ったりするなら、光熱費を大幅に抑えられるかもしれません。まずは料金シミュレーションで、節約できるか確かめてみてください。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

通信会社・プランを変更する

スマートフォンの月額料金も、見直しの効果が大きい固定費の一つ。大手キャリアから格安SIMMVNO)や大手キャリアのオンライン専用プランに乗り換えるだけで、一人あたり数千円の節約になることもあります。

3人家族なら、家族割やセット割が適用される契約プランを選ぶのも効果的。インターネット回線事業者を乗り換え、自宅の固定回線とスマホをセットで契約することで、通信コストを最適化することも可能です。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

使っていないオプションサービスが付帯したままになっていないか、データ通信量が契約プランと合っているかなども、チェックしましょう。

利用しているサブスクリプションサービスを減らす

動画配信や音楽、オンラインゲームなど、毎月定額で利用できるサブスクリプションサービスは、積み重なるとそれなりの出費になります。無料期間が終了してそのまま課金され続けているものがないか、クレジットカードの明細を一度確認してみてください。

家族で別々に契約しているものをファミリープランに集約するだけでも、節約につながるでしょう。

ポイント還元を積極的に利用する

いわゆる「ポイ活」を日々の生活に取り入れることも、生活費の削減に直結します。支払いを現金からクレジットカードや電子マネーに切り替えるだけで、決済額の0.5%1.5%程度がポイントとして還元されることも。特に、通信費などの固定費を還元率の高いカードで支払うのは節約の基本です。

また、ポイント還元率が上がるセールを狙ってまとめ買いをしたり、複数のポイントを合算して使えるサービスを利用したりすることも、家計の助けになります。貯まったポイントを支払いに充当すれば、その分だけ現金の支出を減らすことができるでしょう。

光熱費の支払いでもポイントが貯まる!

独自のポイントプログラムを設定している電力・ガス会社では、光熱費の支払いで、ポイントを貯めることができます。

例えばENEOSでんきなら、特別提携クレジットカードで支払うと、通常よりポイントが貯まりやすくなる特典があります。また、利用登録を行うことで、電気料金に応じてVポイントが貯まる仕組みも用意されています。支払い方法を工夫するだけで、毎月ポイントを積み上げていけるのは大きなメリットといえるでしょう。

国や自治体の支援制度を有効活用する

節約とは少し異なりますが、国や自治体の支援を活用することも、家計の助けになります。子どものいる3人家族なら、利用できる支援制度も少なくありません。

例えば、多くの自治体が実施する「ベビーシッター利用支援事業」のように、特定のサービスを利用した際に補助が受けられることも。また、児童手当や子ども医療費助成などの制度は申請が必要なので、忘れず対応しましょう。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

引越しをする際は、新居がある自治体に利用できる制度がないか、きちんと確認しておくことが大切です。

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生活費の平均は?一人暮らしなど世帯人数・年齢別に紹介!節約術も解説

3人家族の生活費を見直して賢く貯蓄しよう!

3人家族の生活費は、平均して月30万円前後が一つの目安。まずは現状の支出を把握し、理想の比率である「生活費6:予備費2:貯蓄2」に近づけていくことが、家計の安定につながります。

生活費を見直すなら、イチオシなのは固定費の節約。特に光熱費は、電力・ガス会社を乗り換えるだけで、手軽に固定費を削減できる可能性があります。

ENEOSでんき・都市ガスは電気・ガスを多く使う家庭にうってつけ。光熱費が高いとお悩みなら、生活費を節約する選択肢の一つに加えてみてください。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

暮らしの電気とガスの情報サイト「ENEeee!」を運営。エネルギーに関する情報や日々の暮らしに役立つ節約術・豆知識などを発信しています。毎月更新する記事を通じて、わくわくと驚きをお届けします。

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