食洗機の電気代はいくら?手洗いより安い?電気代を徹底比較!

「食洗機を導入してみたいけど、電気代が高くなりそう…」そんなふうに悩んで、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

実は、食洗機の電気代は思ったほど高くなく、使い方次第では手洗いよりもおトクになることもあります。さらに、節水や時短にもつながるため、忙しいご家庭にとっては「頼れる節約家電」です。

この記事では、卓上型・ビルトイン型の電気代を実際に計算し、手洗いとのコスト比較を徹底解説します。加えて、食洗機のメリット・注意点・電気代の節約術までわかりやすく紹介します。

食洗機の電気代はいくら?

家庭用の食洗機(食器洗い機/食器洗い乾燥機)には大きく分けて2種類あり、洗機の電気代は機種のタイプや使い方によって大きく変わります。

  • 卓上型(キッチンの上に設置するタイプ)
  • ビルトイン型(システムキッチンに組み込むタイプ)

どちらも洗浄時に水を温める「ヒーター」や、洗浄・乾燥を行う「モーター」を使うため、電気代はこの2つの消費電力量によって決まります。

電気代は次の計算式で求めることができます。

電気代の計算方法

電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

たとえば、消費電力が「1,000W(=1.0kW)」の食洗機を2時間使った場合、1回あたりの電気代は以下のとおりです。

  • 1,000(W)÷1,000×2h×31円/kWh=62.0円/回

つまり、1日1回使用すると、1カ月で1,860円、1年で22,630円の電気代がかかります。

ただし、実際には「エコモード」や「乾燥なしモード」を使うことで、この金額よりも安く抑えられるケースもあります。

卓上型食洗機の電気代

まずは、キッチンに簡単に設置できる卓上型食洗機の電気代を見ていきましょう。

1人暮らしからファミリー世帯まで、サイズによって電気代にどれくらい差があるのかを比較します。

使用人数目安

商品名

消費電力

1回の電気代

1カ月の電気代

1年の電気代

1人用

Panasonic「NP-TML1」

270W

16.74円

502.2円

6,110.1円

2~3人用

Panasonic「NP-TCR5」

665W

41.23円

1,236.9円

15,048.95円

4~5人用

Panasonic「NP-TZ500

1,168W

72.42円

2,172.48円

26,431.84円

  • 1回あたりの稼働時間:2時間

  • 1カ月=30日、1年=365日として計算。

  • 消費電力は各製品の「仕様(50Hz)」に基づいて算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

上記の表からわかるように、1人用タイプは1回あたり16.74円と、電気代をかなり抑えられます。また、電気代よりも水道代の節約効果の方が大きくなる可能性もあります。

2〜3人用タイプでも1回約41円です。家族で毎日使っても、1カ月あたり1,200円程度となります。

4〜5人用の大容量タイプは電気代がやや高めで1回あたり約72円ですが、まとめて洗うことで手洗いするよりもコストはぐっと下がります。

ビルトイン型食洗機の電気代

キッチンと一体型になったビルトイン型食洗機は、デザイン性が高く、容量も大きいためファミリー世帯に人気です。

一度設置すれば見た目もすっきりし、作業スペースも広く使えるのが魅力ですが、その分、電気代がどの程度かかるのか気になりますよね。

以下の表で電気代を比較してみましょう。

ビルトイン型食洗機の電気代比較

タイプ

消費電力

1回の電気代

1カ月の電気代

1年の電気代

幅45cmタイプ

970W

60.14円

1,804.2円

21,951.1円

幅60cmタイプ

1,870W

115.94円

3,478.2円

42,318.1円

  • 1回あたりの稼働時間:2時間

  • 1カ月=30日、1年=365日として計算。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

幅45cmタイプは9人分程度の食器を洗えるモデルです。

電気代は1回あたり約60円と、卓上型4~5人用(NP-TZ500)とほぼ同等ですが、洗える食器量が増えるので、まとめ洗いができ、節約効果はビルトイン型のほうが大きいと言えます。

また、幅60cmタイプは12人分程度の大容量モデルです。

1回につき約116円かかりますが、こちらも1度に大量の食器を洗えるため、家族が多い家庭や1日分をまとめて洗いたい家庭に適しています。

食洗機の消費電力の内訳

ここまで、卓上型やビルトイン型の電気代を比較してきました。実際に、食洗器の中ではどの部分が一番電力を使っているのでしょうか。

食洗機のおもな電力消費は、大きく分けて次の2つです。

  • モーター(洗浄・すすぎ) … 水を循環させるための動力
  • ヒーター(乾燥) … 水や庫内を温めて乾燥させるための熱源

この2つの消費電力量を見てみると、意外にもヒーター(乾燥)のほうが電気代がかかることが分かります。

食洗機の消費電力の内訳

使用箇所

消費電力

1時間あたりの電気代

モーター(洗浄・すすぎ)

68W

2.11円

ヒーター(乾燥)

1,100W

34.1円

  • 1時間あたりの稼働を想定して算出。

  • 電力量料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使用。

モーター(洗浄・すすぎ)は1時間あたり約2円と、とても省エネです。長時間稼働しても電気代への影響は少ないと言えます。

一方、ヒーター(乾燥)は1時間あたり約34円と、全体の電力使用量の大部分を占めます。乾燥機能を多用するほど、電気代が上がりやすくなるのが特徴です。

つまり、食洗機の電気代を節約したいなら「乾燥機能を控える」ことがポイントです。

「乾燥なし」モードを選び、扉を少し開けて自然乾燥させるだけでも、1カ月あたり1,000円以上の節約につながるでしょう。

食洗機と手洗いはどちらの方が安い?

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「食洗機は便利だけど、結局は電気代がかかるから手洗いの方が安いのでは?」と考えている方も少なくないでしょう。

しかし実際には、食洗機の方が水道代を節約できるため、トータルコストでは手洗いより安くなるケースもあります。

食洗機は少量の水を効率的に循環させて洗うため、必要な水量が手洗いの時よりも最大8分の1程度に抑えられるのです。

ここでは、Panasonic公式サイトのシミュレーションデータを参考に、家族人数別に手洗いと食洗機の電気代・水量を比較してみましょう。

【家族人数別】食洗機と手洗いかかるコストを比較

以下の表で、食洗器と手洗いの1回あたりの水量、時間、コストを比較してみました。<

    家族人数

    使用水量

    時間

    1回のコスト

    食洗機

    手洗い

    食洗機

    手洗い

    食洗機

    手洗い

    1人

    約2.5L

    約20L

    約0.8分

    約6.5分

    約9.5円

    約16.4円

    2〜3人

    約9L

    約40L

    約1.5分

    約15.1分

    約24.2円

    約34.0円

    4人

    約8L

    約51L

    約2.3分

    約18分

    約26.9円

    約42.8円

    5人

    約9.9L

    約75L

    約4.3分

    約29分

    約30.5円

    約63.4円

    食洗器と手洗いを比較してみると、食洗器の方が水の使用量が圧倒的に少ないことがわかります。手洗いは1回で約20〜75Lの水を使いますが、食洗機なら約4分の1〜最大8分の1程度です。

    また、電気代を含めても、トータルコストは食洗機の方が安くなります。

    電気代がかかるとはいえ、食洗機は水をムダなく効率的に使うため、「電気代+水道代」で比較すると大きな節約効果があります。特に、家族の人数が多いほど効果的です。

    手洗いから食洗器に変更した場合の年間節約額は以下のとおりです。

    • 1人:約4,900円
    • 2~3人:約7,100円
    • 4人:約11,500円
    • 5人:約23,900円

    4〜5人家族の場合、手洗いよりも年間で約11,500円〜約23,900円安くなります。

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    食洗機を使用するメリット

    食洗機の電気代は意外と安く、また水道代の節約にもつながるため、手洗いに比べてトータルコストを抑えられます。食洗機は単なる便利家電ではなく、節約・時短・健康を支える暮らしの味方とも言えます。

    さらに、実際に使ってみると、以下の3つのメリットを感じられるでしょう。

    • 電気代・コストの節約になる
    • 家事の時短ができる
    • 手荒れ防止ができる

    ここでは、食洗器を使用するメリットを具体的に見ていきましょう。

    電気代・コストの節約になる

    まず一番のメリットは、トータルコストを節約できる点です。

    たとえば、4人家族の場合、手洗いだと1回に約51Lもの水を使いますが、食洗機なら手洗いのおよそ6分の1(約8L)で済みます。

    1年で換算すると約31,390Lの節水になります。1週間で約602L、お風呂約3杯分の節水ができるということです。

    また、最新の食洗機には、以下のような電気代をより抑える省エネモードも搭載されており、さらなる節約が可能になります。

    • 乾燥なし(洗いのみ):ヒーターを使わず、自然乾燥で仕上げる設定
    • エコモード:最適な時間・温度で運転するモード

    ヒーター乾燥は全体の電力消費の約60〜70%を占めるため、乾燥なし(洗いのみ)にするだけで、1回あたり約30円前後の節約が可能です。1日1回の使用でも、年間1万円以上の電気代削減が見込めます。

    エコモードを使えば、必要以上にお湯を加熱したり、長時間運転したりすることがなくなるため、最大約20%の電力カットが可能です。

    家事の時短ができる

    食洗機を導入して最初に感じるメリットの一つが、圧倒的な時短効果かもしれません。

    これまで当たり前のように行っていた「洗う・すすぐ・拭く」という手作業を、すべて自動でこなしてくれるため、毎日の家事時間がぐっと短縮されます。

    手洗いの場合、4人家族なら1回の洗い物にかかる時間は約18分。朝食・夕食の2回分を洗うと、1日で36分もの時間を使っていることになります。

    一方、食洗機なら食器を並べ、スイッチを押すだけなので、実際に手を動かすのはわずか2,3分程度です。

    この差は1日単位では小さく感じても、積み重ねると驚くほど大きな違いになります。

    仮に、約4人分の食器を毎日2回洗う場合、年間で約191時間もの時間を節約できます。「約1週間分の自由時間が増える」と考えると、その価値はかなり大きいですよね。

    家事の時間が短縮できると、「食後にすぐ休める」「家族と話す時間が増えた」「夜にゆっくりお茶を楽しめる」といった、メリットも感じられるようになります。

    手荒れ防止ができる

    冬場になると、手がカサカサし、ひび割れやあかぎれが気になるという方も多いのではないでしょうか。

    毎日の食器洗いで手荒れに悩む方も少なくありません。実はその原因は、お湯や洗剤による皮脂の流出にあります。

    人の手肌は、皮脂膜という天然のバリアが表面を守っています。しかし、長時間洗い物をしたり、強い洗剤を使い続けたりすることで、この皮脂膜が落ちてしまい、水分を保持できなくなって乾燥やひび割れを起こすのです。

    特に冬場は湿度が低く、お湯を使うことも多いため、「洗い物をするたびに手が荒れる」という悪循環に陥りがちです。しかし、食洗機を使えばお湯や洗剤に直接触れる必要がないため、手荒れのリスクを大幅に減らせます。

    食洗機を導入することで、手荒れの原因となるお湯や洗剤から解放され、乾燥やストレスから手肌を守ることができます。

    食洗機を使う際の注意点

    実際のシミュレーション結果を見て、「節約も時短もできるなら、食洗機を導入してみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。

    いざ購入となると気になるのが設置や費用、使い勝手といった現実的なことです。また、実際に使ってみると運転音が気になるという方も少なくありません。

    導入後に「思っていたのと違った」とならないように、ここで3つのポイントをチェックしておきましょう。

    設置スペースを気にする必要がある

    食洗機を導入するうえで、最初のハードルになるのが「どこに置くか」という問題です。

    「キッチンが狭いから無理かも…」とあきらめてしまう方も多いですが、実は最近の食洗機は省スペース化と設置の自由度が大幅に向上しています。

    設置を検討する際は、まず設置スペースの広さをチェックしておきましょう。設置スペースの幅・奥行・高さを測ることが重要です。

    卓上型の場合、2〜3人用でおよそ幅55cm前後・奥行30~35cmほどが目安になります。さらに、ドアを開閉するための前方スペースも必要になるため、キッチンカウンターの奥行きに余裕があるかを確認しておきましょう。

    実際に設置したときのイメージをつかみたい場合は、スマホやタブレットを使ってシミュレーションすることもできます。

    また、食洗器を設置する際には、排水ルートも確認しましょう。使用後の排水はホースで流す仕組みなので、シンクに排水ホースを掛けられる位置を確保しておくと安心です。

    初期費用がかかる

    食洗機は他の家電に比べて導入コストがかかりますが、長期的に見れば投資効果の高い家電といえます。

    食洗機の導入コストは、おもに「本体価格」+「設置費用」です。初期費用の目安は以下のようになります。

    タイプ

    本体価格(税込)

    設置費用

    特徴

    卓上型

    約4万〜9万円

    1万円程度

    設置が簡単で賃貸でもOK

    ビルトイン型

    約7万〜20万円

    約3万〜8万円

    見た目がすっきり・容量が大きい

    卓上型はタンク式なら工事不要で、購入当日に使えるモデルも多く、初期費用は5万円前後からと比較的手が届きやすい価格帯です。

    一方、ビルトイン型は工事が必要ですが、キッチンのデザインになじむ見た目の美しさと収納性が魅力です。

    メーカーや家電量販店のキャッシュバックキャンペーンやポイント還元を利用すれば、お得に購入できることもあります。

    音が気になる場合がある

    意外と気になるのが運転時の音です。「夜に使うと家族が起きてしまうかも」「マンションだと響きそう…」と心配される方も多いでしょう。

    確かに食洗機は、水を勢いよく噴射して汚れを落とすため、ある程度の動作音は避けられません。しかし、最近のモデルは静音性が大幅に進化しており、実際の使用感は想像以上に静かです。

    食洗機から出る音はおもに以下の3つ。

    • 水流音:水を高圧で噴射して洗う音
    • モーター音:噴射や回転を制御する駆動音
    • 排水音:すすぎ後に水を流すときの音

    これらの音は複合的に発生しますが、金属的な騒音ではなく「シャーッ」「ゴーッ」といった柔らかい音質です。

    Panasonicの卓上型食洗機「NP-TZ300」では、運転音が約36~38dBで、これは図書館の静けさや、ささやき声レベルです。リビングでテレビをつけていればほとんど気にならない運転音と言えます。

    とはいえ、深夜や早朝など、静かな時間帯に使う場合は注意が必要です。

    床材や壁の構造によっては、振動や水流音が響くこともあるため、特に木造住宅やアパートでは就寝前や早朝の運転を避けましょう。

    洗った食器を食洗機内に放置するとカビの原因に!

    食洗機は便利家電ですが、「乾燥が終わったあと、そのまま庫内に食器を入れっぱなし」という方も多いのではないでしょうか。

    食洗機の庫内は、運転後に高温多湿の状態になるため、洗った食器を食洗器内に放置すると、カビやニオイの原因になることがあります。

    乾燥機能を使っても、完全に水滴がなくなるわけではなく、隅のほうやゴムパッキン部分にわずかな湿気が残るため、運転終了後に扉を少し開けておくとよいでしょう。

    庫内の熱と湿気を逃がすことで、内部がしっかり乾燥し、雑菌の繁殖を防げます。このひと手間で、庫内を清潔で気持ちよく保つことができるのでぜひ実践してみてください。

    食洗機の電気代を節約するためのコツ

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    食洗機はヒーターを使ってお湯を温めたり乾燥したりするため、使い方次第では電気代が高くなることもあります。

    しかし、ポイントを押さえれば、快適さを保ちながら電気代をグッと抑えることが可能です。

    ここでは、毎日の使い方を少し工夫するだけでできる、「かしこく節約できる4つのコツ」を紹介します。

    乾燥機能はあまり使わない

    食洗機の中で最も多く電力を消費するのが、ヒーターによる乾燥工程です。

    洗浄時のお湯を加熱するのにも電気を使いますが、乾燥機能はそれ以上に電力を必要とするため、使用頻度によっては電気代が大きく変わります。

    乾燥機能を稼働するヒーターの消費電力は1,000W程度と高く、家庭用ドライヤーや電子レンジを連続で使っているのとほぼ同じです。

    洗浄直後の庫内は高温のため、実は乾燥機能を使わなくても、扉を少し開けておくだけで余熱と蒸気で自然乾燥が進みます。

    特にステンレス製や陶器の食器であれば、短時間で水滴がなくなることも珍しくありません。

    また、最新の食洗機には、省エネモードが搭載されている機種も増えています。省エネモードを使用することで、通常の運転と比べて電気代を10%以上削減できることもあります。

    まとめて食器を洗う

    食洗機の電気代を抑えるコツの一つが、まとめ洗いを心がけることです。食器を少しずつ何度も洗うより、1回でしっかり洗う方が、電気代・水道代の両方を節約できます。

    食洗機は、1回の運転ごとに「予洗い → 洗浄 → すすぎ → 乾燥」といった工程を行います。このうち、特にお湯を温める工程とヒーター乾燥が電気代の大部分を占めます。

    つまり、運転回数を減らせば、消費電力の高い工程の回数を減らせるため、電気代が安くなるというわけです。

    1回の運転で25円の電気代がかかる場合、1日3回洗えば75円ですが、1日1回のまとめ洗いなら25円で済みます。1カ月で約2,250円から約750円になり、およそ半額の節約効果です。

    とはいえ、「食器をためるとニオイが気になる」「スペースが足りない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、以下の工夫でまとめ洗いを快適に行えます。

    まず、使い終わった食器は軽く水で流しておきましょう。食べ残しや汚れをサッと流すだけで、ニオイやカビの発生を防げます。

    また、汚れた食器を庫内に仮置きしておけば、虫やニオイの心配も少なくなります。

    電気代が安くなる時間に食洗機を使用する

    食洗機の電気代を上手に節約したいなら、使う時間帯を意識することも重要です。

    実は、電気代は一律ではなく、時間帯によって単価が変わるプランが多く存在します。この仕組みを理解して上手に使えば、同じ使い方でも電気代を20〜30%節約することが可能です。

    一般的に、電力会社の時間帯別料金プランでは、特定の時間帯が他の時間帯と比べ割安に設定されています。たとえば、日中の電力量料金単価が約36円/kWhのところ夜間帯は28円/kWh程度になるイメージです。

    食洗機のように1回あたり500〜700W程度の電力を使う家電では、年間で1,000円以上の節約につながることもあるのです。

    多くの食洗機には「予約タイマー機能」が搭載されているため、夕食後に食器をセットしておき、「23時スタート」などで予約しておけば、寝ている間に洗浄・乾燥が完了。翌朝にはきれいな食器をそのまま取り出せるため、節約と時短を同時に叶えることができます。

    電力会社やプランを見直す

    最後の節約ポイントは、電力会社や料金プランの見直しです。電気料金はどこの会社にしても大して変わらないと思っている方もいるかもしれませんが、電力会社やプランを変更するだけで、毎月の電気代を大幅に節約できるケースがあります。

    契約している電力会社やプランが引越ししたときのまま、という家庭が多いかもしれませんが、現在は、電力会社各社が独自の料金プランやポイント還元のある特典などを展開しており、ライフスタイルに合わせて選べるようになっています。

    数ある電力会社の中でも、ENEOSでんきは以下のようなお得なポイントがあり、「電気を多く使う方ほどお得になりやすい電気料金プランが特徴です。

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    食洗機の電気代は手洗いより安い!効率的に電気代を節約しよう

    ここまで見てきたように、食洗機は電気代が高いと思われがちですが、実際には水道代の節約効果が非常に大きく、実は手洗いよりも安くなることが多い家電です。

    さらに、使い方の工夫次第で年間1万円以上の節約も可能です。節約だけでなく、「時短」「清潔」「手荒れ防止」といったうれしいメリットも得られます。

    また、「最近、電気代が高いな」と感じているなら、食洗機の使い方を見直すと同時に、電力プランの見直しも検討してみましょう。

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    著者 ENEOS Power編集部

    暮らしの電気とガスの情報サイト「ENEeee!」を運営。エネルギーに関する情報や日々の暮らしに役立つ節約術・豆知識などを発信しています。毎月更新する記事を通じて、わくわくと驚きをお届けします。

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