水道光熱費の平均は? 一人暮らしから4人家族まで電気・ガス・水道代別に解説

電気・ガス代の高騰が話題となる昨今、「水道光熱費が家計の負担となっている」と感じている人もいるでしょう。中には「うちは高いの?」と不安になっている人も少なくないかもしれません。

そこで当記事では、一人暮らしや二人暮らし、3人家族、4人家族と世帯人数ごとに、水道光熱費の平均額を紹介。あわせて、水道光熱費の節約方法も解説します。

一人暮らしの水道光熱費の平均額

まずは一人暮らし世帯の水道光熱費全体がどれくらいかかっているのか見ていきましょう。総務省統計局による「家計調査・家計収支編」を参考に、四半期ごとの月間平均額をまとめました。

期間

水道光熱費(月額平均)

202513月期

17,330

20241012月期

12,251

202479月期

11,332

202446月期

11,406

202413月期

14,819

20231012月期

11,383

202379月期

10,187

202346月期

11,270

202313月期

17,548

20221012月期

12,599

202279月期

10,971

202246月期

12,346

「水道光熱費」とは電気代、ガス代、上下水道代、他の光熱費(灯油代など)を合算したもの。2022年〜2024年度の月平均額は約12,787円。年によって変動はありますが、どの年も13月に最も多くの水道光熱費がかかっています。対して412月までの金額は大きく変わっていません。

冬期になぜ高くなるのか、内訳を見ながら理由を探っていきましょう。

一人暮らしの電気代の平均額

電気代は水道光熱費のおよそ半分と、大きな割合を占めています。高額になるのは13月。その他の月の電気代が平均で約6,159円なのに対して、1〜3月期は8,595円と約1.4倍多くかかっていました。

これはエアコンや電気ヒーター、ホットカーペットなど消費電力の大きな電化製品を多用しているためでしょう。

期間

電気代(月額平均)

202513月期

9,295

20241012月期

6,356

202479月期

6,771

202446月期

5,839

202413月期

7,150

20231012月期

5,833

202379月期

5,842

202346月期

5,486

202313月期

9,340

20221012月期

6,557

202279月期

6,418

202246月期

6,333

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一人暮らしのガス代の平均額

ガス代も13月期に大きく上がっています。他の月に対して冬は約1.5倍の金額。おそらく風呂や調理用の湯を沸かす時間が夏より長くかかる、というのが理由でしょう。

水道光熱費全体に占めるガス代の割合は2割強。オール電化が普及してきた現在でも、一人暮らし世帯は給湯にガスを使っている方が多い傾向にあるようです。

期間

ガス代

2025年1〜3月期

3,941円

2024年10〜12月期

2,471円

2024年7〜9月期

2,209円

2024年4〜6月期

3,068円

2024年1〜3月期

3,884円

2023年10〜12月期

2,358円

2023年7〜9月期

2,140円

2023年4〜6月期

3,304円

2023年1〜3月期

4,430円

2022年10〜12月期

2,777円

2022年7〜9月期

2,345円

2022年4〜6月期

3,387円

一人暮らしの水道代の平均額

水道料金はメーターの口径などによって決まる基本料金と、使った分に応じてかかる従量料金で構成されます。一人暮らしの水道代は、二人暮らし以上の家庭に比べてやや割高になる傾向が見られました。

月にかかる水道代は概ね2,0202,390円。季節による変化は、電気代やガス代ほど大きくありません。

期間

上下水道料

202513月期

2,263

20241012月期

2,387

202479月期

2,250

202446月期

2,021

202413月期

2,216

20231012月期

2,177

202379月期

2,122

202346月期

2,093

202313月期

2,163

20221012月期

2,156

202279月期

2,101

202246月期

2,106

二人暮らしの水道光熱費の平均額

二人暮らしでは水道光熱費も増えますが、単純に一人暮らしの倍ではなく、1.7倍程度です。ここでも冬(13月)の金額が他の季節より抜きん出て高いことが分かります。

期間

水道光熱費

20253

29,454

20252

30,077

20251

27,622

202412

22,292

202411

18,826

202410

19,975

20249

19,831

20248

18,584

20247

17,450

20246

17,578

20245

20,092

20244

23,485

20243

25,622

20242

26,204

20241

24,047

202312

20,644

202311

17,942

202310

17,939

20239

17,015

20238

16,779

20237

16,117

20236

17,418

20235

20,401

20234

24,171

20233

29,008

20232

31,870

20231

30,130

202212

23,392

202211

19,909

202210

19,771

20229

19,934

20228

19,071

20227

16,820

20226

18,597

20225

21,066

20224

24,536

二人暮らしの電気代の平均額

一人暮らしの場合と同じく、電気代は水道光熱費全体の約半分を占めています。ピークとなるのは13月。それから徐々に下がり、7月に最も安くなる傾向が見て取れます。

金額は一人暮らしの1.7倍程度。エアコンや冷蔵庫などの電化製品が大型化する分、消費電力も増えると考えられます。

期間

電気代

20253

15,252

20252

15,252

20251

13,678

202412

10,291

202411

9,484

202410

11,988

20249

12,226

20248

10,999

20247

8,972

20246

8,786

20245

9,983

20244

11,289

20243

12,583

20242

12,556

20241

10,995

202312

9,085

202311

8,567

202310

9,836

20239

10,030

20238

8,974

20237

7,788

20236

8,262

20235

9,748

20234

12,265

20233

15,122

20232

16,478

20231

15,130

202212

11,185

202211

10,274

202210

11,271

20229

11,757

20228

10,762

20227

8,320

20226

9,019

20225

10,463

20224

12,490

二人暮らしのガス代の平均額

ガス代のピークは毎年23月。4月になると急激に金額が低くなり、11月頃まで低めの水準が続きます。これも冬は風呂を沸かす時間が長くなり、お湯を使う頻度が増えるためでしょう。

人数が増えることによる影響は、電気代よりやや穏やか。風呂を沸かす頻度は、一人暮らしでも二人暮らしでも、あまり変わらないからかもしれません。

期間

ガス代

2025年3

6,712円

2025年2

6,608円

2025年1

5,938円

2024年12

4,327円

2024年11

3,281円

2024年10

2,921円

2024年9

2,986円

2024年8

3,999円

2024年7

3,791円

2024年6

4,365円

2024年5

5,075円

2024年4

5,961円

2024年3

6,169円

2024年2

6,271円

2024年1

5,664円

2023年12

4,564円

2023年11

3,451円

2023年10

2,727円

2023年9

2,663円

2023年8

3,751円

2023年7

3,798円

2023年6

4,544円

2023年5

5,472円

2023年4

6,195円

2023年3

7,519円

2023年2

7,887円

2023年1

7,478円

2022年12

5,117円

2022年11

3,561円

2022年10

3,357円

2022年9

3,351円

2022年8

3,432円

2022年7

3,824円

2022年6

4,612円

2022年5

5,450円

2022年4

6,261円

二人暮らしの水道代の平均額

水道代については、一人暮らしのほぼ倍に近い金額がかかっています。調理、飲料、シャワーなどには、どうしても人数分の水量がかかってしまうためでしょう。季節による変動はあまり大きくなく、規則性も見られません。

期間

上下水道料

2025年3

4,419円

2025年2

4,185円

2025年1

4,429円

2024年12

4,389円

2024年11

1,549円

2024年10

4,479円

2024年9

4,548円

2024年8

4,062円

2024年7

4,458円

2024年6

4,033円

2024年5

4,189円

2024年4

4,293円

2024年3

3,987円

2024年2

4,230円

2024年1

4,276円

2023年12

4,138円

2023年11

4,231円

2023年10

4,636円

2023年9

4,095円

2023年8

4,338円

2023年7

4,192円

2023年6

4,156円

2023年5

4,346円

2023年4

3,998円

2023年3

4,312円

2023年2

4,184円

2023年1

4,278円

2022年12

3,793円

2022年11

4,140円

2022年10

4,151円

2022年9

4,254円

2022年8

4,710円

2022年7

3,948円

2022年6

4,430円

2022年5

4,212円

2022年4

4,060円

3人家族の水道光熱費の平均額

3人家族の水道光熱費は一人暮らしの約2倍。世帯あたりの金額は冬に月3万円を超えてしまいますが、1人あたりの費用に換算すると高くなっているとは言い難いでしょう。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

水道光熱費は、人数が増えるほど、基本的に1人あたりのコストが安くなる傾向があります。

期間

水道光熱費

20253

32,849

20252

33,741

20251

30,941

202412

25,732

202411

21,460

202410

23,349

20249

23,515

20248

22,185

20247

20,216

20246

20,381

20245

22,909

20244

26,909

20243

29,361

20242

28,817

20241

27,447

202312

22,722

202311

20,753

202310

20,568

20239

19,937

20238

19,271

20237

18,954

20236

20,870

20235

24,595

20234

27,686

20233

34,010

20232

36,345

20231

35,722

202212

26,658

202211

23,178

202210

23,403

20229

22,773

20228

22,222

20227

20,244

20226

21,345

20225

25,689

20224

28,045

3人家族の電気代の平均額

水道光熱費全体に占める電気代の割合は、一人暮らしや二人暮らしとほぼ同じで約半分。電気代だけで月平均13,000円前後かかっています。

冬になると電気代が急激に増える傾向も、他の家族構成と変わりません。

期間

電気代

20253

17,779

20252

17,787

20251

15,638

202412

12,128

202411

11,339

202410

13,991

20249

14,937

20248

13,078

20247

10,292

20246

9,856

20245

11,581

20244

13,319

20243

14,300

20242

14,067

20241

12,918

202312

10,168

202311

10,124

202310

11,336

20239

11,290

20238

10,472

20237

9,091

20236

9,703

20235

12,152

20234

14,320

20233

18,233

20232

18,845

20231

17,992

202212

12,640

202211

11,959

202210

13,345

20229

13,730

20228

12,213

20227

10,244

20226

10,387

20225

12,636

20224

14,773

3人家族のガス代の平均額

ガス代は二人暮らしの0.91.2倍程度。ガス給湯器の出力が二人暮らし用でも3人家族用でもあまり変わらず、使う頻度もさほど増えない、といった理由が推測できます。

特に、子どもが小さい場合、パパママどちらかと一緒にお風呂に入るので、そこまでお湯の使用量が増加しないのかもしれません。

期間

ガス代

2025年3

7,156円

2025年2

7,058円

2025年1

7,080円

2024年12

5,143円

2024年11

3,898円

2024年10

3,356円

2024年9

3,116円

2024年8

3,508円

2024年7

4,174円

2024年6

4,895円

2024年5

5,791円

2024年4

6,853円

2024年3

7,460円

2024年2

6,869円

2024年1

6,389円

2023年12

4,956円

2023年11

3,812円

2023年10

3,125円

2023年9

2,961円

2023年8

3,423円

2023年7

4,391円

2023年6

5,046円

2023年5

6,188円

2023年4

7,242円

2023年3

8,621円

2023年2

8,805円

2023年1

8,524円

2022年12

5,966円

2022年11

4,751円

2022年10

3,791円

2022年9

3,556円

2022年8

3,891円

2022年7

4,546円

2022年6

5,244円

2022年5

6,246円

2022年4

6,975円

3人家族の水道代の平均額

一人暮らしの2.32.7倍、二人暮らしの1.21.3倍。世帯人数が増えると水道代は若干割安になることが分かりました。

期間

上下水道料

20253

5,591

20252

5,637

20251

5,323

202412

5,623

202411

4,837

202410

5,659

20249

5,115

20248

5,392

20247

5,515

20246

5,350

20245

4,976

20244

5,761

20243

5,269

20242

5,460

20241

5,343

202312

5,168

202311

5,497

202310

5,339

20239

5,453

20238

5,046

20237

5,224

20236

5,656

20235

5,577

20234

5,137

20233

5,244

20232

5,509

20231

5,546

202212

5,115

202211

5,234

202210

5,586

20229

5,198

20228

5,830

20227

5,467

20226

5,195

20225

6,026

20224

5,263

4人家族の水道光熱費の平均額

家族の構成人数が多いにも関わらず、金額は3人家族の場合とほとんど変わらないか、少ない月もあります

逆転現象の理由は何でしょうか? 内訳を見ていきます。

期間

水道光熱費

20253

31,721

20252

32,572

20251

29,999

202412

24,421

202411

21,731

202410

23,359

20249

24,140

20248

22,599

20247

21,325

20246

21,126

20245

24,301

20244

27,728

20243

28,477

20242

28,626

20241

27,287

202312

23,471

202311

20,591

202310

20,998

20239

20,330

20238

20,397

20237

19,926

20236

21,742

20235

24,984

20234

27,762

20233

33,966

20232

38,398

20231

35,964

202212

28,305

202211

24,576

202210

24,784

20229

24,304

20228

23,448

20227

20,965

20226

23,092

20225

25,329

20224

29,026

4人家族の電気代の平均額

他の場合と同じく、電気代が水道光熱費全体の約半分を占めています。冬に多くの金額がかかるのも同様。しかし月平均額は約13,400円で、3人家族の場合から数百円しか増えていません。月によっては少ないことも。

電気代の少なさが水道光熱費全体を押し下げる一因となっていることが分かりました。

期間

電気代

20253

17,012

20252

17,083

20251

15,056

202412

11,814

202411

11,334

202410

13,700

20249

14,996

20248

13,047

20247

10,949

20246

10,210

20245

11,868

20244

13,473

20243

14,708

20242

14,074

20241

13,492

202312

11,137

202311

10,294

202310

11,377

20239

11,940

20238

10,859

20237

9,267

20236

10,444

20235

12,429

20234

14,811

20233

18,969

20232

21,793

20231

19,061

202212

14,391

202211

13,081

202210

14,141

20229

14,776

20228

13,024

20227

10,967

20226

10,705

20225

12,470

20224

14,963

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4人家族のガス代の平均額

ガス代も3人家族の場合に対する上昇分はごくわずか。マイナスになっている月も少なくありません。これも、水道光熱費を下げている要素のひとつです。

期間

ガス代

20253

7,382

20252

7,202

20251

6,861

202412

4,835

202411

3,815

202410

3,242

20249

3,146

20248

3,545

20247

4,120

20246

4,863

20245

5,744

20244

6,831

20243

7,094

20242

6,804

20241

6,136

202312

4,611

202311

3,507

202310

2,879

20239

2,879

20238

3,257

20237

3,946

20236

4,893

20235

6,115

20234

6,700

20233

7,848

20232

8,363

20231

8,414

202212

6,066

202211

4,309

202210

3,865

20229

3,411

20228

3,698

20227

4,209

20226

5,292

20225

6,092

20224

6,828

4人家族の水道代の平均額

水道代は家族の人数が多い分、しっかり増えています。ただ、他の家族構成に比べて、季節ごとの変動はより少ない傾向があります。

期間

上下水道料

20253

6,044

20252

6,335

20251

6,153

202412

6,157

202411

5,859

202410

6,123

20249

5,912

20248

5,826

20247

6,085

20246

5,743

20245

6,318

20244

6,709

20243

5,403

20242

6,275

20241

5,905

202312

6,256

202311

5,912

202310

6,244

20239

5,331

20238

6,096

20237

5,828

20236

6,203

20235

6,088

20234

5,767

20233

5,981

20232

6,384

20231

6,416

202212

6,106

202211

6,333

202210

6,330

20229

5,967

20228

6,498

20227

5,452

20226

6,631

20225

6,134

20224

6,197

水道光熱費の平均

ここからは総世帯における過去3年分の水道光熱費を見ていきましょう。水道光熱費全体で見ると、冷房を多く使う夏(79月)が意外にも最も低い結果に。一方で、水道光熱費のピークは冬(13月)に迎える傾向が見てとれました。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

水道光熱費が高かった年は2022年、低かったのは2023年。2022年は記録的な寒波が訪れた年でしたが、2023年が暖冬傾向だった影響が大きそうです。

期間

水道光熱費

202513月期

25,731

20241012月期

18,352

202479月期

17,231

202446月期

18,221

202413月期

22,559

20231012月期

17,082

202379月期

15,404

202346月期

18,620

202313月期

27,701

20221012月期

19,501

202279月期

17,251

202246月期

19,738

出典:

過去3年間の電気代の平均額

電気代にも、その年の気候による影響が出ています。2023年の平均額は、2022年の数値から約17%のマイナス。2024年は再び上昇していますが、2022年ほどの水準ではありませんでした。

水道光熱費全体に占める電気代の割合は、2023年の暖冬だった年が若干低くなっています。これは、水道光熱費の中でも電気代が気温の影響を特に受けやすいことを示しています。

期間

電気代

202513月期

13,445

20241012月期

9,645

202479月期

10,013

202446月期

9,133

202413月期

10,974

20231012月期

8,514

202379月期

8,390

202346月期

9,190

202313月期

14,646

20221012月期

10,201

202279月期

9,764

202246月期

9,904

出典:

過去3年間のガス代の平均額

ガス代は季節による変動が顕著です。冬に最も高くなるのは他同様ですが、春先でもまだ高めの水準が続いています。

気温による影響は、電気代ほど大きくありません。

期間

ガス代

202513月期

5,687

20241012月期

3,275

202479月期

2,978

202446月期

4,537

202413月期

5,420

20231012月期

3,180

202379月期

2,904

202346月期

4,858

202313月期

6,723

20221012月期

3,886

202279月期

3,213

202246月期

4,950

出典:

過去3年間の水道代の平均額

季節による変化も、年による変化もあまり見られません。水道代は比較的安定していると言えそうです。

期間

上下水道料

202513月期

4,090

20241012月期

4,081

202479月期

4,059

202446月期

3,926

202413月期

3,965

20231012月期

4,050

202379月期

3,908

202346月期

3,972

202313月期

4,111

20221012月期

3,989

202279月期

4,071

202246月期

4,106

出典:

地域によって水道光熱費の平均額には差がある

水道光熱費は世帯人数だけでなく、地域によっても大きな差があります。2024年の地域別の水道光熱費を例に挙げてみましょう。

地域

光熱・水道

電気代

ガス代

上下水道料

他の光熱費

北海道

24,750

10,481

4,499

4,096

5,674

東北

23,948

11,636

3,691

5,233

3,388

関東

18,778

9,819

4,370

4,008

581

北陸

21,994

12,104

3,564

4,451

1,876

東海

19,261

10,180

4,363

3,946

772

近畿

18,051

9,328

4,377

3,910

437

中国

19,517

11,213

3,296

4,232

776

四国

18,698

10,935

3,530

3,379

854

九州

16,372

8,739

3,431

3,576

626

沖縄

17,353

9,988

3,735

3,287

342

出典:

北海道や東北、北陸は全国平均よりも高め。寒い地方では、電気代あるいはガス代が多くかかることに加えて、灯油代など他の光熱費も高くなります。

九州や沖縄など、温暖な地域は電気代・ガス代が控えめ。冬でも暖房のエネルギーをあまり使わないことが大きな要因となっているのでしょう。また、地域によって電力・ガスの料金体系や価格が違うことも、光熱費に多少の影響を与えているのかもしれません。

水道光熱費を節約する方法

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生活費の中でかなりの割合を占める水道光熱費。毎月必ずかかる出費だけに、節約する効果も大きいはずです。

電気代、ガス代、水道代それぞれの節約術をまとめました。以下で詳しく解説していきます。

電気代を節約する方法
  • 日頃から節電を心がける
  • 省エネ家電に買い換える
  • 電力会社・プランを見直す
ガス代を節約する方法
  • 火力を調整する
  • 使うお湯の量を減らす
  • 電気とガスをセット契約する
水道代を節約する方法
  • 水の出しっぱなしをやめる
  • まとめて洗濯する
  • 節水アイテムを利用する

電気代を節約する方法

電気代は主に電化製品の消費電力と使用状況、電力会社の電気料金プランによって決まります。以下に挙げる3つのポイントを見直すことで、効率的に節約できるでしょう。

日頃から節電を心がける

電化製品の仕事量を減らすことは、最も手軽な節電方法です。電化製品の中でも、特に消費電力の大きいのはエアコンと冷蔵庫。サーキュレーターなどを上手く使いながらエアコンの設定温度を緩和する、冷蔵庫の設定温度を見直す、といった対策が有効です。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

エアコンの設定温度を1℃緩和すると、消費電力量を1013%抑えられますよ!

省エネ家電に買い換える

電化製品の省エネ技術は常に進化しています。たとえば今どきの冷蔵庫は10年前の機種に比べて約21〜30%も省エネ。冷蔵庫や照明も、省エネ技術の進歩が著しい電化製品です。

購入費用との兼ね合いもありますが、新しい機種ほど電気代がオトクになることも踏まえて買い換えを検討しましょう。

電力会社・プランを見直す

契約する電力会社を自由に選べるようになった現在。自分のライフスタイルに合った電力会社、プランを選ぶことが重要と言えるでしょう。

例えば、電気をよく使う家庭なら、電力料金単価がおトクなプランを探すのが一案。住まいがオール電化で、エコキュートなどの夜間蓄熱式機器をお使いなら、深夜帯に電力料金単価が下がるプランを検討すると良いでしょう。ENEOSでんきはさまざまなプランが用意されています。電気代を節約したいなら、まずは料金シミュレーションをお試しください。

ENEOSでんきがおすすめな方

ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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  • 自分に合った電気料金プランをお探しの方
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  • Vポイントを貯めている方
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ガス代を節約する方法

ガスは供給方法の違いによって都市ガスとプロパンガスに分かれますが、一般的に都市ガスの方がコストは安く済みます。

ガス使用量をできるだけ減らすこと、契約するガス会社のプランを見直すことが節約のポイントです。

火力を調整する

ガスコンロの火力を強火から中火にすることで、年間約390円のガス代を節約できます。また給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げるだけで年間約1,430円の節約に。適切な火力に調整することを心がけましょう。

  • どちらも経済産業省資源エネルギー庁による試算。

使うお湯の量を減らす

風呂の追い焚き回数をなるべく減らす、シャワー時間を短くする、といった工夫でガス給湯器の使用量を減らすことができます。また、お風呂も全身浴から半身浴に変えると、お湯の量が少なくなり、ガスと水を同時に節約できます。

ガスだけに頼らず、電化製品を上手く使うのもポイント。キッチンの食器を洗う際もお湯による手洗いでなく、食洗機を活用した方が経済的です。

電気とガスをセット契約する

電気と同じく、ガス会社も乗り換え可能です。地域によって契約できるガス会社は異なりますが、オトクになるガス会社、電気料金プランを選ぶのも有効な節約術でしょう。

電気とガスをセット契約することでオトクになるプランも。ENEOSでんきでは「電気・ガスセット割」によって電気代が年間1,200円割引されます。

オール電化にすると光熱費が安くなる?

ガス代が一切かからない、オール電化へと切り替える方法もあります。支払いを電気に一本化できるため手間がかからず、節電による効果も高めることができるでしょう。

ただし、オール電化用の設備を導入するにあたって大きな費用がかかることも。また、ライフスタイルによって、必ずしもコストが下がるとは限りません。きちんとシミュレーションしたうえで、慎重に検討しましょう。

水道代を節約する方法

水道代節約のポイントは、無駄を省くこと。電気やガスのように契約会社を変えることはできませんが、使用量を減らすことはできます。

水の出しっぱなしをやめる

食器を洗う際、短時間だからとキッチンの蛇口やシャワーを出しっぱなしにするのはNG。こまめに水を止め、節水を心がけましょう。また、水道メーターを確認し、水漏れがないかもチェックしておきましょう。

まとめて洗濯する

洗濯は小分けにするより、まとめてした方がおトク。ただし洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が落ちるため、洗濯機の容量の8割程度を目安にしましょう。風呂の残り湯を活用するのも有効です。

節水アイテムを利用する

節水シャワーヘッドは同じ時間流しても、水の使用量を抑えられる節水アイテム。トイレも最近の機種ほど節水になっています。これらのアイテムを活用するのも良いでしょう。

ENEOS Power編集部
ENEOS Power
編集部

最近は使用に違和感の少ない節水アイテムが増加。不便を感じず、水の使用量を減らせるはずです。

水道光熱費の平均を知り、上手に節約しよう!

もしも自分の水道光熱費が平均より高かったなら、節約を意識しましょう。特に電気代はエネルギーコストの中で大きな割合を占めるだけに、ちょっとした工夫で大きな効果が見込めます。

省エネを心がけているのに「電気代が高い!」と感じているなら、電力会社や契約しているプランに原因があるのかも。自分に合ったプランへと変更することで、節約につながる可能性があります。

著者 ENEOS Power編集部

暮らしの電気とガスの情報サイト「ENEeee!」を運営。エネルギーに関する情報や日々の暮らしに役立つ節約術・豆知識などを発信しています。毎月更新する記事を通じて、わくわくと驚きをお届けします。

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