二人暮らしの水道光熱費の平均は?電気代とガス代、水道代の節約術も解説

これから二人暮らしを始める人には「水道光熱費がどれくらいかかるか知っておきたい」という人もいるでしょう。また、すでに二人暮らしをされている人の中には「うちは周りと比べて高いかも!」と感じている人もいるかもしれません。

当記事では、二人暮らしの水道光熱費をリサーチ。季節別や住宅別の平均を紹介するとともに、一人暮らしの水道光熱費とも比較します。さらに、水道光熱費の節約術も解説するので、ぜひご参考にしてください。

二人暮らしの水道光熱費はどれくらい?平均を確認

まずは二人暮らしの水道光熱費がどれくらいかかるのか、過去5年の全国平均を見ていきましょう。

二人暮らしの光熱費

年次

水道光熱費

電気代

ガス代

上下水道料

他の光熱費

2024年

21,120円

10,878円

4,497円

4,248円

1,497円

2023年

21,619円

10,940円

4,971円

4,242円

1,466円

2022年

22,037円

11,307円

4,900円

4,229円

1,600円

2021年

19,168円

9,183円

4,330円

4,344円

1,311円

2020年

19,459円

9,515円

4,354円

4,255円

1,334円

年によって変動はありますが、概ね1万9,000円〜2万2,000となっています。内訳では電気代が最も高く、およそ半分ほど。ガス代と上下水道料は多少の差はあれど同程度です。なお他の光熱費とは灯油やカートリッジ式ガスボンベ、石炭、薪などの費用を指します。

二人暮らしの水道光熱費を季節別に比較!冬と夏どっちが高い?

次に、2人暮らしの水道光熱費を季節別に比べてみます。冬や夏は、特に電気代が高くなるイメージがありますが、実際どうなのでしょうか?

季節別の二人暮らしの光熱費

季節

期間

水道光熱費

電気代

ガス代

上下水道料

他の光熱費

2025年3

29,454円

15,252円

6,712円

4,419円

3,071円

2025年2

30,077円

15,252円

6,608円

4,185円

4,033円

2025年1

27,622円

13,678円

5,938円

4,429円

3,526円

2024年12

22,292円

10,291円

4,327円

4,389円

3,286円

2024年11

18,826円

9,484円

3,281円

1,549円

1,348円

2024年10

19,975円

11,988円

2,921円

4,479円

638円

2024年9

19,831円

12,226円

2,986円

4,548円

212円

2024年8

18,584円

10,999円

3,999円

4,062円

264円

2024年7

17,450円

8,972円

3,791円

4,458円

230円

2024年6

17,578円

8,786円

4,365円

4,033円

394円

2024年5

20,092円

9,983円

5,075円

4,189円

845円

2024年4

23,485円

11,289円

5,961円

4,293円

1,401円

2024年度のデータでは冬の水道光熱費が突出しており、各季節の最も金額が高い月で比べると、7,000〜1万円ほど高くなっています

特に、冬の電気代・ガス代は高水準。外気温が低い中で部屋を暖めたりお湯を沸かしたりするのは、想像よりも多くの電気・ガスを消費しているようです。加えて、灯油など他の光熱費も晩秋から冬にかけて高くなっており、水道光熱費全体を押し上げています。

二人暮らしの水道光熱費は地域によっても異なる?

冬に水道光熱費が高くなる……ということは、地域によっても平均が異なるかもしれません。地方別の水道光熱費をチェックしてみましょう。

地域別の光熱費の平均(総世帯)

地方

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

北海道地方

24,750円

25,089円

25,685円

23,090円

23,418円

東北地方

23,948円

24,396円

24,635円

21,330円

22,015円

関東地方

18,778円

19,440円

19,924円

17,017円

17,868円

北陸地方

21,994円

23,334円

23,168円

20,655円

20,339円

東海地方

19,261円

20,194円

20,458円

18,109円

18,455円

近畿地方

18,051円

18,707円

19,137円

17,003円

17,069円

中国地方

19,517円

20,030円

20,817円

18,366円

18,096円

四国地方

18,698円

19,235円

19,088円

18,681円

17,955円

九州地方

16,372円

16,841円

18,382円

16,788円

16,830円

沖縄地方

17,353円

16,886円

17,897円

16,416円

15,505円

これは総世帯での水道光熱費ですが、九州や沖縄など温かい地方ほど安く、北海道、東北、北陸など寒い地方ほど高いことが見て取れます。中でも、最も高い北海道地方と最も安い九州地方で、8,000円以上もの違いがあることは驚きでしょう。

もちろん二人暮らしの場合、上記と金額は異なりますが、傾向自体はおそらく変わらないはずです。

二人暮らしの光熱費は住宅によっても異なる?

戸建て、集合住宅の違いによっても、光熱費は違うのでしょうか? 断熱性能に影響されやすい電気代とガス代の平均額を見ていきます。

住宅別の二人暮らしの光熱費

戸建て住宅

集合住宅

電気代

ガス代

電気代

ガス代

1月

13,733円

8,077.6円

9,331円

6,188.4円

3月

10,664円

6,269.4円

7,936円

5,054.4円

5月

7,347円

3,078円

6,324円

2,754円

7月

12,803円

1,911.6円

10,478円

1,798.2円

9月

8,990円

2,300.4円

7,750円

2,122.2円

11月

9,920円

5,621.4円

7,068円

4,341.6円

  • 電気代は31/kWh(令和47月公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)、ガス代は162/m3(平成29年版 ガス事業便覧 平成28年度実績 供給約款 料金平均(合計平均)45MJに換算 小数点第一位を切り捨て)として算出。

全体的に集合住宅は戸建てより電気代・ガス代が安くなっていますが、特に冬は差が目立ちます。

これは、集合住宅のほうが断熱性能に優れている傾向にあることが要因かもしれません。また、戸建ては階が分かれており、部屋数や部屋の面積も大きい住宅が多いのも理由のひとつでしょう。

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二人暮らしの水道光熱費を一人暮らしと比較

二人暮らしでは当然、一人暮らしより多くの水道光熱費がかかります。ただ、単純に2倍というわけでもありません。

二人暮らしと一人暮らしの光熱費

区分

二人暮らし

一人暮らし

差額

光熱・水道

21,120円

11,401円

9,719円

電気代

10,878円

6,030円

4,848円

ガス代

4,497円

3,057円

1,440円

上下水道料

4,248円

1,984円

2,264円

他の光熱

1,497円

330円

1,167円

2024年のデータでは、二人暮らしの水道光熱費は一人暮らしの約1.85倍。差額は9,719円でした。2倍よりも若干少ない理由は、電気代・ガス代が人数分まで増えないためです。

特に、ガス代の差額は1,440円と少なめ。例えば、一度湯張りしたお風呂が冷めないうちに二人連続して入れば、一人暮らしのガス使用量と変わりません。電気代も、部屋の広さが同じなら、照明や冷暖房の電気使用量に大差ないでしょう。

一方で上下水道料の差額は2,264円と、2倍以上も増えています。水の使用量は世帯人数が多いと増えやすいだけでなく、使用量が増えるほど単価が高くなる「逓増制(ていぞうせい)」を採用する自治体が多いことも理由と考えられます。

二人暮らしと一人暮らしの支出は?水道光熱費が占める割合もチェック

二人暮らしと一人暮らしを比べると、支出はどのように変わるのでしょうか? 同じく2024年のデータで比較してみます。

二人暮らしと一人暮らしの支出

項目

二人暮らし

一人暮らし

差額

食料

75,374円

43,941円

31,433円

光熱・水道

21,120円

12,816円

8,304円

家具・家事用品

11,885円

5,822円

6,063円

被服及び履物

7,366円

4,881円

2,485円

交通

4,554円

4,553円

1円

通信

9,975円

6,379円

3,596円

交際費

21,653円

13,897円

7,756円

食料代は二人暮らしと一人暮らしの差額は31,433円。増加率が2倍に届かなかったのは、自炊の機会が増えたり、食材費は二人分のほうがおトクなことが多かったりするのが理由でしょう。

また、上記項目を合計すると一人暮らしが92,289円。二人暮らしが151,927円で約1.64倍でした。水道光熱費だけでなく、支出項目の多くは人数に合わせて純増するわけではないことが分かります。

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【水道光熱費の節約術】二人暮らしの電気代を抑える方法

ここからは水道光熱費の節約術を紹介します。まずは電気代から。電気代は水道光熱費の中でも最も割合が多いため、消費を抑えることで大きな節約効果が望めます。

家電を効率的に使う

二人暮らしの電気代は「二人分の一人暮らし」よりおトクなことが多いですが、電気代が高くなるケースも。例えば、別々の部屋で過ごし、それぞれ冷暖房や照明をつけると電気使用量は一気に増えてしまいます。できるだけ同じ部屋、同じ時間をすごすと省エネにつながります。

同じ部屋ですごす際も、節電を心がけること。冷暖房の温度を控えめに設定するのは基本ですが、どちらかが「暑い」「寒い」と感じたなら、衣類で調整するなど工夫するようにしましょう。

特に節電を意識したいのは、電気使用量が多い「エアコン」「冷蔵庫」「照明」です。それぞれの節約術は以下のとおりです。

エアコンの節約術

エアコンは必要なときだけつけ、設定温度を調整すること。設定温度は冷房が28℃、暖房が20℃を目安にしましょう。また、サーキュレーターと併用すれば、室内を効率的に冷暖房することが可能。エアコンは稼働初期に大きな電力を使うため、頻繁にオン・オフをしないこともポイントです。

冷蔵庫の節約術

冷蔵庫は食品の傷みに気を付けながら、設定温度を適切に調整してください。庫内には物を詰め込みすぎないことも大切です。料理は熱いうちに入れるのはNG。必ず冷ましてから入れましょう。

照明の節約術

誰もいない部屋の照明をつけっぱなしにしておくことは、電気代のムダに他なりません。こまめにオンオフすることはもちろん、調光タイプの場合は適切な明るさに調整し、省エネを心がけましょう。特に、就寝前は「暗めの部屋で過ごすと入眠効果が高まる」と言われているので、一石二鳥です。

待機電力を減らす

家電の多くは電源をオフにしていても、表示機能やリモコン機能を維持するために待機電力がかかります。家庭における家電の1日での電力消費割合を見ると、待機電力が占める割合は夏で6%、冬で5.5%。これは1日で約24円前後の電気代であり、年間では約8800円前後かかります。

  • 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が示す新電力料金目安単価の31/kWhで試算。

少なくない金額なので、こまめに電源をコンセントから抜くこと。それが面倒なら、スイッチつきの電源タップを使うのも手です。

省エネ家電に買い換える

最近の電化製品は、省エネ性能が進化しています。例えば、白熱電球をLED電球に変えると約86%を電気使用量も削減年間では2,883円も電気代を節約できます。

電力使用量の多いエアコンや冷蔵庫も、昔と比べて格段に省エネ性能が向上。二人で共用する電化製品なら、買い換えの節電効果はいっそう高まるでしょう。

  • 電力量単価は新電力料金目安単価である1kWh31円を使用。点灯時間は2,000時間。消費電力は白熱電球が54W、電球形LEDランプが7.5Wとして算出。

ENEOSでんきがおすすめな方

ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんな方におすすめ!
  • 自分に合った電気料金プランをお探しの方
  • 電気の使用量が多い方
  • Vポイントを貯めている方
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お住まいの郵便番号や現在の契約プランなどを入力し、ENEOSでんきに切り替えた場合に、電気代がどのくらいお得になるのかをチェック!

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電気とガスをセット契約する

電力会社によっては、電気とガスをセットで契約すると、電気代あるいはガス代の割引を受けられます。例えば、ENEOSでんきと都市ガスのセット割なら、電気代が年間1,200円も安くなります

このような割引サービスを活用すれば、手間なく簡単に支出を減らすことが可能。水道光熱費を確実に抑えられるのはうれしいところでしょう。

電力会社・電気料金プランを切り替える

電気代の料金体系は、電力会社・電気料金プランによって異なります。以前とまったく同じ使い方をしているのに、電力会社を変えたら電気代が安くなった……というケースも少なくありません。

生活スタイルにあった電力会社、使用状況に見合ったアンペア数、プランを選ぶことは、節約の基本。中でも、ENEOSでんきは、電気使用量が多い人ほどおトクになる料金体系を採用しています。どうしても家電を使う機会が増えてしまう世帯には、特におすすめです。

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【水道光熱費の節約術】二人暮らしのガス代を抑える方法

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ガスは、キッチンやお風呂への給湯で主に使われています。暖房にガスファンヒーターを使っている人もいるでしょう。空気や水が冷える冬は、どうしても消費量が増えやすくなります。

つまり、ガスの節約は、いかに使用時間を短くするかが鍵。こまめなムダをなくすため、ガス機器と電化製品それぞれの得意分野を活かした使い分けがポイントとなります。

ガス暖房を効率的に使う

ガスファンヒーターは広い空間を素早く暖められ、広めの一間で時間をともにすることが多い二人暮らしに適しています。ただし、ガスファンヒーターはガス代と電気代の両方がかかるため、トータルコストが高くなりやすいのが難点でしょう。 

節約のコツは、部屋が暖まるまでの短時間だけガスファンヒーターを使い、暖まったらエアコンに切り替えること。外出時や就寝時も、早めに電源を切ることを心がけてください。

ENEOS Power 編集部
ENEOS Power
編集部

ガスファンヒーターの設定温度は20℃が目安。もし寒さを感じるようなら、温かい衣類を着るなど、電気やガスだけに頼らないようにすると省エネです。

コンロのガス使用量を減らす

二人暮らしになってから「一人暮らしのときより料理する機会が増えた」という人は少なくないはず。ガスコンロの火を調理器具の鍋底からはみ出さないように調整することも節約術のひとつ。

例えば、水1Lを沸騰させる際の火力を「強」から「中」に替えると、年間のガス代を470円も削減できます

  • 上記の試算は水の温度を20℃程度。13回お湯を沸かした場合を想定しています。

加えて、食材に火が通ったらガスを止め、鍋のフタを閉めて仕上がるのを待つ「保温調理」も節約効果を見込めます。

お湯を使う量を減らす

日常生活で、最もガスを使う場所と言えばお風呂。二人でタイミングを合わせ、追い焚きせずに連続してお風呂に入るようにしましょう。

2時間ほどお風呂に入らず、11回追いだきする場合と比べて、年間7,520円もガス代を抑えられます。

  • お湯の量は200Lで、温度が4.5℃低下した場合で試算。

また、キッチンや洗面台がレバー式混合水栓の場合、必要のないときはお湯を使わないようにすること。無理のない範囲で、水側に切り替えるよう意識してください。

ガス会社・契約プランを切り替える

電力会社だけでなく、20174月からはガス会社も自由に選べるようになりました。現在では、各ガス会社が独自のプランを展開。そのため、利用状況に合ったガス会社・契約プランに切り替えることができれば、大きな節約につながるでしょう。

さらにENEOS都市ガスでは標準プランの他、「床暖プラン」など住宅設備に応じたプランも提供。ENEOSカードでの支払いで、毎月100円ガス代が安くなる割引なども用意しています。ガス代を本当に節約できるか気になるなら、まずは料金シミュレーションで確認ください。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

  • ENEOS都市ガス「床暖プラン」は東京ガスエリアのみで供給。

オール電化を検討する

水道光熱費全体を抑えたいなら、オール電化への切り替え・オール電化住宅への引越しも手です。支払いを電気に一本化することで、光熱費の管理がしやすくなります。電気代が安くなるプランを選ぶことで、さらに賢く節約できるでしょう。

ただし、オール電化用の設備を導入する費用は決して安くありません。オール電化住宅に引っ越せば初期コストを抑えられるかもしれませんが、ライフスタイルによっては光熱費が下がらないこともあり得ます。

オール電化住宅への移行は、長期的なコストを踏まえた上で慎重に検討することが大切です。

ENEOSでんき「オール電化プラン」にも注目!

電気給湯器を利用しているなら「オール電化プラン」に切り替えることで、電気代を節約できるかもしれません。電気給湯器は深夜帯に沸き上げているケースが多くなっています。オール電化プランは、深夜帯の電気料金単価が割安なのが特徴。オール電化住宅でなくても電気給湯器を利用しているなら、切り替えを検討する価値があるでしょう。

  • ENEOSでんきのオール電化プランは、北海道・東北・関東エリアのみの提供となります。

【水道光熱費の節約術】二人暮らしの水道代を抑える方法

使用量が増えると、単価が高くなってしまうこともある水道代。逆に考えると、節水することで大きな節約につながるとも捉えられます。

二人暮らしでは水の使用が増えてしまいがちですが、ちょっとした工夫で節水することが可能です。

水はこまめに止める

歯を磨くとき、髭を剃るときなど、水が必要のないときはこまめに止めること。シャワーも、体を洗うときは水を止めておきましょう。

パートナーが水を流しっぱなしにしていたら注意してあげるなど、お互いに意識づけすることも重要です。

節水アイテムを導入する

節水アイテムを利用するのも、水道代の節約に効果的です。例えば、蛇口に付けるだけで節水になるアイテム、内部の圧力を上げることで少ない水量でも勢いがあるシャワーヘッドなどが使いやすいでしょう。

また、食洗機も節水に有効です。手で洗うより、水の使用量を大幅に抑えられます。購入費用や電気代はかかりますが、洗い物の手間も減るので、よく自炊をするなら導入を検討してみるのも一案です。

洗濯物はまとめて洗う

洗濯物は一人分ずつ分けて洗うより、二人分まとめて洗う方が経済的。まとめ洗いは電気の使用量も減ります。例えば、定格容量6kgの洗濯機で衣類を4割まで入れて洗っているのを、8割まで入れて洗う回数を半分にすると、年間の水道・電気代を4,010円節約可能です。

軽い汚れのときは洗濯機をスピードコースにするなど、衣類の汚れ具合に合わせて洗濯コースを使い分けることも、水道代と電気代の節約になります。

お風呂の水を再利用する

節水の観点からすると、お風呂の残り湯を捨ててしまうのはもったいないところ。二人がお湯に浸かっただけなら、さほど汚れていないケースもあります。洗濯や掃除、観葉植物の水やりなどに使えそうなら、積極的に再利用しましょう。

ただし、再利用をする際はできるだけ早いうちに使うことも重要です。洗濯機では雑菌や汚れが残るリスクがあるため、洗い行程にのみ使用し、すすぎは水道水を使うようにしてください。

二人暮らしの光熱費を見直し、節約を心がけよう

二人暮らしの水道光熱費は概ね19,000円〜22,000円ほど。毎月の請求額が平均より高かった人もいるでしょうが、日頃から節約を心がけることでコストを大きく下げられるでしょう。 

中でも水道光熱費を根本的にコストダウンしたいなら、電力会社・ガス会社の切り替えがおすすめ。ENEOSでんき/都市ガスはまとめて契約するとおトクなので、合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

  • ENEOS都市ガスの供給エリアは、東京ガス(株)・京葉ガス(株)管内です。

著者 ENEOS Power編集部

暮らしの電気とガスの情報サイト「ENEeee!」を運営。エネルギーに関する情報や日々の暮らしに役立つ節約術・豆知識などを発信しています。毎月更新する記事を通じて、わくわくと驚きをお届けします。

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