電力会社の契約や引越し、切り替えなどで必要になるのが「お客様番号」です。とはいえ、いざ入力を求められると「どこを見れば書いてあるのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
お客様番号は契約者ごとに割り当てられる識別番号で、検針票や請求書、マイページなどから簡単に確認できます。
この記事では、お客様番号の調べ方をはじめ、利用シーンやあわせて知っておきたい「供給地点特定番号」についてもわかりやすく解説します。
スムーズな手続きのために、まずは自分の番号を確認しておきましょう。
電気のお客様番号とは?
電気のお客様番号とは、電力会社が契約者ごとに割り当てられた固有の識別番号です。
住所や契約プラン、電気使用量など、電気に関する情報を正確に管理するために設定されており、同姓同名や同一住所の契約を区別する役割を持っています。
契約や引越し、電力会社の切り替え、問い合わせなど、さまざまな手続きで必要になる重要な情報です。桁数は電力会社や契約内容によって異なりますが、10桁程度が一般的です。
手続きをスムーズに進めるためにも、検針票やマイページなどで事前に確認しておきましょう。
お客様番号や供給地点特定番号は、契約者を特定できる情報でもあるため、取り扱いには十分注意しましょう。
電気のお客様番号の調べ方は?
電気のお客様番号は、おもに3つの方法で確認できます。
- WEBサイトのマイページで確認する
- 検針票・請求書・契約書類などで確認する
- カスタマーサポートに問い合わせる
手続きの際に慌てないよう、日ごろから自分の番号をどこで確認できるか把握しておきましょう。
WEBサイトのマイページで確認する
電気のお客様番号は、契約中の電力会社のWEBサイトやアプリ内のマイページにログインすると確認できます。
掲載されている場所は電力会社によって異なりますが、多くの場合、契約者情報や請求額、電気使用量が記載されているあたりを確認してみてください。
電力会社によっては、「お客様番号」以外に「ご契約番号」「電気番号」などと表記されている場合もあります。
検針票・請求書・契約書類などで確認する
電気のお客様番号は、検針票や請求書、契約書類など、電力会社が発行する書類にも記載されています。
検針票の場合は、契約者名や使用した電力量の周辺に書かれているケースがほとんどです。請求書や契約書類の場合は書類の形式によって異なりますが、郵送の場合は宛名付近に記載されていることが多いでしょう。
マイページの場合と同様に「ご契約番号」「電気番号」などと表記されている場合があるため、10桁程度の番号を注意して探してみてください。
カスタマーサポートに問い合わせる
マイページにログインできない場合や、検針票・請求書・契約書類などが手元にない場合には、電力会社のカスタマーサポートに問い合わせましょう。
カスタマーサポートの連絡先は、契約している電力会社の公式サイトやアプリ内、また検針票や請求書などに掲載されています。
問い合わせ方法は、メールや電話、チャット、郵送、窓口(※一部の電力会社)など電力会社によってさまざまです。問い合わせの際、本人確認のために契約者の個人情報が必要となる場合もあります。事前にWEBサイトを確認し、必要なものを確認しておくとスムーズです。
ENEOSでんきでは、さまざまなライフスタイルにフィットする、シンプルでお得な料金プランをご用意しています。電力会社やプランの検討をされたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 自分に合った電気料金プランをお探しの方
- 電気の使用量が多い方
- Vポイントを貯めている方
- ガソリン代をお得にしたい方
お住まいの郵便番号や現在の契約プランなどを入力し、ENEOSでんきに切り替えた場合に、電気代がどのくらいお得になるのかをチェック!
ENEOSでんきのお客様番号の調べ方
ENEOSでんきを例に挙げ、お客様番号の調べ方を見ていきましょう。
まずは、ENEOSでんきの公式サイトにアクセスし、ログインへと進みます。「携帯電話番号」「メールアドレス」「お客さま番号」のいずれかを入力しますが、お客さま番号がわからなくても、登録している「携帯電話番号」または「メールアドレス」でログイン可能です。
ログイン後、「お客さま情報」ページに遷移すると、契約情報が表示されます。表示された情報の最上部に書かれた数字が「お客様番号」です。
また、お客様ページにログインできない場合は、契約開始時に郵送した「ご使用開始のお知らせ」もしくは、ご希望の方に郵送している「電気料金等ご利用明細書」「電気料金等領収書」にもログインID ・ならびにパスワードが記載しています。
携帯電話番号・メールアドレスご登録者のみ
電気のお客様番号の仕組みは?何桁?
電気のお客様番号は、契約の際に自動的に発行されます。桁数は、電力会社ごとに異なり、多くの場合10桁程度です。プランによってお客様番号の桁数が異なる場合もあります。
旧一般電気事業者のお客様番号の桁数と会員ページは次の通りです。
電力会社 | お客様番号の桁数 | 会員ページ |
|---|---|---|
北海道電力 | 10桁または17桁 | |
東北電力 | 17桁 | |
東京電力EP | 10桁または13桁 | |
中部電力ミライズ | 13桁 | |
北陸電力 | 14桁 | |
関西電力 | 14桁 | |
中国電力 | 13桁 | |
四国電力 | 10桁または13桁 | |
九州電力 | 19桁 | |
沖縄電力 | 13桁 |
ここに記載されていない電力会社を利用している場合、電力会社の公式サイトから「よくある質問」を閲覧するとお客様番号の桁数がわかることもあります。
調べてみたものの見つけられない、という場合には、カスタマーサポートに問い合わせましょう。
電気のお客様番号が必要なシーン

電気のお客様番号は、契約者を特定するために使われる大切な情報で、さまざまな手続きの場面で必要になります。
たとえば、契約中の電力会社でアンペア数や料金プランを変更する際、または引越しに伴う解約・契約開始の手続きを行う際には、お客様番号の入力が求められることが多いでしょう。電力会社を乗り換える場合にも、現在の契約を特定するために必要となります。
さらに、一部の電力会社では、お客様番号がマイページのログインIDとして使われている場合もあるため、ログインできないと手続きが滞ることもあります。
こうした場面に備えて、検針票や請求書、マイページなどで自分のお客様番号をあらかじめ把握しておくと安心です。
お客様番号と合わせて把握しておきたい「供給地点特定番号」
電気の契約に関する手続きを行う際は、「お客様番号」とあわせて「供給地点特定番号」も必要になります。
供給地点特定番号とは、電気の供給地点を特定するための22桁の番号で、全国の電力会社で共通して使用されています。
番号の先頭2桁はエリアごとに異なり、たとえば北海道電力は「01」、東北電力は「02」というように地域コードが設定されています。この番号は、電力会社を切り替える際や契約内容を変更する際に必ず必要となるため、あらかじめ確認しておきましょう。
供給地点特定番号も、検針票や請求書、電力会社のマイページなどから確認できます。
お客様番号は、お客さまページから確認しよう!
電気のお客様番号は、契約や電力会社の切り替え時に必ず必要になる番号です。分からない場合は、まず検針票・請求書・契約書類を探しましょう。紙・WEBどちらにも記載されています。
手元に書類がない場合は、電力会社のマイページへログインすれば契約情報欄で確認できます。 ログイン方法がわからない場合はカスタマーサポートに問い合わせましょう。
引越しや電力会社の乗り換えを考えている場合には、事前に確認しておくと手続きをスムーズに進められます。
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