オール電化とは、ガスを使わずにエネルギーをすべて電気でまかなうこと。省エネ性能や安全性の高さから普及が進みました。しかし、電気代が高騰する昨今においては「かえって光熱費が高くなりそう」と感じている人もいるでしょう。
そんな不安を解消すべく、オール電化の電気代について解説。世帯人数別の平均とともに、電気代が高くなるケースや節電術なども紹介します。
オール電化の電気代はどれくらい?世帯人数別の平均をチェック
オール電化はガスの代わりに電気を使うため、電気代そのものは高くなります。では、どれくらいの金額になるのでしょうか?
ここでは、関西電力が発表したオール電化住宅の電気代を世帯人数別に紹介。さらに総務省による「家計調査」の電気+ガス代と比較し、一般住宅の光熱費との差額を試算してみました。
世帯 | オール電化住宅(電気代のみ) | 一般住宅(電気+ガス代) | 差額 |
|---|---|---|---|
一人暮らし | 10,777円 | 8,483円 | +2,294円 |
二人暮らし | 13,406円 | 13,513円 | -107円 |
3人家族 | 14,835円 | 15,585円 | -750円 |
4人家族以上 | 16,533円 | 16,739円 | -206円 |
上記の電気代に燃料費調整額は含んでいません。
関西電力でオール電化プランを利用中の「はぴeみる電」会員データより算出した平均使用量をもとに、「はぴeタイムR」の料金単価を適用して算出しています。
「はぴeみる電」会員データは2020~2021年におけるデータです。
サンプル数は一人暮らしが4,908、2人暮らしが24,100、3人家族が26,163、4人家族以上が55,311です。
オール電化住宅の電気代は一人暮らしの場合、一般住宅の電気+ガス代より高くなっています。しかし、世帯人数が二人以上となると逆転。オール電化住宅の電気代のほうが安くなっています。
ただ、これらは2020~2021年のデータと少し古く、オール電化住宅の電気代には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)が含まれていません。正確な比較ではないため、実際には一般住宅のほうがオール電化住宅よりおトクな可能性もあります。

編集部
オール電化住宅のほうがおトクとは言い切れませんが、設備やライフスタイルによっては光熱費を抑えられるケースもあります。例えば、エコキュートを導入していたり、ガス使用量が多かったりする世帯では節約効果を期待できるでしょう。
季節別の電気+ガス代は?冬のほうが高い?
電気代およびガス代は、季節によって変動します。オール電化の電気代ではありませんが、傾向を確認するため、2024年度における電気+ガス代の平均を世帯別に確認してみましょう。
季節 | 年月 | 一人暮らし | 二人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 | 6人家族以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
冬 | 2025年1~3月期 | 13,236円 | 21,428円 | 24,166円 | 24,248円 | 26,387円 | 27,248円 |
秋 | 2024年10~12月期 | 8,827円 | 14,497円 | 16,618円 | 16,715円 | 18,077円 | 18,909円 |
夏 | 2024年7~9月期 | 8,980円 | 14,221円 | 16,368円 | 16,445円 | 17,747円 | 20,604円 |
春 | 2024年4~6月期 | 8,907円 | 15,066円 | 17,432円 | 17,716円 | 18,902円 | 20,938円 |
二人暮らし以上の世帯の電気代は、月次の金額を平均し、季節別に算出しています。
最も電気+ガス代が高いのは冬で、世帯人数が増えるほど高額でした。他の季節との差額は二人暮らし以上の世帯では6,000〜8,000円もあり、冬は電気・ガス代が高くなることが如実に表れています。
冬は、暖房に加えてお湯の使用量が増えるため、電気代だけでなくガス代も増加。寒さによる光熱費の増加は、世帯人数が多いほど顕著となります。その傾向は、オール電化住宅でも同様でしょうから、冬は電気代が高くなると推測されます。

編集部
世帯人数が多いと冬の光熱費が高くなる主な理由は、部屋が広くなって、暖房の消費電力量が増加するから。人数が多くなった分、使うお湯の量が純増し、ガス代が高くなるのも要因でしょう。
地域別の電気+ガス代は?エリアによって違いがある?
気温によって電気代が変動するとしたら、地域によっても光熱費は変わるのでしょうか?オール電化のデータではありませんが、総世帯の電気+ガス代を地域別にみていきましょう。
地域 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
|---|---|---|---|---|---|
北海道地方 | 14,980円 | 15,184円 | 15,000円 | 13,286円 | 13,748円 |
東北地方 | 15,327円 | 16,685円 | 15,719円 | 13,289円 | 13,904円 |
関東地方 | 14,189円 | 14,802円 | 15,133円 | 12,140円 | 13,055円 |
北陸地方 | 15,668円 | 16,170円 | 16,431円 | 14,180円 | 13,834円 |
東海地方 | 14,543円 | 15,534円 | 15,726円 | 13,434円 | 13,754円 |
近畿地方 | 13,705円 | 14,314円 | 14,743円 | 12,478円 | 12,728円 |
中国地方 | 14,509円 | 15,474円 | 15,884円 | 13,182円 | 13,218円 |
四国地方 | 14,465円 | 14,776円 | 14,544円 | 13,933円 | 13,408円 |
九州地方 | 12,170円 | 12,436円 | 13,912円 | 12,226円 | 12,213円 |
沖縄地方 | 13,723円 | 13,065円 | 13,878円 | 12,462円 | 11,695円 |
電気+ガス代が高いのは、北海道/北陸/東北といった寒冷地。逆に、安いのは九州/沖縄など温暖な地域でした。地域別でも寒いほど光熱費が上がりやすくなるという傾向は明確。そのため、オール電化でも地域によって電気代に差があると考えられます。
なお、最も寒い北海道が北陸/東北より電気・ガス代が低いのは、暖房に灯油ストーブなどを使用する世帯が多いことが理由。実際、総務省の家計調査では、北海道の「他の光熱費」は頭抜けて高くなっています。
オール電化住宅では夜間にお湯を沸かすことが多く、夜間の電力消費量が大きくなる傾向にあります。そのため、多くの電力会社は夜間の電気料金が安くなるオール電化住宅向けのプランを用意しています。
ENEOSでんきでも「オール電化プラン」を提供。地域の大手電力会社と比べても、おトクな料金設定が特徴で、電気代の節約に効果的です。
ENEOSでんきに切り替えるといくらおトクになるのかシミュレーションしてみましょう。
オール電化プランの供給エリアは北海道・東北・関東エリアのみです。
オール電化で電気代が高くなるケースもある

オール電化は光熱費を節約できる可能性がありますが、かえって高くつくこともあります。その主な原因としては、次の3つが挙げられます。
- 原因1:古い家電・設備を使っている
- 原因2:電気料金プランがライフスタイルに合っていない
- 原因3:電気のムダ遣いが多い
原因1:古い家電・設備を使っている
オール電化の電気代が高くなる原因のひとつとして、古い家電・設備を使い続けていることが挙げられます。
実際、省エネ性能が低い初期の機器を導入した家庭で、電気代が月10万円以上になったケースもありました。その内訳を見ると、オール電化住宅が普及し始めた頃の蓄熱暖房機や電気温水器が電気使用量の多くを占めていたのです。
また、古いエコキュートは省エネ性能が低いうえ、設備の劣化や貯湯タンクの汚れによって電気を浪費している恐れがあります。エアコンや冷蔵庫などの生活家電も、古いほど消費電力が大きくなるので注意が必要です。
原因2:電気料金プランがライフスタイルに合っていない
電気料金プランがライフスタイルに合っていないことも、オール電化の電気代が高くなる一因でしょう。
ガスの代わりに電気を使うオール電化は、一般住宅より電気使用量が大きくなりがち。お湯を沸かすことが多い夜間は、特に電気を多く使う傾向にあります。使用量や使用時間を考慮せずにプランを契約していると、かえって電気代が高くつく場合も少なくありません。
また、テレワークで在宅時間が長くなったり、家族が増えたりするなどライフスタイル自体が変化することで、利用中のプランと合わなくなる可能性も。つまり、電気料金プランは契約する時だけでなく、生活の変化に合わせて定期的に見直す必要があるのです。

ENEOSでんきは、地域の電力会社と比較すると電力量料金単価が割安に設定されています。電気使用量が多い家庭ほどお得に利用できるプランです。いくらお得になるか電気料金シミュレーションで確認しましょう!
原因3:電気のムダ遣いが多い
オール電化でも、電気のムダ遣いが多いと電気代を押し上げる要因です。
照明を点けっぱなしにしていたり、電気ケトルでお湯を必要以上に沸かしたりするなど、日常の習慣が積み重なると電気使用量が増加。特に、消費電力の大きいエアコンや乾燥機などを多用しすぎると、電気代が一気に跳ね上がります。
さらに、家電の使い方が非効率的だと要注意。例えば、家族4人が別々の部屋でエアコンや照明を使用していたら、想像以上に請求額が膨らむかもしれません。
オール電化の電気代を節約する方法
オール電化の電気代を節約する方法を解説します。オール電化を導入済みにせよ、導入を検討中にせよ、電気代が気になるなら必見です。
オール電化向け電気料金プランに切り替える
電力会社によっては、オール電化向けの電気料金プランを提供しています。エコキュートなど夜間に電気を多く使用する設備がある家庭を想定しており、夜間の電力量料金単価が安く設定されているのが魅力です。
ただ、オール電化向けと一口に言っても、料金設定はさまざま。電力会社によっては加入条件があることも。だからこそ、自分のライフスタイルに合った電気料金プランを選ぶことが大切です。
ENEOSでんきの「オール電化プラン」は、基本料金も電力量料金単価も地域の大手電力会社より割安。提供エリアの北海道電力/東北電力/東京電力エリアにお住まいなら、ぜひ注目ください。
家電を使う時間を調整する
家電を使う時間を調整するのも、オール電化の電気代を抑える方法の一つです。
オール電化向けの電気料金プランを契約しているなら、可能な範囲で電力量料金単価が安い夜間に使うとおトク。太陽光発電システムを導入しているなら、電気を作っている日中に使うのが効率的です。
時間帯別に家電を使い分ける際は、家電のタイマー機能を活用すると無理なく調整できるはずです。

編集部
洗濯機など音が出る家電を夜間に使う際は、近所迷惑にならないように気をつけてください。
家電や設備を効率的に使う
電気使用量が大きくなるオール電化だからこそ、家電や設備を効率的に使うことは大切です。節電の基本は電源をこまめに切ること。家族全員ができるだけ同じ部屋で過ごすことも、エアコンや照明の使用を集約できるので、節約につながります。
主な家電や設備の節約術は次のとおり。これらは実践することで、電気代をグッと抑えることができるでしょう。
家電 | 主な節約術 |
|---|---|
エアコン | ・設定温度は冷房が28℃、暖房が20℃を目安にする |
冷蔵庫 | ・冷蔵庫の設定温度を抑える |
照明 | ・こまめに掃除する |
電子レンジ | ・食品は間隔を空けて庫内に置く |
エコキュート | ・沸き上げは節約/省エネモードに設定する |
省エネな家電・設備に買い替える
省エネな家電・設備に買い替えることは、電気代の節約に直結します。特に、現在古い家電を使っているなら、大きな効果を期待できるでしょう。当然、購入費用コストはかかりますが、長期的にみるとおトクになる可能性もあります。
例えば、今どきの冷蔵庫は10年前の約28〜35%も省エネ。エアコンも10年前と比べて約15%、温水洗浄便座も約8%も消費電力量が少なくなっています。
エコキュートの導入も有効です。パナソニックの試算では、エコキュートの電気代は電気温水器と比べると1/4〜1/3程度。年間の電気代でみると、東京電力エリアなら、電気温水器が15万7,200円、エコキュートが3万7,200円と、10万円以上の差がありました。

編集部
紹介した内容はあくまで一例であり、同じような節約効果を得られない場合があります。とはいえ、古い家電や設備ほど電気代が高くなるのは確か。長年使っているなら、使い勝手や安全性も踏まえて、買い替えを検討するのも一案です。
オール電化の主なメリット

ここからは、オール電化の主なメリットを5つ紹介します。導入を検討しているなら要チェックです。
- ガス代がかからない
- キッチンが掃除しやすい
- 火災が起こるリスクが減る
- 災害対策になる
- 補助金を利用できることもある
ガス代がかからない
ガス代がかからないことは、オール電化の大きなメリットです。エコキュートはガス給湯器より省エネ性能が高く、ガスの基本料金や原料費調整も不要。ガスの代わりに電気を使っているので、電気代はやや高くなるものの、光熱費全体は抑えやすくなります。
さらに、電気とガスの支払いを一本化できるため、光熱費の管理もラクになるはず。総合的に見ると、十分な節約効果が見込めます。
キッチンが掃除しやすい
キッチンが掃除しやすいことも、オール電化の利点です。ガスコンロは、点火装置や五徳などの形状が複雑で汚れが溜まりやすいのが難点。しかし、IHクッキングヒーターは平面的で、お手入れがしやすくなっています。
衛生的にキッチンを使えるだけでなく、汚れによる経年劣化を防止できるのもポイントでしょう。
火災が起こるリスクが減る
オール電化のメリットの一つには、火災が起こるリスクが減ることも挙げられます。オール電化ではガスを使わないので、調理中の引火事故やガス漏れによる火災の心配がありません。
もちろん、オール電化でも空焚き・漏電などによる火災のリスクはありますが、コンロなどで火を直接扱う一般住宅と比べると安全性は高め。特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、うれしいところでしょう。
災害対策になる
オール電化の導入は、災害対策になるのもポイントです。
電気はガスよりも復旧が早いとされています。内閣府の想定では、東京湾北部で大地震が起こった際の復旧目標日数は電気が6日、ガス(都市ガス)が55日。つまり、エネルギー源が電気のオール電化住宅は、一般住宅より生活を再建しやすいと言えます。
さらに、太陽光発電を備えていれば、停電中に自家発電で電気を使用可能。照明や冷蔵庫などを稼働させられるのは安心材料でしょう。エコキュートも貯湯タンクの水を生活用水として利用できるため、断水時の備えになります。
補助金を利用できることもある
オール電化を導入する際には、補助金を利用できることもあります。
例えば、経済産業省資源エネルギー庁がおこなっている「給湯省エネ2025事業」では、新築住宅の購入および住宅のリフォーム時に、エコキュート/ハイブリッド給湯機/エネファームのいずれかを導入すると補助金がもらえます。
国が定める断熱・省エネ性能および設備の基準を満たす「ZEH住宅」を購入する場合なども、補助金を活用可能。このZEH補助金では、蓄電システムや太陽光を活用した「おひさまエコキュート」などを導入すると追加交付を受けられます。
また、太陽光発電システムや高効率給湯器などの導入に対して、独自に補助金を用意している自治体も少なくありません。オール電化への移行や、設備の拡充を検討しているなら、自分が利用できる補助金がないか確認しましょう。
補助金の情報は、2025年10月時点のものです。

編集部
要件を満たせなかったり、申請が締め切られていたりしても、補助金は毎年見直されるので、随時チェックしてみてください。
オール電化の主なデメリット
続いて、オール電化の主なデメリットを4つ紹介します。メリットと合わせて覚えておきましょう。
- 電気代自体は高くなる
- 初期費用がかかる
- 停電時に火が使えない
- 調理器具が制限される
電気代は高くなる
ガス代がなくなっても電気代が高くなることは、オール電化の代表的なデメリットです。
調理や給湯など、すべてを電気でまかなうため、冬場は使用量が急増。そうすると電力量料金だけでなく、燃料費調整額や再エネ賦課金も高くなります。結果、電気代が想像以上に高額となる可能性があります。
また、オール電化向けの料金プランでは、日中の電気使用量が多いと割高になるケースも。省エネ性能の低い設備を使っている場合は、かえって光熱費が高くつくかもしれません。
ENEOSでんきでは、一般家庭向けやオール電化住宅向けなど、ライフスタイルに合った豊富な電気料金プランをご用意しています。電気を切り替えると電気代がいくらお得になるのかシミュレーションしてみましょう!
初期費用がかかる
オール電化住宅に移行するには、少なくない初期費用がかかります。エコキュートやIHクッキングヒーターの購入費用で数十万円、床暖房や太陽光発電なども導入するなら100万円を超えることも珍しくありません。
実際ダイキンでは、エコキュートの導入費用は3人~5人向けの370Lなら60万~70万円未満、4人~7人向けの460Lなら60万円~80万円未満が目安としています。
機器代金と工事代金を含めた、1セットあたりの金額です。
もちろん、手頃なモデルを選んだり、補助金を活用したりすれば初期費用を抑えることも可能です。しかし、それでも相応の費用が必要となる点は、デメリットと言えるでしょう。
停電時に火が使えない
停電時に火が使えないのも、オール電化のネック。停電中でも、一般住宅ならガスによって料理や湯沸かしができますが、オール電化住宅では不可能です。
電気とガスの一本化はメリットでもありますが、電気が止まると日常生活に大きな制限がかかるという弊害があることは覚えておきましょう。
調理器具が制限される
オール電化住宅ではキッチンにIHクッキングヒーター・コンロが用いられるため、調理器具が制限されます。IHクッキングヒーター・コンロは磁力で鍋底を直接加熱する仕組みです。ガスコンロとは加熱の仕方が異なり、IH対応のフライパンや鍋しか使えません。
特に、土鍋や陶磁器(セラミックス)の調理器具は要注意。さまざまな素材に対応する「オールメタル対応ヒーター」でも使用は禁物です。IHで使えると表示されていても、土鍋や陶磁器は使わないようにしましょう。

編集部
底が反っていたり、丸かったりする鍋はIHクッキングヒーター・コンロでは使えません。また、鍋の重さや形によっては、自動的に火力が弱くなることがあるのも留意しておきましょう。
オール電化に関するよくある質問
最後に、オール電化に関するよくある質問について回答します。こちらも、ぜひ参考にしてください。
Q.オール電化の設備は?
オール電化の主な設備は以下のとおりです。
- エコキュート
- 電気温水器
- IHクッキングヒーター
- 電気式床暖房
- 蓄熱暖房機
- 太陽光発電システム
エコキュートと電気温水器は、どちらもお湯を沸かす設備ですが、その方式は異なります。エコキュートは、エアコンでも用いられている「ヒートポンプ技術」によって、空気の熱を利用しながら水を加熱。電気温水器は、電気ヒーターで直接お湯を沸かします。
エコキュートのほうが省エネなことだけでなく、電気温水器とは別物である点も覚えておきましょう。
Q.オール電化向け電気料金プラン以外を選んでも良い?
もちろん、問題ありません。ライフスタイルによってはオール電化向けの電気料金プランよりも、一般的なプランのほうがおトクとなるケースもあります。特に、昼に家電を多く使う場合や、電気使用量自体が大きい場合は一考の余地があるでしょう。
例えば、昼夜問わず電気を多く使う人にはENEOSでんきの「Vプラン」がもってこい。地域の電力会社の「従量電灯B」に相当するプランと比べ、電気使用量が多いほど割安となる料金設定が特徴です。
前述したとおり、ENEOSでんきではオール電化プランも用意しています。料金シミュレーションを試す際は、どちらのプランが電気代を節約できるか比較してみてください。
オール電化プランの供給エリアは北海道・東北・関東エリアのみです。
オール電化住宅の電気代節約は電気料金プランが重要
オール電化住宅の電気代は、ライフスタイルや設備によって大きく変動します。省エネな設備を導入し、適切な電気料金プランを利用すれば、一般住宅よりも光熱費を節約できるでしょう。
それは逆に言うと、オール電化住宅で電気代を抑えるには電気料金プラン選びが大切ということ。料金設定の安さだけでなく、ライフスタイルに合ったプランを選ぶことがポイントとなります。
ENEOSでんきでは通常のVプランのほか、オール電化プランや自家消費応援プランなども用意。お客さまのニーズに合った、おトクな電気料金プランをそろえています。どれくらい節約できるかは、ぜひ料金シミュレーションでご確認ください。
オール電化プランの供給エリアは北海道・東北・関東エリアのみです。
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